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クラウンモデル S&W M586 ガスリボルバー フルサイズカートカスタム エアガンレビュー

10/01更新!

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ガス
おすすめ度
70/100(超お勧め)

正確にはガスM586のフレームと エアコキM586のシリンダーとバレルを備えたハイブリットカスタムでエアコキ用フルサイズカートを装填できる

6インチ銃身!

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エアコキとガスのグリップの仕上げの違いに注目
銃身の長さの違いも4インチと6インチでここまで違うかという感じはある
ラミネート加工は近くで見ると安っぽいが…

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エアコキ6インチを買い足して導入!非常によろしい見た目になった

以下の記述は殆ど4インチ時の記録であるため注意


このテキストデータの作成意義

  1. あぶない刑事ではタカ ユージ トオルがそれぞれ違うものを
    太陽にほえろのラガー刑事が使用するなど警察の象徴的な意味合いを持つ

  2. 当たり前だが日本の警察が使うわけがない

  3. ガガガでもユーロポール時代のヒルシャー(ハルトマン)が二期のアニメで使用(原作では当時からP230SL)

  4. R6Sでも6インチの物をGIGNが使用するが実際はマニューリンMR73なので注意

  5. このように警察が使用するイメージが何故か強い

試験環境

屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3


初速

4インチ
[69.87][70.47][68.84][69.07][70.72]
リボルバーということで6発計ってみたが…(今までは20発撃ってその間の5発を抽出だが今回は6発連続(1発ごとに10秒のクールタイム有)を4回やって その中の安定していた1マガジン(?)で計測)
いや…前からリボルバーにしては安定してるなと思っていたがナニコレ…
ちょっとまってよ…安定性が無いオートマチックくらい安定してるんだけど…リボルバーで2m/s前後って…
これは一発撃つごとにクールダウン…というか暖まり待ちをしていたのだが連射しても6発目が63代という中々の安定性を誇る
リボルバー故にガスの消費量が少ないのがあるがいくら何でも非常に安定性が高い
しかもカート式でこの安定性
因みに同様のカスタムを施してあったM29を持っているがそっちはそれなりに悲惨な結果だったのでこれは個体差だと思われる
だとしてもこれしゅごい…

6インチ
[78.42][78.21][77.88][80.50][78.25][78.00]
2インチ長くなるだけでかなり初速は上がった
まぁ…50.8mmなわけだからそりゃ上がるよなとはうん…
とはいえ一発だけとはいえ80代が出ている辺りで非常に実用的な初速である


実銃の簡単な解説とか

全長 244mm 重量1134g(4インチ)
使用弾薬は.357マグナム .38スペシャル(0.357インチは弾頭の直径で0.38インチは薬莢の直径 元々.357マグナムは.38スペシャルを延長した物の為直径は個体差を除き完全に同一)

S&Wがパイソンを意識しまくって作ったフルラグ銃身が特徴的
M19の特徴であった小柄なKフレームは.38スペシャル用で耐久性に欠けていたため新規にLフレームを開発 一回り大きくなったが耐久性は向上した
S&Wらしい切れの良いトリガーや全体的に完成度の高いフレームはさらに熟成されており
更に世代もたったことで銃身の精度も全盛期のパイソンをも超えている(対してパイソンはガンスミスの仕上げで高級さを保っていったのだが年が経つにつれて熟練のガンスミスが退職して駄目になっていった)

つまるところ文句なしに.357マグナムリボルバーの最高傑作


所感

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サイトピクチャは元からあった溝というか穴にMrカラーの蛍光レッドをすこし塗った
フロントサイトも同じく蛍光レッドを少し塗った
これによりサイトピクチャは非常に良くなった
前から屋内7mなら的に大体あたるからということで今回は依託で5m程で試験してみたが…(依託はどうしても安定する姿勢の為にすこし撃つ位置が違うため短い)
写真を撮り忘れたが…カート式のくせに5cmくらいにまとまってる…ありえない…
所謂超当たり個体という奴では…
ペーパーを写真を撮る前に破棄してしまった…習慣って糞だわ

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フレームはインディのパーカースプレーで塗った
本当はメタルパーカーやキャロムのメタルブルーコートが良いんだろうが

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よく見ると刻印もSWではなくCM(Crown Model)になっている
わりと一瞬は騙される良い偽刻印だとおもう
木目プリントは艶が強すぎるが割と出来自体は良いと思う 艶消しトップコートを吹くと流石に偽物感が出過ぎるがとはいえこれは流石に艶が強すぎる…どうしようか…

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銃身の方はSMITH&WESSONと隠す気なし なお4インチ

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このようにガスタンクはグリップ内部に入っている
プラが厚いため手の暖かさで熱伝導するというのは残念ながらないだろう
ガスルートはビニールチューブだったりと耐久性に不安がある
実際経年劣化でチューブが破れることも多く
前はM19を持っていたが何を隠そうM19がそのビニールの破断で死んだのだ

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メタルカートとプラカート
メタルカートは外部は錆があるが内部は綺麗なので安心して欲しい
実は実験をする限りプラの方が初速が早く安定している
金属の方が滑りが良さそうなのだが…

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プラの方のフルサイズのカートが入っているシリンダー

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そしてスピードローダー
じつはフルサイズのロマンではなくこいつを使うというロマンとリロード速度の実用性のためにフルサイズシリンダーに変更したのだ

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実はスピードローダーはパイソン用に作られているためS&W系統には微妙に合わないようになっている
だがフルサイズカートなら長さと弾頭部分が細くなっていることでちゃんと突っ込むことが出来る
ガスカートの方だと絶対に使えないので注意しよう

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イーストAのリボルバー3.5~4インチホルスター
今は懐かしいサムブレイク式で扱いやすい

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10年近くホルスターの方は扱っているが本当に使いやすい(先代の中身は先述のM19)
プラスチックホルスターの時代になるまではサムブレイクが一般的だった理由がよくわかる

全体的に値段の割に良好でエアコキと2丁かっても1万を切る為非常に良い

最悪エアコキはフレーム側がぶっ壊れたジャンクでも良いし…


あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!