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2011年の雑誌を読みながら④

さん、とか、くん、とか敬称バラバラなのは、他の芸人さんが呼んでいるのが刷り込まれているからなので、お気になさらないでください。あるあるですよね?(は?)さて、続きを見ていきましょう。

8:松尾アトム前派出所 長野県在住、現役りんご農家芸人さんである松尾さんの最近のトピックといえば、1月に日本エレキテル連合・中野さんとのご結婚ですよね~。いや~~~、めでたいっ!タイタン所属の少し前くらいしか私は分からなくて(松尾さんが西口プロレスに関わっている頃には、環境が変わったりして行ってなかった私。アトム前というのは西口プロレスが開催されていた渋谷クラブATOMのことのようですね)、「昔、怪奇 今、文化人」(またの名を阿佐ヶ谷地下怪奇シリーズ)という阿佐ヶ谷産業商工会館地下和室で繰り広げられていたトーク・企画ライブで見るようになって、面白いなあと思うようになりました。松尾さんの何が面白いと聞かれると一言では言い表せない面白さがありますね。(ネタが面白くないというわけではありませんぞ)ご本人が仰る「生き様爆弾」ということなんでしょうかね。その「生き様爆弾」のように、へんてこな造語や独特な言葉の使い方が面白いので、ネタも面白いし、トークも面白いんですよね。全然ご本人は喜ばないとは思いますが、ち○こ例え芸(と私は呼んでいる、形状を言い表すヤツ。)と悪口放射器芸が特に素晴らしいのですよ。ち○こ例え芸は以下のラジオトークで雰囲気を味わっていただければと思うのですが、悪口放射器芸(これは勝手に今、呼びました)は、前回の安藤道場一門会というユンボ安藤さん主催の漫談ライブでトリを務めた松尾さん、活舌の悪い田舎ののほほんとしたおじさんの姿とは打って変わって、M-1決勝のボケの畳みかけかのごとく、畳みかけてて戦士感出てましたね~。M-1決勝と思ったのは、ただ矢継ぎ早に言うのではなく「漫談」として「芸」としての間がすごいのですよ。しびれました。悪口なんですけどね。悪口は置いといて、安藤道場一門会や年末恒例の長尺漫談ライブ「どてさく」で、その素晴らしいヘンテコ言葉軍団を披露すると思うので、見てほしいっすよね。これは本当に伝えたい。言葉が下手すぎて申し訳なさしかないんだけど。そして、この自粛期間にぶちあたって中止となった、幻のユンボ安藤一門兄弟会、元デスペラード・サラミさんとの2人会も復活するのではないかと思うのでそちらも是非に。

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9:ペンチ水尾 ペンチくん、今年の3月末で引退されましたね。東部第33部隊やボボライブやゼウスちかおちゃんのライブなどのインディーズのクレイジーなライブでご活躍されてましたね。東部第33部隊はポップさとクレイジーさとが丁度良い塩梅で、あのライブはメンバー・企画も含めて全部セットで上がってって欲しいなと思っていました。今でもメンバーが少しづつ変わりながらもVスタをメインに開催されているのだと思いますが。モグライダーやスーパーニュウニュウといった、かっちりネタやってライブシーンで人気あるコンビの中でピンのペンチくんがいることで保たれているバランスが私には心地よかったように思います。なんでしょうね、あれ。ちなみに東部第33部隊というのを聞いて、私、ピン芸人さんの名前と勘違いしている時期があったんですよね。SMAに昔いらっしゃった「コンバット第3部隊」さん。もう更新されていないけど、HP貼っておきます。

続く。

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