見出し画像

クラウン スーパーライフル U10 ジュニア カート式エアコキ レビュー

カートなし
ケースレスカート付き 3000エーン
+カート10本 770円*2
いくら中古とはいえ安い…安すぎる…
でもその遊び甲斐は大きく
正直楽しさに対するコスパであればVSRなどを圧倒的に越える
性能に対するコスパ? VSRかな…

クラウン スーパーライフル U10 ジュニア
エアコッキング
おすすめ度
90/100 マジで楽しい!


このテキストデータの作成意義

  1. 歴史に残るSS9000の直系の子孫

  2. 10歳以上対象モデル(18歳以上用のシニアもあるよ)

  3. カートなしで中古購入したがアマゾンでカートを購入

  4. 性能は悪いがおもちゃとして楽しめるカート式

  5. VSRなどには劣るものの結構ちゃんと当ててくるカートレス

  6. 「両方」遊べるってのが「この銃」の楽しいところだな 

  7. 覚悟はいいか?オレはできてる

試験環境

屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3


数値関連

初速

カートレス
[35.71][36.12][35.89][35.62][35.93]
最小34.84 最大36.56でそれは例外といえるほどかなり安定している
本当にこの数値前後が大体出るくらいの素晴らしい初速の安定性

カートあり
[29.8][31.77][29.18][32.07][26.49]
マジで安定しない
弾道も安定せず右往左往上昇下降

音量

弾有り
95.4
95.1
弾無し
92.5
93.3
カートあり弾有り
95.9
95.2
カートあり弾無し
94.9
94.9

全部大きく変わらないがケースレス玉無しだけは耳でもわかるほど音が小さく思える


実銃の簡単な解説とか

そんなものはねえ

改めて本銃の歴史とか

大元を辿ればタカトクトイスのSS9000にたどり着く

そして様々なバリエーションが出たもののタカトクが倒産
マツシロへ更にマスダヤ次にマルコシに渡ったところで6mmBBを使用するUXスーパー9となった
それ以前にも80年代にマルゼンがBB弾を開発した時からユーザー自身がBB弾モデルに改造 内部もケースレス化などほぼ現在のU10と変わらない状態になっていったという

カスタマイズの容易さ アフターマーケットの豊富さからカスタムパーツだけで一挺をくみ上げられるほどだった
このためBV式エアガンが主流の時代において精度も良かったため使えるスナイパーライフルとして90年代までは使用されたがマルゼンから競技用のAPS2が発売
無改造で超高精度を誇ったため一気にSS9000系列は退いたがもっともだんだんとFA-MASに始まる電動ガンやトイテックのP90などの登場により現代へと続く一気に電動ガン時代へと変化していく
時代は一気に90年代に進化しすぎた


所感

サイトピクチャ

競技用を模したサイトの都合上写真のピントが合わずにとりにくいものとなった
暗い場所を狙うと視認性もあまりよくない

カートありで打つと上下左右にかなり散らばる
正直当たらない

だがカートレスで打つと0.2gを使用した場合 リアサイトを最上にすると全弾命中
ペーパーターゲットは貫けなかったが9と10点圏内を全弾命中した跡があった
マジでこいつは二つの遊びで楽しめる

まぁカートを使う場合はBB弾入れずに遊んだほうがいいと思うが

近影


ASGKマーク

前にあるマイナスネジは可変ホップアップ
サイドにはマガジンを搭載

リアサイトは競技用を模している
ピープサイトの中でもカメラとかのアイリスシャッターみたいな見た目をしているが絞るとかはできない

最下にした場合

最上にした場合
0.2gだとこの位置で屋内で取れる長さではドンピシャに当たった

左右調整
中古で購入でこの位置に調整されていた
完璧に真ん中に当たった
この個体はやや右にずれていたらしい

ケースレスカートを搭載した時のチャンバー付近

カート式モード カート マガジンなど

レバー式で固定されるマガジン

このようにロータリー式になっている
ぶっちゃけリボルバーみたいな感じに入ってると思えば結構
通常の押上げバネ式よりもカートを同じくらい入れても縦に小さくできる方式だ 横には大きくなる

カートの方を先に紹介するが実際はカートなしで中古購入したのでこのようにカートは新品ほやほや
マガジンは本体についていたやつを使う
770円で最低購入個数が二つ入りだった
残り1セットは売るかな…

とりあえず前から少しずつ押し込み滑り込ませるように

入りました
コツをつかめば簡単に入るがコツをつかむまでは引っかかる
コツをつかんだとたん本当にするっと入る 気持ちがいい

二つ目以降も同じように

ちょっと奥まってるとはいえ銃に着けたままでも装填できる
ある意味こちらのやり方もリアルで楽しい

給弾 排莢動画

装填されるとこのようにケースが穴から見えるようになる

ケートレスモード

本当は外している時の写真だけどケースレスカートリッジの取り付けも
本当にただ穴の角度を合わせてはめるだけ
六角形になってるのでまずずれることはないだろう

ケースレスマガジンからこういう風に球が入ってきて後ろから抑えられて

この位置で固定される
ほぼホップに触った状態という理想的な位置で安定した精度で射撃できる

ケースレスマガジン
割りばしマガジンの一種だが外付けという特徴がある

最前にあるダイヤルは装填状態かどうかを表す
このように後ろに下げておけば携行や保管時にBB弾が飛び出ることはない

矢印を前にすれば装填できる

マガジンフォロワーは後ろでロックできる

あとは穴からBB弾を流しいれるだけという簡単な装填方法
銃に取り付けたままでも装填可能

ケースレスカートリッジを押し込んでボルトを締めると真鍮のノズルが見える

取り付け
とりあえず前の穴とマガジンの給弾部位をひっかけて

後ろのレバーを引きながら後ろの穴に入れる
外す時もこのレバーを操作して外す

完成
ぶっちゃけカートは楽しいけどこっちの方がいい

簡易分解とか

ネジ一本で固定されてる
トリガーガードのネジはトリガーガードしか固定してないのでマジでこの中心よりはやや前よりの一本のみ

トリガー後ろの銀色のロックを下に引き下げると引き抜ける

トリガーを分解するならこのネジも外す

横のネジも日本外してこじりながら外す


トリガーの中身はこんな感じ
…トリガーストロークを詰めるのはできそうだがトリガーの感触を変更するとかは不可能っぽいなあ…
シア感があったがバネのよじれだったかもしれない

シリンダーを戻そう
シリンダーの分解とかは一応できるのだが不可逆なので今回はやめておく

…あれ…入らない
そう!スプリングガイドに引っかかっているのである!

なのでこのように適当なものを使ってこうして入れる

ロックが入ったらシリンダーを引けば回収できる

あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!