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DENIX 4191 1881年式竜騎兵サーベル 聖ゲオルギウス(サンジョージ)模造刀


聖ゲオルギウスサーベル 1881年式竜騎兵サーベル
DENIX
騎兵刀
おすすめ度
80/100


テキスト

  1. コサック騎兵のシャシュカを基に作られた竜騎兵用のサーベル

  2. シャシュカと違い護拳がありすっぽ抜けにくくなっている

  3. 17~19世紀の刀剣にしてはかなり身幅が広くなっている


数値関連

全長

909mm

刃渡り

760mm(切っ先から棟区まで)

身幅

32.5mm

重量

1036g

全装重量

1485g


実銃の簡単な解説とか

ロシア帝国タイプのサーベル
1881年に採用されたロシア帝国軍の竜騎兵用のサーベル
愛称はシャシュカと護拳の無い有名なコサックサーベルと同じ名前を持ち実際にシャシュカを元にしていると思われる部分が多い
こちらはコサック系でなくても軽騎兵竜騎兵なら装備したらしい
ゲオルギウスはモスクワの守護聖人だった為ゲオルギウスの紋章を刻印したものは多い
ソ連では基本的に宗教は悪とされたがロシア正教会が生き残って今テロに加担している辺りで結局アレっスね

ロシア帝国は大日本帝国の東郷提督に負けた敗北者~🌈

聖ゲオルギウスはキリスト教の聖人の一人
ドラゴンスレイヤーとしても有名だがその際にやったのがドラゴンを殺害せずに縛って連れてきてキリスト教に改宗しなければコイツ放すから等の極悪非道 悪逆無道 無法千蛮 邪知暴虐
正直テロリストである これを守護聖人とするのか…
そのような大罪に怒った王の王妃を洗脳して最終的に洗脳されてしまった王妃ごと王はその魔王を討つわけですなぁ…割と真面目になんでこんな悪党を聖人に称えあげてんの?というか聖人指定した奴にそんな非道物語作ってんの?いやマジで…
名前の由来は大地(Geo)の労働者(Erg)でGeo erg ios
つまり農民ということになるらしい

あとグレートブリテン(イギリス)はイングランドの守護聖人でもある
赤十字のイングランドの国旗もこれだ …いやなんで(ry
ガーターベルト勲章に描かれる奴もこの赤十字から
因みに下手に使うと法律がヤバイ病院などの照準の的こと赤十字はあれはスイスの国旗を逆にしたことから…というにしたいらしいが実際に調べると全然スイス関係なくて普通にキリスト教由来という宗教戦争バリバリ異教徒大虐殺時代の名残である
だから新月とか派生させる必要があるんですね
やはりこのむねのりヤバイ

ゲオルギウスの名に由来した名前は非常に多く
英語のジョージ
フランス語のジョルジュ
イタリア語のジョルジョ
ドイツ語のゲオルク(変形してイェルクやユルゲン)
スペイン語でホルヘ
ロシア語のゲオルギー(変形してユーリィ)
このようになんとなく聞いた名前が多い


所感

グリップは完全に片手握りで護拳あり
馬上からの攻撃に適している
本来握把の部分は革となっている

鞘の鯉口はゲオルギウスの紋章

刃は近年のDENIXらしい古仕上げ使用
昔はメッキで銀ギラ銀になっていたらしいが…
メインの工場が火事になったのと関係はあるのだろうか

コサックの方のシャシュカを元にしているため佩環(はいかん)は本来刃を上にするのでこれは間違いだがほとんどの国家で峰側に佩環を寄せるので知識が無かったのだろうか
佩環が上になることにより日本刀の打ち刀のような抜刀となる(日本刀の軍刀の場合は半回転させて抜刀するので太刀のような佩き方で打ち刀の様に抜刀する)
樋もあるが時代を考えると結構な身幅を持つブロードソードとなるので馬上から振り回すにはもってこいだろう

石突はかなり大きい印象でよくある馬蹄形状になっていない

刃は先諸刃

ゲオルギウスの十字は柄頭にも

佩環はネジ止めでありマイナスドライバーで緩めると動かせるが…このようにえぐれている
しかも動かしたところで石突側の接着が強力で外せない

鯉口は外れる
だがこちらは微妙に太くなっており佩環を抜くことはできない




あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!