最近のこと

一度転職して、仕事を辞めて、半年ほど無職にしていた。


筋トレ
6月から筋トレを始めた。本当はもっと早くに始めたかったのだが、時間がかかった。気持ちが向かなかった。
気持ちが向くようになったのは、Phil StuzによるToolsを読んでから。
痛み・苦しみを求め、それを克服した先に無限の可能性の広がりを感じろ、との教えを受けて、ジムに足を向けられるようになった。
醜い体形で人に見られることの苦しさ、前は扱えた重さが扱えない苦しさ、筋肉を追い込むことの苦しさと向き合えるようになったのだ。
まだ始まりに過ぎない。体形の変化が目に見えるようになるという三か月も経過していないのだ。それでも楽しさを感じているのは初めてかもしれない。俺の人生は筋トレによって変わるのだ。


蒲田行進曲

心温まる喜劇、だと思ってみた。救いようのない三人のクズによるどろどろの愛憎劇で驚いた。しかし、しょっぱなからハイテンションでひきつけられる。こういういい映画に出会えるときは、幸運だ。
風間杜夫、松坂慶子、平田満の熱のこもった演技。
風間杜夫の滑稽さ、カッコよさ、とんでもないクズなのに愛嬌が見えてしまう可笑しさ。
松坂慶子の色気、哀愁、とんでもないクズなのに、その心変わりを自然に見せてしまう。
平田満の実直さ、豹変する怖さ、とんでもないクズでとんでもないマゾなのにこういう男もいるかと思ってしまう。
なんなんだこれは、と思っているうちに、どうしようもないクズどもが、あぁ、人間ってこういうもんだよなぁ、と納得してしまうところに、勢いがある。でもやっぱり俺はこいつらとはかかわりたくない。一番たちが悪い奴らで、冷静に見れば胸糞が悪い話だが、まぁいいってこと。

Life of Crime 1984-2020
HBO作成のドキュメンタリーで1984年から2020年にかけて、三人の薬物常用者の人生を追う。まず二人の男の窃盗のシーンから始まる。続いて、男が女をぶん殴ったり、女がストリートで春を売ったり。アメリカの過酷な現実というかなんというかが描かれる。トレインスポッティングは映画だから、いい終わり方をする。現実はどうか、この映像にはその一部が映し出された。

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