見出し画像

【祝!改変突破!】今こそ、余計な事までを聞くしかねえので!

最近静電気が怖くて金属製のドアの時は開くまでに5秒かかります。
待ち時間が長ければ長いほど静電気を浴びる確率も高くなっている気がします。

こんちゃ!
影山優佳です!

現在勢いを増し続けている日向坂46。その勢いはテレビだけでなくラジオにまで広がりつつあります。
日向坂メンバーが出演するラジオと聞いて皆さんが思い浮かべるのは、加藤史帆さんが出演している「レコメン!」や日向坂46のメンバーが週替わりで登場する「日向坂46のひ」ではないでしょうか。
もちろん僕もこの2つは聞いたことがあります。

「レコメン!」は生放送の深夜ラジオ。毎週何が起こるのか分からないのが魅力の1つです。また、電話企画で化け物リスナーが参戦してくることもあります。端的にまとめると良くも悪くも勢い任せのラジオと私は考えています。もちろん素人生電話は面白いのですが、放送事故を起こすことも少なくありません。実際私もチーカマの食レポで盛大に放送事故を起こしました。日向坂要素を期待している人からすると少し物足りなく感じることもあるかと思います。

「日向坂46のひ」は「レコメン!」とは真逆のラジオです。メンバー同士の会話を楽しむまったりとしたラジオです。メンバー同士の会話のため、メンバーしか知り得ない情報を楽しめます。しかし、いくら日向坂46がバラエティに特化したアイドルといえど彼女達だけでは他のラジオと比べると少し面白みに欠けてしまいます。番組内のコーナーもあまり攻めた企画はないイメージです。実際僕も聞き始めてすぐそのような印象を抱きました。

まとめると

レコメン! 面白いが、日向坂要素が少し薄い。
日向坂46のひ 日向坂要素は強いが、少し面白みに欠ける

といったところです。

さあここまで見たあなたは「レコメン!とひなたひを足して2で割ったみたいな番組ないかな~」と思っているはずです。

なんと!!!

それが!!!

あるんです!!!

今回特別にそのラジオをお教えしましょう。
その名も 日向坂46の「余計な事までやりましょう!」

埼玉県を中心に展開するスーパーマーケット「Belc」さんがスポンサーのラジオ番組です。
ベルクさんは埼玉県に本社を置いているということもあり日向坂46が誇る埼玉トリオの丹生明里、金村美玖、渡邊美穂が交代でパーソナリティを務めている番組です。

この番組は「余計な事までやってみる」というのがコンセプトです。
これまで様々なコーナーに3人が体当たりで挑戦してきました。ラップに挑戦したり、スナックのママになったり、芸人のネタを熱演したり、フリートークに挑戦したり、はたまた曲紹介をしてみたり。
もちろん幾度となく滑ってAudee行きにもなっています。簡潔に表すとバラエティ色強めの番組です。

僕は「余計な事までやりましょう」の攻めた姿勢が好きです。コンセプトの通りとにかく何でもやっています。30分フリートークをし続けた回もありました。1回きりだけで終わったコーナーもありました。恐らく、スタッフは「パーソナリティを困らせる」とことを中心に番組を構成していると思います。もちろん意地悪な意味ではなく、今まで経験した事が無い場面を与え、それを乗り越えさせることで3人の新たな一面を開拓したり、成長を促していると思います。まあ、半分くらい本当に意地悪をしていると思いますが。

大体想像が付くと思いますが、丹生ちゃんやお寿司は、割と簡単に困らせることが出来ていました。丹生ちゃんのフリートークは大体カットされていたし、お寿司もOPナレーションで噛みまくっていました。
そんな2人と比べると、べみほの能力の高さは際立っていました。初回からそつなくパーソナリティの働きをこなし、曲紹介もお手の物。リスナーを煽る余裕まで見せていました。
さあどうやってべみほを困らせるんだろうと楽しみにしていたら、リスナーにべみほの過去のビッグマウス発言を掘り返させるというコーナーを企画してきました。その他にも無茶ぶりお便りを募集したり。

とにかく、この番組の様々なところから「3人に試練を与える」という意図が見てとれます。

実際、この無茶ぶりの中での成長は他番組でも見受けられました。
冠番組「日向坂で会いましょう」でのワンシーンです。確かまなふぃフィーチャー企画だったと思います。「まなふぃはウインナーの端が食べられない」というトークでお寿司が笑いをかっさらっていました。実はこのトーク、「ひなあい」で初めてしたのではありません。「余計な事まで」のフリートークで生まれたものなのです。

以前からバラエティでの空回りで悩んでいたお寿司がトークで笑いを取ったこのシーンは確実にお寿司の成長を感じさせるものでした。

このフリートークに代表されるように、「余計な事まで」は他のメンバーとのエピソードもたくさん出てきます。お寿司がパーソナリティを務めていた#14はフリートークSPだったのですが、そのフリートークの内容は全て日向坂46のメンバーについてでした。ちなみに5本中3本はみーぱんのお話でした。凄いねみーぱん。
他にも「何でもTOP3」という企画で「同居できないメンバ-」トップ3を発表したりと、日向坂メンバー達のエピソードが聞きたいあなたにもオススメです。

最後に僕が挙げたいこの番組の特徴は「メンバーが雑に扱われている」ということです。

日向坂の番組と言えば「日向坂で会いましょう」ですよね。この番組はテロップの細かいネタ等からも大きすぎるスタッフの愛を感じます。ブログはもちろん、メッセージアプリ、出演番組など、あらゆる情報を仕入れていることは一目瞭然です。番組の中でももちろんイジられることはありますが、アイドルのイジり方という感じで丁寧な扱いを受けています。

「余計な事まで」はその真逆です。扱いが雑です。わざわざメッセージアプリを取ることなんて恐らくしていませんし、そこまで熱心に情報を集めてもいません。情報を仕入れるのも、3人をイジりたいからでしょう。
以前。お寿司がスタッフからブログ更新が遅いとスタッフに叱られたという事でプチ炎上していました。
それまで箱入り娘のような扱いを受ける日向坂46しか知らなかった僕にとって雑な扱いを受ける3人の姿は新鮮でした。
これを言うと凄く気持ち悪いのですが、「雑に扱われるアイドル」というのも少し趣があります。普段丁寧に扱われているからこそ、雑な扱い受けているのを見ると「彼女達も自分達と同じような人間なんだなあ」と変な親近感を感じられます。僕が普段雑な扱いを受けているから、そんな自分と重ね合わせて共感してしまうだけなのかもしれませんが。
またまたお寿司の話になりますが、以前番組内で「見た目でクールそうに見られているがそんなことはない。もっとイジってほしい。」といった趣旨の発言をしていました。
スタッフが変に気取らず、素の状態で向き合っているからこそ、お寿司の本音を引き出せる雰囲気を作り上げられたのではなでしょうか。実際に雑に扱われ、イジられる3人を楽しめるのはこの番組だけです。

まとめると「余計な事まで」は「レコメン!」の攻めた面白さと「日向坂46のひ」のメンバー間のエピソードなどの朗らかな雰囲気のいいとこ取りをした番組です。

長々と語ってきましたが、とにかく僕はより多くの人にこの番組を知ってもらい、聞いてもらいたいのです。結局、最後にはそれっぽいことを言っている風の理論なんて必要ありません。
無茶ぶりをされてあたふたしながらそれに応える可愛い3人の姿を楽しんでください。
そして無茶ぶりに応える中で成長していく3人を温かく見守りましょう。

ばいころまる~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?