マシュマロでいただいたtwst二次小説の御感想のお返事(2020.11.16)

寒くなると共に、特に朝方は日の暮れた後は秋から冬へ移り変わろうとする季節の匂いがします。寒さに弱い中九州の民ですので一週間ほど前からストーヴを出しています。
これから灯油代を考えると無茶はできないなあと思うのですが、黒レースに表情を隠してケイト・ダイヤモンド氏にどうしても来て頂きたく課金したところで、さて、いま98/100ですか。
ツイッターでは毎晩新鮮な悲鳴をお届けしています。
前置きはここまでにしておいて、マシュマロのお返事を。

11/9~11/10にトレケイ小説の感想をくださった方へ

初めまして、すっかりお返事が遅くなった無礼をお許しください。
私、春鮫と申します。ネットの海の片隅に棲まうしがない字書きです。故に、感想が欲しいと思いつつ、時に言葉にしつつも、実際に御感想をいただくと全身から汗が吹き出すわ体温も急上昇するわで、マシュマロを頂いたと知った機能から非常に代謝がよくなっています。

さて、御挨拶ばかり長々しくなってしまうのもナンで御座いますから、早速御礼を……と言うか本当にありがとうございます! 吃驚しました! たくさん、こんなにたくさん嬉しいお言葉を頂いて、あの、本当に大丈夫でしょうか。ほんと昨夜は心臓がどきどきいって、行動の何もかもがあたふたいたしました。

どこからどうお伝えしたものでしょうか…。現在連載中の「胡乱な殺人」ですが、読んでくださる方を信じて次を書くのだ、と毎回アップした後はブクマ詳細を見ながら自分を奮起しています。自分の小説が一般ウケしないものであることは一応自覚があり、たとえ自分の好きなタイプの小説が書けても、他の人と比べてしまうと(比べるのがいけないのですが)しょんぼりすることの多い字書き人生です。その中で今回の連載はすごくたくさんの人に読んでもらえた作品で、毎話ブクマするのは御自身のブクマページを圧迫するだろうに、それでも毎回読んだことをこうして目に見える形で教えてくれる人がこんなにいるんだ、ということが物凄く力でした。それに、その方々一人一人には名前があって、その人の人生があって、それが偶々トレケイという共通点で重なり、自分の時間や手間を割いて読んでくださっているんだ、と並ぶ名前を拝見していて、思っておりまして。
匿名で…と貴方様はおっしゃいましたが、頂いたお言葉、一言一言が貴方様のサインのように私には感じられて、名前と心の形を教えていただいたようで、胸が一杯になりました。

昨夜中にお返事しようと思っていたのですが、頂いたマシュマロを拝読し、感想をいただいた自分の小説を読み直し、またマシュマロを拝読することを繰り返す内に夜中の2時となりまして、これは流石に…と昨夜は就寝してしまいました。
今日改めてお返事を書こうとし、実際今こうして書いているのですが、頭の中でお返事を考えていると、自然と「胡乱な殺人」のネタバレを話し始めてしまい、何度もスタート地点に戻っていました。
お待ちいただいてたトレイ氏登場の話をアップした後で拝読したマシュマロでしたので、読みながら「出ました! やっと登場しました!」と心の中で大声でお返事してしまいました。
文才というお言葉をいただいたのも凄く嬉しく、もう座り込んで拝みそうです。常々文才が欲しいと祈り続けているので、畏れ多いお言葉をいただいたと思うと同時に、「胡乱な殺人」を書く際に背中を支えてくれるこれまで読んだ本や見た海外ドラマ、映画のお蔭だなあと思うと、有り難くお言葉を頂戴し、自分の大好きな先人達の作品への誇りにしようと、そう、私もいただいたマシュマロのお言葉を何度も咀嚼しています。

「ロザ・サイコ」は突き動かされて書いたもので、自分でもかなり好きな一本です。その小説に最初に出会われて、そして気に入っていただけたなんて、なんと幸福なことか…。
小説を一本読んでいただけるだけでも、僻地の字書きとしては本当に御の字です。続けて他の小説も読んでいただけたとなると、平に伏し「謝天謝地…」とならざるを得ません。
次の話である「死と報酬」も、トレイ氏成分低めで、早速オリキャラが登場している作品ですが、こんなに丁寧に読んで頂き、しかもケイトの孤独をしっかり目に映していただけて…。読んでくださる方は書いた本人の私よりずっと色んなものを見て感じてくださると常々考えています。ので、そこで見えたものをこうして教えて頂けるのは望外の喜びなのです。いただいた感想によって、私も自分の小説を読み返し、知らなかった姿や光景を目にします。文字で、こんなにしっかり御感想をいただいたのが初めてですので、もう私にとってこのマシュマロは異国から届いた同志の絵葉書のような、そんな宝物にしたいメッセージです。

ハッ、またネタバレを書きそうになりました。

本のお話です。
完結した暁には自分で読み返す用に本にしたいと思っていました。紙媒体を望んでくださる方がいらっしゃるのであれば…!
貧乏人ですので手製の文庫本になるかと思いますが、試し刷りなどができたら、こんな感じの本ですよ、と、ツイッターかどこかしらでお知らせをしようと思います。通販できる状態になりましたら、ピクシブで正式に告知させていただきますので、見て頂ければ幸いです。
お金を払いたいというお言葉をいただいて、正直震えました。小説がこんなに愛されていることを私自身も大事に受けとめよう、と。

最後になってしまいましたが、文章が苦手で、と謙遜される方はズドンと重たいブローを放つ、真摯で丁寧な文章を書かれるので、ほんと、ご謙遜ないさますね…!とブローをいただいたお腹を押さえつつボクサーのようにフラフラしています。昨日から、いただいたお言葉に恥じないように生きなければ、と思いつつ今日も恥の多い一日でしたが、明日もやっぱりいただいた言葉に恥じぬよう、と心に決めて生きるつもりです。
すみません、お返事が、こう、重く感じられたかもしれません。すみません、twstで初めていただいたマシュマロなので気合いというか、感情が籠もりまくってしまいまして……。

マシュマロは通知が来るように設定していたはずが来ず、ログインして初めて頂いていたことに気づき、貴方様には本当に御心配をおかけしてしまいまして、大変申し訳ありませんでした。
次にアップする「胡乱な殺人」の続きも、読んで面白いものになればいいなあと願いながら書きます。あと2話+エピローグで終わるのではないかと予測しています。どうぞ終着駅までお付き合いいただけましたら。
ではでは、本格的に寒くなる前の晩秋の風が心の塵を払ってくれますように、そして私たちにも楽しいホリデーの季節がやって来ますように。
改めまして、このたびは素敵なプレゼントをありがとうございました。

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