G&G GTP9 BLACK/GREY ガスガン エアガン GAS-GPM-T9B-ABB-ECM
借り物というかトリガー組み込みやってって言われた
見ているみんなは自分でやろうね
G&Gあーまめんとのロゴがまぶしい(この時期は比喩表現ではなくマジでまぶしい)
説明書とかはここ
G&G GTP9 BLACK/GRAY
ガスブローバック
おすすめ度
80/100
このテキストデータの作成意義
G&Gのオリジナル拳銃
グロックやHK45や色々な銃を足したような感じ
セーフティが独特でショットガンに使われるクロスボルトセーフティを採用している
台湾警察のグロック19に本セーフティを採用しているためか?ホルスターはUSP/USPコンパクト用ならブラックホークが使える
グロック用は入るのだがマガジンキャッチに干渉してマガジンが落ちるトリガーはグロックの物を加工すれば使用できる
ぶっちゃけライブセーフティがある都合トリガーセーフティが邪魔なので変更してもよいかも初速の安定性が悪いが反動はピカ一
試験環境
屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3
数値関連
初速
かなりマガジンによって初速に大きな差が出たため3つとも紹介する
なおたまに書いているのだが、5発連続で紹介しているのは20発ほど撃って安定した連続5発である
なので実際の安定性とはかなりかけ離れている…ことは最近なかったが今回はとてつもなく多かったので改めて明記する
最小値はガスが明確に減ってきた場合を除く(例えば明確に動きが悪くなる前の3発前は絶対的に初速が減少傾向にあるのでそれは除外)
なお当たり前だがホップの調整は初速調整前に完全にゼロにしてから1/4回転程度にする作業を自身で行っているのだが…(0.2gで所詮抜くのは10m以内なのでホップは小さいほど良い)
ガスガンの性質上いわゆる流速の動作に近く、もっとホップを強くすればもっと初速が速くなる可能性は否めないが基本的に安定性は低ホップでも変わらないと思うんだが…
マガジン1
[77.85][76.80][74.54][73.99][75.82]
初速の安定性は正直かなり悪い
20発の安定した5連続の初速を割り出してもこの初速 他は6x代後半が出るうえ安定しない
最小で66.95 最大で78.93
マガジン2
[68.96][69.42][69.94][69.52][68.41]
こちらのマガジンは初速がある程度以上安定していたがほとんどが68~69代
たまに70代が出るが本当に稀 だが殆ど上記の数値を外れない程度のかなりの安定性を誇り撃ってて安心感があったが…遅いなこれ…
最小67.88 最大72.46
マガジン3
[73.96][73.12][72.17][73.55][74.19]
一見してこの5発は優秀に見えるが一番ちゃらんぽらんなのがこのマガジンだった
なんと最小値65.23(上記の安定した5発の前に出たうえその前も71.43だったので間違いなくガス圧低下の影響ではない) 最大値81.31(これもまた驚くことに上記5発の直後)
他も68~76を行ったり来たりで安定した5発以外はちゃらんぽらんにもほどがあった
実銃の簡単な解説とか
G&Gのオリジナルピストル
グロックやH&K拳銃やFN拳銃からその血脈を色濃く受け継がれている
全体的に一見グロックあじを感じるがよく見ていくとむしろFN Five-seveNやの血を感じる
スライド自体はS&WのM&P9にもどことなく似ている
マガジンキャッチとアンビスライドストップはH&KのHK45に似ている
グロックはトリガーとトリガーガード 一応フレーム前部のレールくらいで要素を見ていると意外と少ない
ショットガンでは広く採用されるが拳銃では採用事例の少ないクロスボルト式のセーフティを採用している
おそらく台湾警察がG19を採用しているためだと思われる
そういやアサシンもクロスボルトだし台湾はクロスボルトセーフティ好きすぎだろ
どちらかというと自分はサムセーフティ派
G&Gは怪怪貿易有限公司という 本来は貿易会社
そのためG&GはGuài Guài(グァイグァイ)という意味となり変人という意味
変人貿易有限会社を意味する
台湾の会社でもともとはマルイのエアガンを輸入して販売する会社だった…
が何をトチ狂ったか製造に手を出し始めて今じゃ世界的なシェアを争うレベルになっている
内部はほとんどコピーだがほかのメーカーより簡単にいろんなエアガンをホイと出してしまう
そしてなんかオリジナルメカとかにも凝りだしてきたりしたのもG&Gだったりしてやばい会社
そんなこんなで日本にも大変注目しておりいち早く日本仕様を作り出してお出ししたので初期のずさんなスプリングカットとかにも無縁で大陸によくあるエイリアングリスなどにも無縁とすごく日本フレンドリー
さすが台湾
台湾加油
所感
説明書とか
サイトピクチャ
フロントリア共に独特な形状で使いにくい印象が強い
視野はリアサイトのお陰で敵が隠れづらいのは利点だが普通に見辛い印象がある
刻印とか
かなり独特のセレーションだがこれがまた使いやすい
設定上は9x19mmを使う
クロスボルトセーフティは慣れると非常に使いやすいが1911系のサムセーフティの様にサムレストとしては使えない
マガジン
一見してグロックっぽいがマガジンキャッチがレバータイプなので前方に切り欠きがあり、逆にボタン用の物がないのでグロックにも使えない
分解!
