ホロライブ・オルタナティブの考察と妄想

ホロライブ・オルタナティブのフルPVが公開されました。

https://www.youtube.com/watch?v=3RxlzJWWzdY

VTuberグループ「ホロライブ」の異世界創造プロジェクトと銘打って、ホロライブ所属のVtuber達が異世界を縦横無尽に駆け巡る姿は「胸熱!!!」の一言です。

同時に考察もとい妄想がめっちゃ捗るので、この「ホロライブ・オルタナティブ」で描かれた世界観と今後の展開について考察・妄想したことを書いていきたいと思います。当然ながら、こちらは私個人の意見です。また、本記事ではホロライブ所属の日本の女性タレントのみへの言及にとどめており、以下登場するVtuberの方は全て敬称略とさせていただきます。ご了承ください。

PV中にいくつかテイストの異なる場所が映し出されていました。基本的には冒頭で出てきた5つの舞台が中心になりそうです。便宜上5つの場所を「天界」「中心街」「港町」「混沌の街」「和の国」とします。

5つの場所は同じ世界線にあるとは思えないほど、雰囲気が違います。しかし私の考えでは、この5つの場所は同じ世界線に存在していると思っています。何らかの事情で5つの場所は区画を分け、共存しており、互いに行き来も可能な世界なのかなと。そして、何らかの事情の核になっているのが恐らく「天界と海に突き刺さった巨大な剣」なのかなと思っています。以下、各場所について詳しく書いていきたいと思います。

①中心街

夏色まつりが横断歩道を渡るシーン及び狗神ころねと猫又おかゆのシーンで描かれた現代風の街です。PV中他の場所との絡みが一番少ない街でもあり、戦闘シーンやファンタジー的な色合いが強い他とは明らかに違うテイストです。その為、この場所を「中心街」とし、最も「巨大な剣」に近い場所もとい影響を受けている場所なのではと推測しています。夏色まつりのシーンでは巨大な剣が、おかころのシーンでは錨がガラスや水面に映っています。「巨大な剣」がこの中心街のシンボル、錨は「港町」のシンボルだと考えられ、中心街に最も近い場所に位置しているのが「港町」と推測されます。「中心街」と「港町」の二つの町は比較的平和な描写が多く、どちらかというと「居住区」としての色合いが強い場所に見えます。この二つの街はシナジーが強めに感じ、のちに書きますが「混沌の街」と「和の国」が対をなしているペアなのかなと想像しています。

以下中心街に登場するであろうキャラクターについて

1.夏色まつり(確定)

パンを咥えている女子高生(?)的な様子が描かれています。PV中唯一の純粋な「人間」の姿で描かれているキャラクターです。逆に言えば他の世界観とは一番かけ離れている存在とも言えます。女子高生とするなら、私たちの世界と同じく学校が存在し、上述のように生活を目的とする町であることが想像できます。

2.戌神ころね(確定)

おかころてぇてぇ。一方で、ケモミミ付きのころねが出てくるところからも、現代だけが完全に隔絶した世界ではなく、他のファンタジー世界と繋がっている示唆にもなっているかなと。

3.猫又おかゆ(確定)

おかころてぇてぇ。平和な世界がこれ以上似合うキャラクターもいないでしょう。中心街の描かれ方は基本日常物みたいなテイストになりそうですが、他の場所との絡みなどに期待が持てます。

4.赤井はあと(妄想)

夏色まつりと同じく現代女子高生的な立ち位置で登場しそう。二重人格キャラはめちゃくちゃアニメ映えしそうです。

5.大空スバル(妄想)

夏色まつりと同じく現代女子高生的な立ち位置で登場しそう。こちらもツッコミ、リアクション等日常パートに必須級のキャラクターです。

6.桃鈴ねね(妄想)

現代のストレートな人気アイドルとして登場しそう。普段は他キャラと同じ高校に通っているとかになるかもしれません。「人間味」が強めのキャラクターが中心街にはいそうです。


②港町

宝鐘マリン、湊あくあが登場したと思われる海の見える町です。上述したように、平和でこちらも陽のイメージが強い場所です。「中心街」よりも少しだけファンタジー味が強まっていますが、こちらもやや現代寄りのキャラクターが中心となりそう、と妄想しております。

1.宝鐘マリン(確定)

海賊団の船長として登場しそうですね。港町に住んでいる、というよりも後述しますが冒険組のように旅の途中で立ち寄っている感じなのかもしれません。

2.湊あくあ(恐らく確定)

