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KSC M11 イングラム 旧型 レビュー

中古屋で見つけてしまった…イングラム!


指揮官のご指示であれば、イングラムM10は喜んでお受けしますよ。

因みに人形の彼女が持つイングラムはM10ではなくM11の社外派生の後部延長モデルSDW M11/9である


因みにストラップは本来別売りだった
サプレッサーもちょっとほしいなって思うところ…

KSC M11 イングラム 旧型
ガスブローバック オープンボルト
おすすめ度
90/100


このテキストデータの作成意義

  1. 新型(SYSTEM7)とは互換性なし

  2. マガジンも旧型 新型で互換性が無いので注意しよう

  3. ただし旧型の方が内部動作がリアルで人気がある

  4. フルオート楽しいいいい
    同じ連射速度であるはずなのにG18よりも楽しい 反動は弱い

  5. 地味にセミオートも楽しい 反動は弱い

  6. なのでガスブロの楽しさというのは反動の強さ以外にもあるのだと思われるのを再認識した

  7. 地味に冷えにもかなり強く温めなくても動作自体は結構快調

  8. オープンボルトの銃を投げる奴があるか!(アスラン)

  9. マガジンがプレミアついてクソ高い 5000円で買えれば儲けもんくらいに高い
    下手したら本体より高い(例えばこいつは6000円で買った 実質本体は1000円だ)

  10. イングラムと聞いてパトレイバーを思い出した?実際名前の由来であ
    ただしあっちのイングラムはINdeterminate GRound Armed Mobileとなる 

試験環境

屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3


数値関連

初速

[88.14][89.52][89.02][88.91][88.67]
あれ…?何だこの超高性能

こんな性能にワクワクして楽しくて寝て
起きてからもう一回撃つかとエアコンで温め忘れた際の計測がこちら
[74.53][73.72][74.17][74.29][73.45]
温めずにこれである 室内気温はわからないが外気温3度
10発くらいは連射しても最終的に64.23にはなった…だけ
マルイでも新グロック以外は10発もあたためずに連射すれば70台中盤なら40くらいにはなる印象
それを最初からひえっひえの状態でこれ…なんでSYSTEM7なんて作ったの…これでいいじゃん…

射速

[1206][1248]

 ( ゚д゚)
(_つT

( ゚д゚ )
(_つT


実銃の簡単な解説とか

ゴートン・イングラムが開発したサブマシンガン/マシンピストルの一種
元々WW2時に開発していたサブマシンガンがM3の後継が出るはずだとM4があると仮定しM5SMGはわしのモンや!と作ったM5からスタートしているので実はM10の時点では5作目 M11は6作目となる因みにM5 M6 M7 M8 M9は普通に発展形である
この時点ではアーキアーガアームズ社に所属
だが第三世界の販売を想定した小型で単純なモデルを考案しM10が開発された ステンガンのマガジンを使用しているため当初は9x19mmだった
そしてアーキアーガアームズ社から官給サプレッサーを手掛けるSIONICSに移籍
同社のオーナーのミッシェル・ウェーベル三世は元戦略サービス局のエージェントだったためこれサプ付ければ特殊部隊用SMGとして優秀なんじゃね?とM3ステンガンのマガジンを流用し.45ACPモデルを作り出し
もっと小型のモデルも作ることそして反動を制御しやすくするため弱装の.380ACP弾を使用するM11が開発された
これらはベトナム戦争でも使用例がありそこそこの高評価があるがかなり扱い自体は難しかったとか…
実際使うならCOLT SMGの方が使用感はよかったとかもある

そしてイングラムとウェーベルが共同で1970年に新しく作り上げた会社がMAC(ミリタリーアーマメントカンパニー)である なのでMAC社だと会社が重語になる
75年に倒産するが元社員たちが資産を買い取りRPBインダストリーが設立されたがこちらも1982年に倒産 SWD社が買い取る
更に元MAC技師がまたMACを設立しM10の製造権を手にするもまたつぶれるSWDがまた買い取る
他にもいろいろな会社がいまだにコピー製品を作りだしている

小型のSMGということで警察や警察特殊部隊その他法執行機関からも使用されていたがセミオートでも精度が悪いので誤射が発生したので後に高精度SMGの大定番となるMP5がそちらでは主流となる

