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7.アンチ・ドーピング新ルール   令和5年国体本大会から始まります

ハーイ、どうも😊
今回もSPヤマトの「アンチ・ドーピング講座」へようこそ!

2022年度国民体育大会に向けたアンチ・ドーピング情報提供会   ~クリーンでフェアな国体のために~

上記研修会で勉強させていただいたことを、ちょっぴり紹介させていただきます。
っていうか、言い方次第ではコピーとかパクリとか言ったりもしますが、情報共有は悪いことではないと思いますので、情報発信しちゃいます。

まず最初に、令和2年(2020年)、(令和3年)2021年と2年連続で開催が見送られた夏の国体本大会ですが、本年令和4年(2022年)の栃木国体は予定通り本年10月に開催される見込みです。

また、来年令和5年(2023年)は特別国民体育大会として(令和2年に開催される予定だった)鹿児島県で行われる予定です。

もちろん年明けの青森・岩手の冬季大会も予定通り開催の予定です。なお、本年冬季大会はすでに1月2月無事終了しています。

さて、ここからが「SPヤマト」の中高生にもわかりやすい「アンチ・ドーピング」の本題になりますが、今回は中高生アスリート本人よりも、指導者や保護者の方に知っていただきたい内容となっています。

実は、新しいルールというか方針がありまして、WADAでは、「2021Code/教育に関する国際基準」というルールが2021年1月1日に発効しました。

(WADA:World Anti-Doping Agency 世界アンチ・ドーピング機構)

その中に、「競技者のアンチ・ドーピングに関する最初の経験は、ドーピング・コン トロールではなく、教育を通じて行われるべきである」と記載があり、わが国でもその履行に向けた戦略計画が立てられました。

これにより、ドーピング検査の対象になる前に、必ずアンチ・ドーピングの教育を受けさせなければならない=国体に出る前に必ずアンチ・ドーピングの教育履歴を確認する必要ができた ということになります。


つまり国体にエントリーする前までに必ずアンチ・ドーピングについて勉強しておくことが必要になったということです。

しかも、アスリート本人はもちろん、監督、コーチ、スポーツドクター、 アスレティックトレーナー及び保護者(アスリートが18歳未満の場合)までが、国体出場エントリーする1年以内に最新のアンチ・ドーピングに関する教育を受け、その教育履歴を提出する必要があります。

万一、教育を受講していない場合は資格違反に問われ、出場できなくなります。

本年令和4年本大会(栃木国体)、冬季大会(青森県・岩手県)までは、努力義務であり完全実施は求められていませんが、令和5年鹿児島国体からは完全義務化・必須条件になりますので、早めに教育を受講してしっかり準備をしておきましょう。

もちろん、「ドーピング検査」は国体以外の競技会でも行われますし、競技会(時)以外にも行われます。

いずれにせよ早めに「アンチ・ドーピング」の教育プログラムを受講しておいた方がいいでしょう。

この教育に関する方針は、当初国体出場アスリート等から適応になりますが、徐々に対象がそれ以外のアスリートや指導者にも広がっていきます。

このように、今後はさらに「アンチ・ドーピング」に関する学習が必要になってくることは間違いありません。

普段から、本欄で勉強しているあなたが「ドーピング違反」になることはないと思いますが、まだ「アンチ・ドーピング」のことをよくわかっていないアスリートがいたらぜひ「SPヤマト」の記事をお勧めしてくださいね。

ただ、残念ながらあなたが個人的に本欄を閲覧しても、公式のアンチ・ドーピング教育履歴としては認められません。当たり前ですね・・・

「SPヤマト」はさっそく今夜、アスレティックトレーナーさん向けのオンラインセミナーで上記の内容をお話しさせていただきます。

このように、アスリート本人だけでなく、皆さんを支える我々スポーツファーマシストや指導者・スタッフも日々新しい知識を勉強しています。

「SPヤマト」はこれまでに都道府県体育協会や都道府県競技団体主催のアンチ・ドーピング研修会・講習会をはじめ講師の経験多数ですので、必要があればいつでもお手伝いさせていただきます。ご依頼はお早めにお願いいたします。


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