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【解説】マルイ MEUピストルを分解 組み立てしてみよう【分解編】

組み立て編は↑

前文

何番煎じ?しらね
俺はな ガバが好きなんだよこのヤロウ だから書いた OK?

今更…でも役に立つ記事だろ?

本題

まずはくそ長い目次だよ


必要なもの


アマゾンで買ったなんかすごくすごい色々なビットが入ったドライバー
中古屋で買ったピンポンチ
ダイソーで買ったプラハンマー
中古屋で買ったコンビネーションプライヤー(念のため)

写真には写ってないけどちょうどいいサイズの段ボール(送られてきた宅急便コンパクトの残骸)

マルイのMEUピストルの説明書

スライドとフレームの分離


まずマガジンキャッチを押しマガジンを抜きま…これまで解説せんとあかんか?そもそも分解やろうとした時点でマガジン普通抜いてないか?

スライドのスライドストップが引っ掛かる場所の後ろにある切り欠きとスライドストップの突起を合わせます

後ろから押します
M1911系列なら指で取れますがMEUはこういう平らなタイプなのでピンぽんちで押し込みます

抜けました
スライドを前に動かすと抜けます

スライド分解 前編

ではスライドの分解に行きましょう

リコイルプラグ リコイルスプリング スプリングガイドの引き抜き

とりあえずビール感覚でスプリングガイドをまずは銃口側に押し込み下に押し下げると

多分抜けます

バレルブッシングを指で押し込み

押し込むと

こうなるので指で引き抜きます

バレルとバレルブッシングの引き抜き

バレルブッシングを指で押さえ正面から見て左へ回します

なれると指で回せるんですがなれてない場合っつーか普通はこれ専用のブッシングツールが箱の弾薬箱を模したBB弾淹れに入ってるのでそれ使ってください

ブッシングごとバレルを前進させると抜けます

抜けました
あたりまえですがブッシングは外しておいてください
ブッシングと滑りをよくするプラ素材は取れますけど交換できる高級パーツもないので完全分解とはいえそれは分解するつもりは毛頭ございませんわよ

アウターバレルとインナーバレルの分離

アウターバレルとインナーバレルはまずこうやって押します

引っ掛かったところで軽くねじるようにすると簡単に引っこ抜けます
金属アウターバレルだとこう簡単にできないものばかりですが

インナーバレル チャンバーユニット関連の分解

極当然のようにネジをまわします

外れました
一応ここ 覚えておいてくださいね

ホップレバーとインナーバレル&パッキンを取りました
因みにホップダイヤルも取れますが取り忘れてます
これは完全にただのミスです

あとはパッキンとインナーバレルを引き抜くだけです

フロントサイトの分離

ネジはモールドでただあり溝にハマッてるだけですので押し込むだけで動きます
故にゆるみやすいので注意

海外製やカスタムパーツは本当にこの部分にネジを使っていることが多いですね

ピンポンチの反対側で押し付けましたが先っぽが太めのマイナスドライバーで押し込むのが多分楽です

仮にあり溝がゆるんだら木工用ボンドで接着か瞬間接着剤を軽く塗ってから乾燥するのを待ってから取り付けます
間違っても瞬間接着剤が乾くまでに取り付けないでください
取れなくなると左右の調整がほぼ不可能になります
滅茶苦茶力を入れて破損するまで叩くことになります

スライド分解 後編

スライドレールの取り外し

見えにくいですがスライドレールはねじ止めされてます
細めのプラスネジ

割と無くしやすいので気を付けましょう

やや内側に捻りつつ押し下げるとこうなる
あとは持ち上げると簡単に抜けます

ピストンの取り外し

まずはファイアリングピンの代わりとなっている六角ねじを外します

外したら少しずつトントンしながら細めのものでネジがはまっていた穴から内側にひっかけて引き抜きます

裏返してスライドを押し広げてノズルを軽くエジェクションポートからおして溝とピストンの凸凹を外します
こうすると浮き上がるようになるので

浮き上がったら後ろからマイナスドライバー辺りで押し下げます(画像だと押し上げてるがまぁスライドを上にすれば押し下げてるから…)


取れました
ピストンにスプリングが乗っているという奇跡
普通は外れてるのに

リアサイトの取り外し

何のことはありません
ただ横にずらし

一旦前に押し下げてから引き抜く

取れました

おかげでスライドはすっからかん
ただのプラスチックです

シリンダーとピストンの分離

まずはスプリングを外してからシリンダーを

うにゅんとピストンから引き抜きます
ここまで引き抜いたらまずシリンダーを上に回転させるように取り外します

ね?簡単でしょう?