正確には湊あくあはお屋敷の中でメイド仕事をしていることしか分からないのですが、シーンの流れや、お屋敷のテイスト、名前のシナジー等も考慮するとほぼほぼ港町で確定かなと思います。主人が不在の屋敷を守るメイドがキャラクター的にもぴったりきそうです。

3.尾丸ポルカ(妄想)

結構どこにでも入れそうなキャラクターですよね。個人的な妄想では、旅芸人が立ち寄った港町で公演中という設定です。中心街よりも異国情緒が強めなので、ここが合いそうです。

4.アキ・ローゼンタール(妄想)

中心街でも良さそうですが、港町の方が異国情緒、ファンタジー要素強めなのでこちらが合いそうです。


③混沌の街

冒頭でカジノ等が描かれたマカオ風味の街です。また、アンバランスな感じで「死神の像」が描かれており、混沌とした印象を受けます。平和な感じというより欲望渦巻く、という雰囲気があり前述の2つの街とは違い、ダーティな匂いがします。私の中では潤羽るしあを初め、「魔界の住人」が存在する場所もここかなと妄想しています。理由として、混沌の街には他の街に見られるような「巨大な何か」に該当するシンボルが見当たらず、潤羽るしあ登場シーンで映っている「巨大な月」がこれに当たるのではないか、ということ、ダーティーで夜が似合う世界観が「魔界」とシナジー味が強いこと、「死神の像」が同様にそのシナジーを後押ししていること、などがあげられます。

1.潤羽るしあ(私の中で確定)

混沌の街の中のどこか施設?みたいなところに閉じこもっているのでしょうか。とにかくPVの映像がめっちゃ可愛い。

2.癒月ちょこ(私の中で確定)

潤羽るしあと同じ施設にいるような気がしますね。魔界チームの関係性も気になるところですが、セクシーお姉さんというアニメに必ず一人はいて欲しいキャラクターの筆頭です。

3.さくらみこ(私の中で確定)

シンプルに和の国にいる、でも良かったかもしれないんですが、登場シーンの背景にネオンのような物が光っていたことから、混沌の街にいるような気がしています。出身自体は和の国の巫女で、混沌の街に何らかの理由でやってきたというのが有力な妄想です。

4.夜空メル(妄想)

夜の街なら必ず登場すると言っても過言ではないでしょう。ちょこ、るしあとの関係性などに注目です。

5.常闇トワ(妄想)

闇属性なのでやはりここでしょう。ネオンのサイバーパンクっぽさも合っていてシナジー味が強い。

6.AZKI(妄想)

大人っぽいアイドルとして混沌の街で活躍してそうです。歌手属性が強い人物は中心街よりも混沌の街が似合う気がします。

7.星街すいせい(妄想)

やっぱり大人っぽいアイドルなのでここでしょう。中心街のアイドルが松田聖子なら混沌の街は中森明菜です。


④和の国

鳥居、桜等が描かれた和風テイストの世界観で、「巨大な神木」のような物がシンボルとなっていそうです。夜の風景が描かれていたこと、他の街で見られなかったバトルパートがある事などから、平和というよりどちらかというと混沌の街とシナジーのある、ややシリアスな世界観の場所に感じます。前述の町との比較で「和の国」&「混沌の街」が一つ絡みが多くなるであろうペア、「中心街」&「港町」がもう一つのペアというイメージになっています。このペアにすると、妄想を含めた人数比率的にも丁度バランスが良い(?)というのもあります。

1.白上フブキ(確定)

剣を使っていました。キツネうどんを食べてました。大神ミオとペアでした。最高です。何か見張りのようなことをしていたので、この街を守っている人物なのでしょうか。さくらみこに仕えているとかですかね、アラバスタでいうビビとペルの関係みたいな。

2.大神ミオ(確定)

バトルシーンでノリノリの白上フブキに対して、ちょっと無理矢理戦っている様子なのもあって、どちらかというと振り回されるキャラクターになるのかなと妄想しております。アラバスタならイガラムの立ち位置でしょうか。

3.百鬼あやめ

めちゃくちゃ楽しそうにバトっていました。最後の方で和気藹々と酒を飲んでいたので、完全な悪役とかではなさそうですが中々の強キャラ感はありますね。

4.雪花ラミィ(妄想)

和の国唯一の妄想枠です。日本酒のイメージが強かったというのもありますが、雪女的な雰囲気が和の国と最もシナジーがありそうでここにしています。基本雪の力で戦っていて、奥の手として酒飲んで物理で殴るみたいな戦闘シーンを想像します。