フィールドストリップは簡単
マガジンを抜いてハンマーを起こしたら
このレバーを下げて
するっと抜ける
グリップ底部にホップ調整ツールがある
マズルは12mm逆ネジという珍しい規格通り越して…なにそれ…
一応G&G公式よりこういうものが販売されている
でもこんなのに2.5kも払いたくないなあという感じはある…
使用しない場合はここにジャストフィットする
グリップの交換はただ下げるだけだが引っ掛かりが強いのでやりづらい
太くなったグリップ
下膨れだけするのであまり好みではない
ホップ調整ツールは大小どちらにも1個ずつついている
フレームの分解は右面のスライドストップのイモネジを外す
こればねが外れやすいから気を付けよう(3敗)
カスタム用トリガー加工とか
ライブセーフティがあるためトリガーセーフティはいらないのでないものを探していたらAPSのトリガーがアマゾンで激安だったので購入
因みにAPSのハンドガンはCO2マガジンは爆発するから嫌いだしアルミスライドしかないので購入する予定はない
そのあたりカーボネイト(ハッチ/KJワークス)はすげえよ
ちゃんとJP仕様にしてるもん
CO2以外もちゃんとハッチがJP仕様にして輸入したうえでSTGA通してるのですごくありがたいがKJブランドは最近見なくなったなあ…
ORGAは物によりけりだけどちゃんとSTGA通す奴はちゃんと材質変えてる
結構しっかりとしたストレートタイプのトリガーだ
トリガーストローク調整もできるので1.4kとは思えない
まずトリガーの4mmの穴をドリルで5mmまでがばがばになるまでズボケオして拡張
4.2 4.5 5mmの順番でドリリアントドラゴンバレッタ
貫通した後も少しずつピストン行動しながら揺り動かしながらドリるときつすぎない程度に削れる
パイプが入るようになった
取り付けたはいいが前方の突起がフレームとシャシーに
後方の右側の部分がセーフティに思いっきり干渉した 左側はセーフティをかけると干渉する=セーフティはライブにできるので安心した
なおトリガーの取り外し取り付けは普通にグロックと同じなので割愛
めっちゃ削りますた
あとはくみ上げて…ばねが飛んだ!ばねが飛んだ!あなたは一人で生きられるわけねえだろ!帰ってぇこいよ!帰ってぇこいよ!帰ってぇええええこいよぉおおおおおお!
思った以上にしっくりくるトリガー
そして少しグロック感が減る グロック用のトリガーなのに
先ほども言ったがこのトリガーはイモネジ式のトリガーストローク調整ができる
最短でこれ
セーフティがかかるギリギリまで詰められる
14mmアダプターでオスプレイサプレッサーを付ける
デザイン的にはいいが残念ながらサイトが低いせいで見えないわ動作が重すぎて不調だわといいところがなかった
アダプターのせいでグロックのコンペんせいたーとかも似合わないのでマジでバレルだけは外れだと思う
だけどこのガンメタメッキの美しさはなぁ…いいんだよなぁ…