東京国際ユース(U-14)サッカー大会スパーズ選手紹介

タイトルの大会にU14スパーズを観戦しに行ってきました。

2回目のnoteは選手紹介をしたいと思います。

残念ながら写真は撮っていないので顔写真はありませんが、そのうちU18とかに上がってきたら確認して頂きたいと思います。

一応リストはこちら。

http://www.tokyo-u14.com/pdf/team/member_tottenham.pdf



背番号1・・・L.Gunter

正GK。セービング、キャッチング、キック、全てのレベルが高かった。上背もありかなり安定感が高く、何度もチームのピンチを救っていた。あまりにもピンチが多くてDFラインにブチ切れるシーンもあった。あえてウィークポイントを挙げるとしたら飛び出しのタイミングが中途半端な時があることくらいか。スパーズユースGKにしては珍しく万能なタイプで今後にかなり期待できるであろう。

背番号2・・・M.King

右サイドバックとしてよく試合に出場してはいたが、あまり印象に残らないほどレベルが高くなかった。攻守にわたり存在感を示せなかった。

背番号3・・・J.Meghoma

とても小さな左SB。こちらの選手も余りインパクトを残せなかった。プレーを見ている感じではCBやGKからパスをもらった後に楔のパスはあまり意識せず、外に張っているSHにパスを出すことを意識していた。もう少し色んな方向にパスを出せるようになるか、前への推進力が欲しい。

背番号4・・・A.Piesold

左利きのCH。低い位置からドリブルで運んでいく。あんまり派手なプレーは見せたりはしないが、気の利いたポジショニングでチームを助けていた。ドリブルで運ぶ方向も良く、チームに落ち着きを与えていた。

背番号5・・・A.Dorrington

大型のCB。基本的に相方のCBが小さいので凸凹CBコンビを組んでいる。自身の身長は大きいのだが、競り合いでは相方のほうを狙われてしまうのでなかなかその身長を活かせなかった。いざ競り合いになると強いのだが。大型ではあるがドリブルで前へと運べるほど足元の技術にも自信がある。大きいフォイスというような印象を受けた。スパーズユースでもタンガンガのようにドリブルで持ち上がれる選手はいるが、それとはまた違ったタッチをしていた。スパーズユースCBでも珍しいタイプだと思う。

背番号6・・・Z.Simons

小さいほうのCB。しかし守備時に見せる球際での予測能力は高く、ギリギリでボールだけにタックルをし、シュートを防ぐ場面がよく見られた。特に最終戦のパリ選抜との試合では相手のCFが大柄で体格では圧倒的に負けていたが、守備センスの高さで自由にプレーさせなかった。フィジカル能力が身につくと化けるかもしれない。

背番号7・・・H.Sander

本職は右SHだと思われるが、たまに右SBもさせられていた。SHでのプレースタイルは相手を縦にドリブルで抜いていくというもの。しかしタッチライン際までは突破できていなかったので味方を上手く使いながらプレーしていた。スピードがもう少しあればいいのだが。

背番号8・・・G.Abbott

こちらも右SHの選手。サンダーが居ない時はこちらの選手が出場するという感じ。後半からの投入が多かった。サンダーとは異なりこちらは運ぶドルブルをするタイプ。無理に仕掛けたりせず堅実なプレーを披露していた。

背番号9・・・j.Donley

明らかに適正ポジションはCFだと思われるが、させられるポジションはトップから中盤の底まで中央全てだった。グループリーグ3試合目では前線に小さい10番Bloxhamと11番Owenを残してトップ下のようなポジションをして前線に収め所が無い上にDonleyは大柄な体格を活かせないという謎システムだった。自身の強みは1列目から下がって受けてキープしてからボールを逆サイドに展開するという近年ケインが見せているようなプレー。Dorrington同様大柄だが足元の技術はしっかりしている。そしてFKが上手く、最終戦では見事な直接FKを決めていた。レフティなのも特徴。

10番・・・T.Bloxham

身長は小さいが、サッカーをすることに関してはチームでダントツに上手く、かなりの天才だった。上述のようにGL3試合目にはトップで使われていたが、他の試合ではSHやIHをこなしていてそちらのほうがいいプレーを見せていた。中盤で受けてタメを作れ、全くボールを奪われないのでチームで一番の預け所となっていた。ただボールを取られないだけでなく、キープした後には空いているスペースへ正確なボールを出していた。前からのプレスも剥がしていたので攻撃では欠かせないピースだった。身長を理由に切られないことを祈る。

11番・・・R.Owen

Bloxhamと同じようなタッチでドリブルをする。しかしポジションは少し高めでSHからWGをこなす。こちらの選手もドリブルでプレス突破やキープをすることでチーム全体が押しあがる時間を作っていた。また、ファーストタッチがとてもよく、いい所にトラップしてから相手を抜いていた。最後の試合でレイトタックルをくらってしまい負傷交代してしまったのが非常に残念。彼も身長が小さかったが、才能を見せつけていた。

12番・・・L.Black

中盤でフィルタ役をこなしていた。スパーズユースには珍しく、守備が上手く、DFラインの前で攻撃を遅らせたりボールを奪ったりできる選手であった。特に良いと感じたのは敵の後ろからでも足を出してボールだけにアプローチをするプレー。小さいながらもその守備センスでチームに貢献できていた。また、運動量もありスパーズを応援する者としていい例えをしているかどうかは分からないが、チェルシーのカンテのようなプレースタイルをしていた。

背番号13・・・C.Bloedorn

年代にもよるだろうが、少し小さめな控えGK。最終戦に出場していた。GK本来の能力は申し分なかったが、キックが飛ばなすぎるのが見ていてかなりハラハラさせられた。失点シーンはどうしようもなかったので彼のせいではない。恐らくだが年齢はGunterより1つ下だと思う。

背番号14・・・O.Irow

かなり出場機会自体は多かったのだがあまり印象に残るプレーをしていなかった。WGやSHの選手だったが、縦にドリブルで勝負するタイプではなく、一度貰ってからリターンパスや他の選手に叩いてから裏に抜けてボールを貰いなおすプレーをよくしていた。ボールの扱いに関しては上手かった。

背番号15・・・G.H.Willhoft-King

中国人の選手。しかし純粋な中国人には見えなかったのでハーフやクウォーターなのだろうか。左SBとCHをこなしていた。どちらかというとSBのほうが向いていると思われる。その理由はCHでプレーした時の持ち方が良くなかったから。SBやCBからボールを引き出すポジショニングは良かったのだが、その後余りにもボールが来るのを待ってから前を向うとするのでそこでプレスをされてボールを奪われる場面が散見していた。レフティでセットプレーも蹴るほどキックはいいのでSBから試合をコントロールしてほしい。

背番号16・・・Z.Nelson

控えのCFの選手。Donleyとは異なり大型ではない。しかし身長の割には相手を背負ってプレーすることができ、味方から楔のパスを貰ってキープすることができていた。また、スパーズユースには珍しくラインブレイクをすることができ、途中投入で試合の流れを変えることもあった。

以上。全員がもっと上のカテゴリに上がってくることを祈っている。


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