⑤天界

この世界の成り立ちに関わる場所なのかなと思います。天音かなたがこの天界から落ちてくることで、大きく物語が動きそうな予感がしますね。私の妄想では、ここは誰かが住んでいるとかいう場所ではなく、ストーリーや世界観の設定上重要な位置を占めるところだという認識です。


⑥無所属(冒険組)

上記の場所に所属しないキャラクターが多数見受けられました。恐らく何らかの目的で旅をしている人物たちです。

1.兎田ぺこら(確定)

巨大人参を運んでいるという意味不明(?)な行動をとっています。野うさぎと共に一人旅というのが、自身のキャラクターともマッチしていますね。最終的にさくらみことカジノでよろしくやっているようなので、「混沌の街」を目指しているのか、旅の目的も気になるところです。

2.不知火フレア(確定)

弓を使って戦うエルフめっちゃかっこいい。白銀ノエル・紫咲シオンと共にパーティーを組んでいるようです。チームのまとめ役としてリーダー的な役割も担っていそうです。

3.白銀ノエル(確定)

ドラゴンを素手で投げ飛ばすという超脳筋プレイを見せつけていました。フレアを守るシーンを描いていたのも最高ですね。団長でありながら、部下を引き連れていないところをみるに、フレアと一緒にいたくて勝手に騎士団を抜け出してきた可能性もあります。

4.紫咲シオン(確定)

魔法使いとしてパーティーを組んだのにまさかのクソガキックという物理技を繰り出していました。このパーティーの目的も不明ですが、紫咲シオンは魔族との絡みも描かれていたので、元々は混沌の街出身のようですね。

5.桐生ココ(確定)

巨大ドラゴンに変身していた会長ですが、これも戦う理由や変身した理由も不明ですね。かなココノエフレカットが最強だったので、多分善良なキャラクターですね。かなたを守る守護獣としてのストーリー展開等が予想されるところでしょうか。

6.天音かなた(確定)

涙を流しながら天界より落ちてきた天使ですが、最後のカットでよだれを垂らしながら寝ていたのでシリアスなのかゆるいのか魅力的なキャラクターですね。フレア達と共に旅をしそうな雰囲気です。天界に関する人物で、この世界の秘密を解くキーマンとしての役割を担いそうですね。

7.ロボ子さん(確定)

遺跡のような場所で目覚めた巨神兵の如きキャラクターとして描かれていて、超かっこいいです。こちらも天音かなたと同様この世界の謎に深く関わるキーマンの可能性が高いですね。

8.姫森ルーナ(妄想)

港町あたりに城があって、ということでもよかったんですが、ルーナ姫のイメージは冒険が似合いそうなので無所属にしました。じゃじゃ馬的に城を飛び出して、お供を引き連れて旅をする人物かなーと。お菓子を使った魔法や巨大ペロペロキャンディーで殴るとか戦いの妄想も捗る。

9.角巻わため(妄想)

姫護衛の一人で吟遊詩人という設定。歌を使っての魔法で戦闘のサポートなどをするイメージです。普段おっとりだけど、姫のワガママが過ぎるとめっちゃ怖い的なキャラクターを妄想しています。

10.獅白ぼたん(妄想)

銃火器を用いた戦闘を行うクールな戦士というイメージ。わためとペアで姫護衛をしており、主に前線を張るポジションと思われます。わためと違い普段からルーナをいじるタイプだが、いざという時は真っ先に姫を守る理想的なガーディアンとなりそうです。

11.ときのそら(?)

そして全編通してカットが挿入される荒廃した世界に佇む、ときのそらという人物はこの物語の語り部?もしくは観測者?のようなポジションかと思われます。ホロライブが最終的に目指しているメタバースに見られるように、視聴者と仮想現実の世界をつなぐ橋渡しの象徴的な存在として登場するのでしょうか。

⑦まとめ

思いつくままにただ文章を垂れ流しましたが、こんな感じの妄想をしています。無所属や和の国などで描かれるバトルと中心街や港町、混沌の街で描かれる日常パートが同時平行で展開され、それが徐々に交差していくようなイメージになっています。最終的には巨大な剣に代表されるこの世界の謎や秘密を登場人物達が紐解いていくような壮大な世界観を妄想しておりますが、特に今後のアニメ展開やゲーム展開など発表はないので、その辺非常に気になります。何にせよ、ここまで楽しく妄想をさせてくれるコンテンツだということは間違い無いので期待して続報を待ちたいと思います!

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