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季節の傾向と対策

日本はそろそろ暖かくなってきましたね。こちらは絶賛冬に突入です。今日はこれまでに体験したNZの四季についてお話。

私がNZに来たのは昨年の9月。冬の終わり~春にかかる季節だったが、北海道出身の私としては、革ジャンくらいでいっか、などとかなり侮っていた。着いてすぐの感想は、とにかく寒い。雪がないだけで冬ジャン!!甘く見ていた自分を呪いつつ、ヒートテックにウルトラダウン、ストールをぐるぐる巻きにして武装したのを覚えている。

9月~11月、春は、日中お日様がでていれば暖かいが(というか直接肌が焙られているような感覚)、まあとにかく曇り雨が多い。ブラジル出身の友達は、私はお日様ガールなのに!このままじゃ私が私じゃなくなる!お日様が恋しい!とよく嘆いていた。私でさえ晴れの日が恋しかったので、太陽の国から来た彼女からすればなおさらだったのだろう。

一日の中に四季があるとはよく言ったもので、さっきまで豪雨だったのに次の瞬間お日様が顔を出しているということが本当によくある。

こちらに来る機会がある方がいらっしゃれば、ぜひお伝えしておきたいのは、NZは雨に加えて風がスーパー強いこと。安い折りたたみ傘なんて一瞬で大破する。かといって何も装備をしていないとびしょ濡れになること必須なので、小さく折りたためるレインコートを常にカバンの中に携帯することを強くお勧めする。また、道を歩いている際に豪雨になった場合、無理に走って目的地まで急ぐのではなく、雨宿り先を見つけて少し待ってみたほうがよい(オークランドの街中は屋根のある道がたくさんある)。たいていの場合はすぐに雨は止む、もしくは弱まるので、豪雨の中歩き続けることは得策ではない。

12月~2月、夏の間は本当に晴れの日が多く、湿気のないすがすがしい暖かさ。ビーチでのんびり過ごしてフィッシュ&チップスを食べる。みんなどこかホリデー気分で気持ちも明るくなる。虫が多いくらいで、文句の言いようのない季節。

快適な季節はあっという間に過ぎ、3月~5月、秋。ここで気になったのは隙間風。もちろん建物の築年数などで変わると思うが、高確率でドアには隙間があり、室内にいて窓やドアを開けていなくても風の流れを感じ肌寒い。恐ろしいことに外とあまり気温差がなかったりする。

おすすめの対策は、Door snakeの設置。うまいこと隙間をブロックしてくれ、さらに換気の際にドアストッパーとしても使用できる。

こんな感じ↓↓ちょっとかわいい。

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6月、いよいよ本格的な冬が始まる。今のところ見つけた冬のお楽しみポイントは暖炉。炎に癒されるし、木の燻された香りは薫製好きの私にとっては食欲をかきたてられる良いにおい。お部屋は十分温まるし、みんなで暖炉を囲んでお話しするのは映画のワンシーンのようでわくわく。管理が大変そうなのと、薫製のにおいが髪や服についてしまうところが玉に瑕だが。

初めて迎えるNZの冬、日本との違いを感じつつ、楽しんで乗り越えられるようがんばります!

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