どこよりも早い20/21シーズントッテナム1stイヤーアカデミー選手紹介

こんにちは、spurs_youthです。今回はスパーズに限らずどこよりも早い1stイヤーアカデミー選手の紹介ブログを書いて行こうと思います。

①Aaron Maguire(ハリー・マグワイア)

ポジション:GK

19/20シーズンの12月に初めて年代別のイングランド代表に召集されました。それまではずっと年代別のアイルランド代表に召集されていました。私が観ている感じでは、シュートストップ、飛び出し、キャッチングそれぞれ何でも高いレベルでできる万能GKおいう印象があります。足元の技術は普通くらいだと思いますが。スパーズユースGKはそれぞれの世代にレベルの高い選手が揃っていますが、どこまで割り込んでいくことができるでしょうか。

②Adam Hayton(アダム・ヘイトン)

ポジション:GK

こちらの選手のポジションもGK。スパーズユースは基本的には1世代にGKを2名所属させていますね。多い時は3名所属している時もありますが。
この選手の特徴は利き足が左足であること、そしてスパーズユースGKには珍しく、キックの精度が高いということでしょう。私が視聴した試合ではよくロングレンジの味方にボールを届けていたことが印象的です。
また、飛び出しのタイミングがいいと思っています。恐らくMaguireの控えという立ち位置からのスタートになるでしょうが、頑張って貰いたいです。

③Jordan Hackett-Valton(ジョーダン・ハケット=ヴァルトン)

ポジション:CB、LB

左利きのCB兼LB。体格がしっかりしていて、年代別のイングランド代表の常連の選手。キープ力が高く、ゴリゴリとサイドから運んだり、CBとしてドライブすることもできます。プレースタイルとしては、トップチームのヤン・ヴェルトンゲンをほんの少しだけサイドでのプレー寄りに変えた感じです。左利きのCBとしてはルイス・ビンクスが有望視されていましたが、移籍してしまったので、彼には期待してしまいます。

④Jez Davies(ジェズ・デイビス)

ポジション:RB、CH、RW

まず最初に、私は彼のプレーを見たことがありません。なので、情報がかなり少ないです。ポジションは表記の通り、ポリバレントで複数の役割をこなすことができるようです。CHと記載していますが、守備的な役割もこなせるようです。

⑤Khalon Haysman(カーロン・ヘイズマン)

ポジション:CB、CH、LW

この選手も複数のポジションをこなすことができます。しかし私がプレーを見た感想としては、攻撃的なポジションよりも守備的なポジションのほうが得意なのかな、と感じます。ミドルシュートでゴールを奪うようなこともしていますが、攻撃時に創造性を発揮したり、ドリブルが得意なようにも思えないので、どちらかというと、CHで守備的にプレーしつつ、チャンスの時には攻撃に参加してミドルシュートを撃つというのがいいのかなと思います。スパーズユースには守備が得意なタイプのCHが少ないので、その役割に期待しています。

⑥Oliver Turner(オリバー・ターナー)

ポジション:CH

Haysmanと異なりこちらの選手は同じCHでも攻撃的な選手。ボールを扱うのが上手く、視野が広いです。ショートパスでゲームを作りつつも、ロングレンジのパスも狙えるので、アンカータイプの選手のように思います。スパーズユースにはロングレンジのパスを得意としているタイプの選手は少ないので、ボールを大きく動かすプレーに期待です。

⑦Renaldo Torraj(レナルド・トライ)

ポジション:RW、LW

スパーズユースでは初めて見るアルバニア人のプレーヤーです。年代別のアルバニア代表経験者で、最近のヨーロッパの年代別の大会にアルバニア代表が参加している時も召集さされていました。かなり小柄な選手で、スピードもそこまである訳ではありませんが、タイミングのよいドリブルで相手選手を抜いていくことができます。彼を指導していたコーチも、頭がいいと評していました。体格で言えば、歴代のスパーズユースでもかなり不利なほうだと思いますが、それでも代表に召集され、スパーズでもこの年代まで生き残っていることは、プレーの質の高さの証明にもなると思います。

⑧Roshaun Mathurin(ロシャウン・マスリン)

ポジション:RW、LW

先輩のベネットにも劣らないドリブルとミドルレンジからのシュートを兼ね備えたスパーズユースでもトップレベルの質のウィンガーです。また、セットプレーで直接ゴールを狙うこともできます。特にドリブルの能力は高く、フィジカルを活かしたチェンジオブペースでの突破、足元のフェイントを使った突破の両方をすることができます。しかしドリブル一辺倒ではなく、きちんとパスやシュートをせんたくできるところが良いです。

⑨Dante Cassanova(ダンテ・キャサノヴァ)

ポジション:OH

得点力の高いトップ下の選手で、今シーズンはU16のカテゴリでゴールを量産していました。トップ下ですが、相手の守備ブロックを動かすパスや、ラストパスを得意とするタイプではなく、フィジカルの強さと、シュートの上手さで活躍するタイプの選手です。私が観た試合ではそこまで活躍していませんでしたが、フィジカルが強いながらも脳筋ではない選手だと感じました。

⑩Dane Scarlett(デイン・スカーレット)

ポジション:CF

スパーズユースにはトロイ・パロットというCFが居ますが、Dane Scarlettも非常に良いCFです。20/21シーズンよりU18のチームに加わりますが、2シーズン前からこのカテゴリの試合に出場経験があります。また、年代別のイングランド代表の常連であり、とても才能が認められている選手です。U16カテゴリではキャプテンを務めており、キャプテンシーにも期待ができるのではないでしょうか。パロットは何でもできるタイプのCFですが、点に直結する所謂ストライカーとしての動きはScarlettのほうが長けている印象です。

以上が20/21シーズンに1stイヤーアカデミーに昇格してくる選手の紹介です。この世代はかなり粒ぞろいという印象がありますが、その中でもJordan Hackett-Valton、Roshaun Mathurin、Dante Cassanova、Dane Scarlettの4人は既にU18カテゴリの試合に出場しており、かなり評価されているという印象です。ユースリーグのスカッドにも登録されていましたし。

それでは。

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