なお拳銃として民間にも販売されたが特にM11の初期モデルはちょっと改造パーツを組み込むだけで簡単にフルオートに出来たのですぐに回収し改造対策モデルが販売されている
なお1986年の民間フルオート規制以前の銃の為普通にSMGとして販売されているモデルはそのまま現在でも所持可能である
あくまでも上記の騒ぎは拳銃モデルの場合のみである

現在ではSWDやコブライ社がレシーバー後部を延長したM11を販売している
延長したことで9x19mmが使用できるようになったほかクローズドボルト射撃ができることになったので精度も改善されている


所感

精度はとても悪い…が いうほど絶望的ではない
とはいえ5mで40cmの的を狙った際に10発中7発は当たったが3発は外れた
まぁこんなもん振り回すのはちょっと10m以内と考えれば十分だろう

とりあえずまずストラップを付けよう
先述の通り本来別売りだ


まずストラップのボタンを外す

スイベルを横にする
横にしないと入りにくい

ストラップを入れる

閉じる

サイトピクチャ


ストック展開状態

ストック縮小状態

近影


セミオート状態
トリガーを引くとボルトを引いてなくてもカチって音がする
もしやと思いトリガーとフレームの間に物を挟んでトリガーをゆっくり引いたがフルオートになった
どうやらトリガーメカ自体にボルトの動作をストップさせる機能があるようだ
普通に使う分にはちょっと硬めのトリガーが解放された瞬間一気に柔らかく一気に引かれることになるのでほぼ確実にセミオートになる

フルオート状態

上下どちらからでも回せる
このような中間地帯では基本的にフルオートになるが閉鎖不良が起きて動かなくなることがあるのでちゃんとフルに入れよう

いわゆるRPB社のセカンドモデル刻印

ストック開閉

ストックはワイヤーの部分をつかむ

ぎゅっとすることでロックが外れる あとは倒せば

このように

レシーバー下部のボタンを押して伸ばす

残念ながら最短と最長の二段階しかない

ボルト

クローズ状態

オープン状態
オープンボルトの為このまま発射する
「オープンボルトの銃を投げる奴があるか!」とはガンダムSeedのアスランのセリフ 声はカヲル君でも有名な石田彰
因みに一番好きなガンダムは00

この中間地点が正常な位置
実銃もそうでこれ以上後ろは分解用

ハーフコックのような状態
このままでもトリガーを引けば発射可能

このようになっている

ガスガンオリジナル機構としてボルトストップがある
ハンドガンみたいなホールドが目的ではなく射撃終わりで動作しなくすることが目的なのでマガジンを抜くと普通に前進する
マガジンのフォロワーとノズルが干渉することでストップする
どう見てもジャム まあ実質ジャムと同じようなもんだし
半閉鎖状態よりももう少し先の状態

このようにほぼ閉じかけている

セーフティ

まずトリガーガード位置にわかりやすいライブセーフティを搭載
セレクターとは別になっているおかげで操作しやすい

セーフ状態
実はこのままボルトを引こうと思えば引けるので破損の原因になる
3日に食らいやらかしたゾ

ボルトロックも搭載されている
強制的に前進状態で維持する機能だ

ボルトハンドルを90度捩じるだけ 簡単でしょ?
個人的にはこっちのセーフティを多用することをお勧めする
一番いいのはどっちもかけることだ

マガジン

残念ながら旧式とシステム7モデルでは全く互換性が無いらしい
残念

注入ノズルは奥まった位置にある

これはマガジンに弾を入れるためのいわば漏斗だ

とりあえずまずフォロワーを一番下にする
一応固定されるのだが経年劣化からかちょっと引っ掛かりづらかった
なおこのままやれば空打ちできる

とりあえずリップに漏斗を付ける

あとはBB弾を流しいれるだけ

大きさ

9x19mmと.45ACPを使うMAC10と比べて大幅に小型になったM11だが実際握りこむとここまで小さい
ちょっと大きめの大型ハンドガン(中型オートマチック)と比べられるほどに小さい

特に小指がね… 親指の付け根もちょっと痛い

あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!