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ブレーキ エア抜きのコツ

5月に中古のコペンを手に入れて楽しく乗っていたのですが、フロントローターあたりからシャリシャリと かき氷を削るような音が聞こえてきます。ブレーキローターを確認すると裏側のみパッドが全面当っていないようで錆さびで、パッドに当たっていたみたい。

ローター

せっかくなので、キャリパ―のオーバーホール・ローター交換・ブレーキホースと一式交換することにしました。で、交換そのものは大したことないんですが、エアー抜きを一人でやらないといけない。・・・苦手なのに。
ただでさえ車弄りは肩身が狭いうえに、ブレーキ踏んで!ってお願いしても協力してもらえるはずもなく・・・
以前、ワンマンブリーダーを作ってチャレンジして失敗したのがトラウマにもなっています。

仕方がないのでブレーキフルードのエア抜きを一人でやるためのコツを調べて今回無事うまくいったので、まとめてみました。まず、この写真を見てください。

リモートシャッター風景

一人でエア抜きをする時の何が難しいって、エア抜き作業は①ワンウェイバルブを途中に挟んだホースを接続して②ブリーダープラグを緩め、③ブレーキを踏む!なんですが、②のブリーダープラグをどれぐらいゆるめるか?とブリーダープラグのネジ部からエアーを吸ってしまい、いくら踏んでも泡が出続けてしまうんです。

コツですが、②ブリーダープラグを少しずつ緩めて小さな泡が出たらそこでストップ。ブレーキペダルを踏んで抵抗が残る程度とする。またプラグ調整用のレンチはとにかく軽いものを使うこと。
失敗していた時はブレーキ用の重いスパナを使っていたため、ちょっとした振動で動いて開いてしまっていました。写真のレンチは自転車用の鉄板をプレスしたもの。あくまでも開度調整用で、増し締めなど力を掛けるときは正式なレンチを使いました。

もう一つ、泡が出ているか確認したいので、スマホにリモートカメラをインストールして運転席で確認しながら作業します。

画像3

iphoneを2台使うことになるんですが、受信側のiphoneには上のような映像が見えるので、泡が出ているか・止まったかを確認することができるんです。OKならホースを外して専用レンチで増し締めします。

遠隔カメラは他にもいくつかありますが、完全無料なのはこれくらいかな。

・・・ということで、一人で作業するときのコツなど書いてみましたが、これを見て失敗した!とかのクレームは受け付けませんw
作業は自己責任でお願いしますね。

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