ピストンの分解

ピストンを前から見るとパッキンのところにネジがあるので外します
パッキンの制式名称は YリングとYリングヘッドで二つのパーツからなりますがまず分離する必要はないです

外したら隙間にマイナスドライバーをねじ込んで外します

外れましたね
最近の製品やカスタムパッキンなどではネジが無くて\_皿_/みたいな形になっていることもあります
その場合は指で外してからネジを外します

あと下の部分も外せるんですがここ外して意味があるんですかね?カスタムパーツを見た覚えがないんですけど

シリンダーの分解

上から見ると小さなネジがあるので外します

外したら出来れば磁石になっているドライバーならそのままにした方がいいです
無くしますので

先っぽからピンポンチで押し込みます
叩かないでください押してください

外れました

因みに後ろのパーツ 前後間違えておいてます 注意してください

上に穴があるのを確認してくださいね
そうですこいつがネジで止められていた奴なんですね

スプリングとシリンダーバルブです
シリンダーバルブはフローティングバルブとも呼ばれることがあります
固定ガスと違って銃身部を除けばこいつらが一番初速に影響します
これで銃口側とスライド側のガスの消費を管理しているわけです
シリンダーバルブは交換すると流量や動作に差が出ますがこれを好感するのはあまり得策とは思えません
バルブスプリングは柔らかいと早く銃口側が閉じてスライドの動作開始が速くなることでガス消費も抑えられます
逆に硬いと銃口側が閉じるのが遅くなり初速が速くなりますがスライドの動作開始が遅くなりガス消費量が大幅に増加します

スライド分解終了

なおこのまま続けてフレームの分解に移るが、実際の作業ではもっと後に紹介するのスライドの組み立て作業を行ってからフレームの分解に移りました
マジでこれが重要で同時に全部分解とかやると冗談抜きで時間がかかりすぎる&パーツおすぎ(何よ!キーッ!)問題になるので
よっぽど上下にまたがるような大掛かりなカスタムパーツを組み込むとかでなければスライドの分解!組み立て!フレームの分解!組み立て!をやってほしいと思います

フレーム分解 前編


グリップパネル取り外し

因みに錘は取れるので軽量化したいならとってもいい
因みに錘は常用漢字ではないので基本的には重りと書く
錘とだけ書いた場合下手したら中国の武器だと思われる可能性が微粒子

反対側も同じように外す
後無くさないようにネジはグリップのネジ穴に入れておこう

真ん中の部分も下から狂っと回転させるように

取れました

サムセーフティ周りの分離

まずサムセーフティを上げます

スライドがない分いつもより高めに回ります

このときにこのプランジャー関係を取り除いておきます

まぁプランジャーガイドからプランジャー類を取ろうと思えば取れるけど…とる必要ないんでここ… パーツ変えても意味ないんで…
やめておきます

サムセーフティは普通に引き抜いてください マイナスドライバー辺りでこじりとってもよし

簡単に取れます

反対側も引き抜きます

取れました

スプリングハウジング辺りの分解

このへこんだ部分をピンポンチで抜きます…がこれ罠です
抜け止めはこちら側にありますので向こう側から叩いた方が楽なんです…が別にここが多少緩いくらいならそもそもずっとハンマースプリングによるテンションがかかる部分であり抜ける心配はないのでこっちからぶっ叩いて大丈夫です

抜きました

ハンマースプリングハウジングも抜きました

そしてグリップセーフティも取ります

スプリングハウジングのここもドライバーで外すと

ランヤードリングが抜けます 抜いても意味ないんですけど一部マグウェルがハウジングと一体ではなくグリップ側と一体だったりグリップのネジで固定したりするタイプがあったりするので覚えておくと役に立つかもしれません

ハンマースプリングはここのピンを押し込んで抜きます

ピンを抜くと一気にテンションがかかったハンマースプリングとプランジャーが出てきます 飛び出さないように注意

はい 分解しました
ハンマースプリング(メインスプリング)は固定ガスガンだと一番の初速を生み出す部品ですがガスブロだと正直そこまで強くする意味がない部品です
日本の高圧ガス保安法に則ったガス圧では正直ハイキャパRのスプリングですら十分です
CO2カートリッジを使う銃くらいじゃないですかねめちゃつよバネが必要なの

