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実家で起こったほんのり怖い怪現象 2【ラップ現象】

実家は山の麓にあり、家の周囲には田んぼと山が広がる田舎です。
うちは江戸時代から続く農家で、子供のころから家というか土地に様々な念のようなものが残っているように感じていました。
そんなに怖い話でもないと思いますが、これまでの経験を晒してみようかと思います。暇潰しにどうぞ。

過去のノートはこちら
実家で起こったほんのり怖い怪現象1

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【ラップ現象】

私が住んでいた母屋は昭和初期に建て替えられた家で、大工をやっていた祖父が、持山の木を伐採して建てました。

まあまあ古い家なので「家鳴り」は時々ありました。
温度や湿度が原因で柱がきしんで音が鳴るやつです。
家鳴りの場合は、1度だけ、または、2度「ピシッ」「パシッ」と鳴ります。
この場合は「あぁ。家鳴りだな」と思うだけです。

ですが、明らかに家鳴りとは違う、1度に何度も続けて鳴るラップ現象も、年に何度かありました。
必ず夜中、私たちが寝静まった頃合いを見計らったように鳴ります。

家鳴りの場合は、たいてい大黒柱付近で音が鳴っているのですが、ラップ現象の場合はどこで鳴っているのか判別できません。
どこかの柱か梁で鳴ってるはずだと、音の場所を方向だけでも探ろうと耳を澄ませるのですが、よく分からないのです。

ですが、1度だけ、はっきりと場所が特定できたことがありました。

私はいつもの通り、夜2階にある自分の部屋のベッドで寝ていました。
確か、夜中に何かの音で目が覚めたんだと思います。

「家鳴りかな…いや、、ラップ現象だ。」

「ピシッ‥‥パシッ‥‥‥パツッ‥‥。パンッ!」

いつもより大きな音で鳴っていたため、音の場所がすぐに分かりました。
部屋の天井裏やドアの向こうの廊下、隣部屋の空間など、私の部屋を取り囲むように鳴っていました。

両親は1階にあるそれぞれの部屋で寝ており、2階にいるのは私だけ。
この時はもう怖くて怖くて、布団をかぶって音が早く鳴りやむのを願っていました。

どのくらいラップ現象が続いていたのかは覚えてません。
目を開けると朝になっていたので安堵した覚えがあります。

通常のラップ現象の時は、どこかで音が鳴るだけなので怖くはありませんでしたが、この時は自分を取り囲むように音が鳴っていたため、怖くて仕方がありませんでした。


それ以降もラップ現象はよくあったので、あの夜の怖さを引きずる事はなく、夜にあの音を聞いても「あぁ、またか」と思う程度でした。

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実家では、ラップ現象よりも頻繁に起こっていた「ある現象」があります。
そのお話はまた次回に。

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会社で働くウェブクリエイターのエンディングノート的創作活動の跡です。過去に書いたものも含め公開していきます。 日常をとりまく様々な事についていろいろと書いてます。
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