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【どこよりも早い採点】余計なとこまで評価しましょう!#14

「余計なことまでやりましょう!」というタイトルにあやかって余計なくらいに「よけこと」を、というよりパーソナリティを独断と偏見で評価していこうと思います。
10点満点で0.5点刻み、数字が大きいほど高評価になります。
*ラジオの放送された部分を評価するのでシークレットトークは省きます。

プレビュー

新年1発目、それも元日という正に素晴らしい1年のスタートを切るに絶好の機会だった今回の放送。この放送が金村美玖の2021年、「よけこと」の2021年、日向坂46の2021年を左右しかねない。幸先の良いスタートを切ることは出来たのか。フリートークの才能は開花したのか。

金村美玖 7.5/10

オープニングトーク

新年1発目のオープニングトーク。今年の全てを左右すると行っても過言ではないオープニングトークでまさかの失敗。滑舌はまだ年を越せていなかったか。富田鈴花ばりの負けキャラを披露したが悲しいかな、ラジオなので負け顔が見られない。真の負けキャラとしてのアピールは十分だった。
姐さんキャラで泣きの2回目に挑戦し成功。最悪のスタートは免れた。
オープニング直後のフリートークではお正月のルーティーンを披露。去年の大晦日、時報に合わせて年越しジャンプし、「年越しの瞬間に地球にいない人」になろうとしたが、時報がバグって失敗したらしい。安定感のあるトークでしっかり場を温めた。
その後今年の抱負を発表。「人に優しくなりたい」らしい。周りの人に支えられていることを改めて感じたらしい。この周りの人に「おひさま」が入っているのかは分からないが僕たちは誰よりも金村美玖に、日向坂46に支えられている。
素直に感謝の気持ちを伝えたいそうだ。まあ、難しい気持ちは絶対読めないからね。誰に伝えたいかと聞かれ丹生ちゃんとべみほと答えたが、明らかにべみほはついで感が凄かった。その直後伝家の宝刀「大好き」を披露。べみほと丹生ちゃんに言っているのは分かっているが、完全にドレミの矢に射貫かれてしまった。見事に釣られました。

フリートークSP

その名の通りフリートークのコーナー。「前回作ったAudee行きのナレーションは絶対に流させない」と熱い気持ちを吐露。目頭を熱くさせた。
1本目はみーぱんの話。
ミーパンとGWの話で盛り上がっていたが、みーぱんがいきなり「GWって1月だよね」の衝撃発言。確かに1月はどことなくゴールデン感があるから分からなくもない。いや、そんなことはない。みーぱんは5月の連休ラッシュを何と呼んでいるのか気になって仕方が無い。仰天エピソードで1本目をしっかりクリア。みーぱんが面白いと言ってしまえばそれまでだがしっかりメモを取っていたのは大ファインプレーだった。
2本目もみーぱんの話。
My fansのリハ中に「One team」という歌詞のはずのところが「オウチーム」という歌詞が聞こえてきたらしい。もちろんその声の正体はみーぱん。「One team」が読めないみーぱんは果たして「NO WAR in the future」をちゃんと読めているのか。多分読めていない。いや、本当は読めるけどお寿司の為にわざと間違え、フリートークのネタを提供してくれたのではないか。いや、そうに違いない。ていうかそうであってほしい。やはり日向坂のメンバーは仲間思いで素晴らしい。またもやみーぱんの仰天エピソードでしっかりクリア。多分お寿司はちょっとみーぱんを馬鹿にしている。
3本目もみーぱんの話。地球上のフリートークの6割はみーぱんが占め、残りの4割はカンテが占めているらしい。
楽屋でキャプテンとみーぱんと「老ける」という事について話していたらみーぱんが「ふける?おけるでしょ?」とまたもや恐ろしい発言をしたらしい。「おける」はカラオケに行くことじゃないのか。「老いると老けるが混じったのかもしれない」と冷静な分析。普通の人間なら笑い転げて終わるところ、しっかりラジオのためにメモし、冷静に分析したお寿司の将来は明るい。Her future looks bright.
もちろんクリア。もうお寿司はみーぱんにお歳暮を贈るべき。
4本目はKAWADAさんの話。みーぱんの連続出場記録は3でストップ。
楽屋から離れて席に戻ると、KAWADAさんがお寿司の席に座っていたらしい。KAWADAさんはお寿司の焼き肉弁当のラベルを貰うとひよたんとお絵かきを始めたらしい。お寿司の焼き肉弁当って訳が分からないな。金村美玖さんの焼き肉弁当のことです。いや、すごく惜しい。流れは完璧だった。しかしオチが「弁当のラベルでお絵かきをし始めた」は流石に弱すぎた。多分全て実話なのだろうがオチだけは盛りに盛りまくった方が良かったのではないか。例えば「弁当のラベルを受け皿にして前髪を切り始めた」とか。うん、面白くない。
残念ながら4本目で遂に失敗。Audee行きとなる。野球でも4者連続ホームランは中々見ることが出来ないので仕方ない。
5本目はミーグリの話。
ひよたんがミーグリ中に発した言葉にsiriが反応してバチボコ焦ったという話。ちなみに僕は嫌いじゃない。ただ、今回に関してはオチがなかった。これは僕の関西人としての宿命。話にオチを求めてしまうのだ。やはりインパクトの面でみーぱんのエピソードには勝てない。
これまた失敗。
総合成績は5-3
イチローだって10回やれば3回は失敗する。打率換算すれば6割だ。十分な成績である。
しかし、ここで満足しないのが金村美玖というアイドル。オチを探す長い旅に出るだろう。
ちなみに目標はミホ・ワタナベらしい。改めて思ったが、アイドルらしい話やモノマネは通用しない日向坂というアイドルは異常だ。

ゴールデン金村のお寿司ラップ

個人的に「よけこと」といえばラップのコーナーである。先代が築いた礎を更に発展させていって欲しい。
1本目からしっかりグダり、ラップへの自信が打ち砕かれる。送ってみると分かるのだがこのコーナー、意外に難しい。リリックは自分で口ずさみながら作るのだが、ラップを読むのは自分ではない。故に自分の中では上手くできたと思ったはずのリリックがいざパーソナリティに読まれるとグダグダになるという事が起こりうる。いかに分かりやすいリリックを作ることが出来るかというリスナーの手腕が試されるコーナーである。
2本目は無難にクリア。しかし、昆布締めを「こんぶじめ」と言ってしまう痛恨のミス。正解は「こぶじめ」。やはり滑舌は2020年に置いてきたようだ。ちなみに僕もずっと「こんぶじめ」だと思ってた。

総評

やはり滑舌とオチは2020年に置いてきたらしい。そりゃそうだ、収録したのが2020年なのだから。2021年の収録にはきちんと滑舌とオチを持ってきて欲しい。

番外編

佐々木美玲 10/10

隠れたMVP。いや、もはや隠れていない。ラジオに出てないにも関わらずラジオを占領した。フリートークに悩める者に積極的にネタを提供するその姿はまさに聖母。おひさまのみならず、メンバーすらも支える彼女は「令和のナイチンゲール」と言っていいだろう。

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