フレームとシャシーの分離

フレームとシャシー(シャーシ)を分離していきます

因みにシャーシ派とシャシー派に分かれますが本来のフランス語はシャシ
自動車整備業界ではシャシが一般的です
逆にメーカー側ではシャシー派が一般的
でミニ四駆などのおもちゃ業界ではシャーシが一般的です
因みにマルイの説明書ではシャーシですがシャシーとばかり言ってるので私はシャシーで通させていただきます

横のネジを抜きます

六角

外しました

フレーム内部にもシャシーとフレームを結ぶネジがあります

外れましたがまだまだやらねばならぬことはあります

横のこの二つのピンは

後ろから押し出します
ピンポンチで押してもいいし 少し押して引き抜いてもいい

写真ではわかりやすくある程度押してから引き抜くことにしてます

ようやくシャシーをフレームから取り出すことができます
因みに先ほどのピンを抜いた辺りでディスコネクターがフリーになっています
途中で落ちてもわかる場所にあればかまいません

ただちょっと注意 ここまで抜けたら銀色の部分
ノッカーロックを抑えてください

そこを抑えながら引き抜きます

引き抜きました

引き抜いた後下に落ちてるのがディスコネクターですね
堕ちた後半回転してら

先ほどノッカーロックを抑えたのはこのノッカーロックスプリングを飛ばさないためです
マルイガバメント系で亡くしやすいパーツ第一位です
実際私のガバ系でもこれを無くすのは一挺に付き2回くらいはあります

ノッカーロックは軽く上から小突きつつ下向きにすると堕ちます

堕ちました

フレーム分解 後編

ここから一気に内部です
カスタムパーツに交換してえなあと思ってるならぜひ見てろよ見てろよ

シャシー分解

シャシーを分解しましょう
まずレール部分のネジを分解します

外れましたこれでカバーが取れます

取ったら軽く構成は覚えておきましょう
この写真を参考にしてもかまいません

ハンマー一式を引き抜きます スリーブ(パイプ状の奴)ごと抜けます

シアも引き抜きますがこちらはスリーブは抜けません

後ろから見るとわかりますがスリーブはノッカートーション(スプリング)の軸にもなっているため強いテンションがかかっているんですね

なのでバルブノッカーを外します

これでノッカートーションとシアスリーブが抜けますがとりあえずトーションの位置を確認したいのでスリーブだけ外して観察しておきましょう

あー…ここに引っかかることでテンションを生み出してるんですね~
こういう風に観察しないと内部の組み込みはわからなくなります
グロックとか他のガスガンにも言えますのでよく覚えておいてください

ノッカートーションを外しました

ハンマー分解

ぶっちゃけ分けて書くほどじゃないんですけどね
ハンマーの分解方法だけ知りたい人もいるんですよ 多分
ハンマーを変えると雰囲気が大きく変わりますからね
なのでスリーブを外すんですがさっき外れなかったですよね答えは簡単
こっち側で引っ掛かるようにできてるんですね

なので上下を逆にするだけでポトリと落ちます
組み立て編でよく見てみますが実はスリーブに段差があるんですがどうやって写真をとっても段差が分かりづらく肉眼ではぎりぎり指の感覚ではしっかりと段差がある程度なんですよね

ここは普通にピンポンチで押し込みます
意外と軽く抜けます

ハイ分解です

マグキャッチ トリガー関連まで分解

三叉のリーフスプリングことシアスプリングを引っこ抜きます
ハンマースプリングハウジングを抜いた時点でフリーになっているのでもう抜けてるかもしれませんが

じゃあこのマガジンキャッチを抜きましょう
小さ目のマイナスドライバーを押し込みながら軽く回します

1/4くらいしか回りませんがこれでロックがかかりました

まず軽くここまで引き抜いたら

上でも下でもいいんで180度回転させます

そして引き抜いたら

こうなってます

またドライバーで回せば外せますが社外カスタムパーツに交換するにしてもこれ自体で1ユニットになってるはずなので分解する意義はないです

トリガーはフリーになっているので引き抜きましょう

トリガー分解

何のことはありません
上のピンをピンポンチで叩いて引き抜くだけです
結構力が要りますのでハンマーが必要です
平たい代で叩くとトリガーバーが曲がりますのでトリガーバーを傷めないように注意してください

引き抜けました

下にもロールピンがありますが分解しても意味がありません
最初これ見たときトリガー調整機能が阻害されとる!って思ってました

なので引き抜いたところ…トリガー調整用の六角ねじはダミーでしたとサ
なので分解する意味はありません
社外品のストローク調整ネジ月トリガーは使う価値はあるとは思います

フレーム分解終了!

後半(組み立て編)へ続く


あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!