2020.12.19早朝のマシュマロお返事

エピローグを書き終えるまで油断してはいけない…。
初期から書くことが決まっていたものも、その場に至っては形を変えることが多い。
それは嬉しい。
私も私が知らない物語を見たい。知らない光景を見たい。
だから最後までしっかりと舵を掴んでいないと。

と、言う訳で連続殺人事件トレケイにいただいたマシュマロのお返事です。

2020.12.19 早朝にマシュマロをくださった方へ

こんばんは、今、いただいたマシュマロを印刷したものを横に、ストーヴの火で背中を暖めつつこのお返事を書いています。昨日から何度も何度も読み返し、頭の中でお返事の文章を考えていたのに、いざ文字にしようとするとなかなかまとまりません。乱文となるかもしれませんが、ご容赦ください。

まずはマシュマロありがとうございます!
回を追うにつれピクシブにアップした後の不安がどんどん大きくなっていったのですが、オリジナルキャラクターである犯人の供述が大半を占めた前回以上に17話は不安でした。書き終えた興奮と、不安と、あとは読んでくださる人に全て委ねるしかないのだという自分自身への言い聞かせが渦を巻く心で一日の仕事を終え、眠れぬ夜を過ごしていたところへいただいた御感想には、過言ではなく救われた思いでした。いただいた言葉が、私自身も抱いていた思いと重なっていたので尚更です。

マシュマロを拝読していると、実は、こんなふうな落ち着いた文章では思考できません。エクスクラメーションマークを沢山並べて「実はそうなんです!」「私もそう感じたんです!」と繰り返してしまいます。何がどうって、書いた本人の私もまたジャックくんと同じ感情を食らって呆然としたからです。
裏話ツイートでも漏らしたように、このエンディングはかなり最初の頃から決まっていました。けれども書く前から、プロットの「ジャックとケイトの別れ」の一行に感傷的になってしまい、ただあるがままに描写しようという境地に至るまで時間をかけることとなりました。
そんな訳で「曇った目で見ていないか」「ちゃんと物語があるべく書けたろうか」なにより「このエンディングで大丈夫なんだろうか」という今更な不安に襲われていたのですが、靴や服のことも、ケイトの後ろ姿の軽やかさも、別れの瞬間のジャックのことも、マフラーのことも全部受けとめていただけて、もう嬉しくてたまらなくて…。ありがとうございます…ありがとうございます……!
そしてトレケイ…ちゃんとトレケイになっていて…よかった…。モブ視点で「惨敗」になるの、分かります。すごく分かります。書きながらそんな気分でした。ああ、やっぱりだんだん語彙力が低下してきました。御感想を拝読していると、分かります、それです、そうなんです~!!を繰り返してブンブン頷いてしまうんです。そしてもうめちゃめちゃ嬉しいんです。ありがとうございます。

小説の中のものや言葉、行為をこんなに丁寧にひとつひとつ受けとめていただけて、本当に光栄ですし、こんな素敵な方に読んで頂けて本当に嬉しく、タグ検索で辿り着いていただけたこと、こうして出会わせていただけたこと、お言葉を届けていただいたこと、感謝してもしても足りません。ありがとうございます。
クリスマス前にはエピローグを書けたらと思っております。全国的にかなり寒い日が続く上、年末が迫り世間も忙しくなってまいりましたが、どうぞお身体を大切に、心身健やかにお過ごしくださいませ。
繰り返しになってしまいますが、このたびはありがとうございました。

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