ドームアーティストとしてのBE:FIRSTが体現された【Masterplan】Day1
彼らの初のドーム公演、Masterplanに行ってきた。
圧巻すぎて言葉にするのがあまりにも難しい。
とにかく、あの3時間を現地で、自分の目で見て、全身で感じられたことを本当に嬉しく思う。
世に言う"神席"で公演を見届けて、印象深かった瞬間を、記憶が薄れてしまう前に例のごとくnoteに書きとどめる。
ということで、キーボードを叩く今は3/2の東京ドーム公演初日の夜だ。
なお記憶に基づくので、必ずしもその瞬間がセトリに沿っているとは限らない。そこだけご注意を。
念願の『Gifted.』そりゃかっこいいよ
実は23年11月のアリーナツアー【Mainstream】の代々木公演にも参戦していたので、演出や流れの大枠は知っていた。
が、一番悲しかった(ネガティブ寄りなニュアンスが出るのはちょっと本意ではないが)のは、『Gifted.』をやらなかったこと。
デビュー曲という特別感も、コレオも曲調も全てすごく好きなので、見れないのは残念だったという思い出が。
前回のアリーナツアー【BE:1】のラストの『Gifted.』が良すぎたって言うのも好きな理由・期待していた理由の一つかも(例のSOTAのMCのやつ)。
ドームではさすがにやるやろ~。とは思っていたが、まさか一発目とは。
出てきた瞬間の強者感凄まじかった。というか何より近すぎた。目測15mくらいか。JUNONがRYUHEIっぽく、RYUHEIがJUNONっぽくなってて戸惑った。
ラスサビのコレオがずっと好きなのだが、近くでずっと好きだった瞬間を見られたことの嬉しさなのか、圧倒的なパフォーマンスのせいか何なのかわからない涙が出た。まだ1曲目のことである。
RYUHEIは宝。才能の再認識
公演を通して、改めてRYHEIは天才なんだなと思った。
もちろん血の滲むような努力を、RYUHEIに限らずメンバー全員がしているのはわかる。
でも彼のパフォーマンスには、努力では絶対的にどうにもできない領域の"惹きつける力"が明らかに存在する。
過去のライブでもそう思う瞬間は何回も何回もあった。今回は距離も近かったため、その確信が強まった。
23年年末にはbestyをざわつかせる騒動を起こし、見ていられないくらい叩かれていてあまりにもかわいそうだった。
これからのパフォーマンスどう見ればいいの、なんていう意見も目にした。自分も若干穿った目で見てしまうだろうなと思っていた。
でもそんな不安も一瞬で払しょくされた。そのくらいパフォーマンスが異次元だった。
近くで見ると全員美しい
花道がめちゃくちゃ近かったので、目測4mくらい先でメンバー全員の歩く姿を見ることができた。
全員美しかった。
かっこいいのはもちろんなのだが、美しいの方が似合う。
ビジュが優勝してた、とかそんな言葉では片付けたくないくらいの雰囲気だった。
なんというか、かっこいいし美しいし、それに加えてキラキラと輝いた雰囲気をまとっていて…と、言語化できないのが残念だが、スーパースターそのものだったのは確か。
難しいことはさておき、ビジュで特筆するとしたらMANATO。
近くで見る彼は美そのものでしかなかった。
余談だが、MANATOが一番自分のあたりを見てくれていたので、最推しになりかけた。
他のメンバーと比べると意外とそっけなさのあるMANATOだが、今回の公演ではすごくファン対応をしっかりしていて、やってんなーと思った。
全てをひっくり返された新曲『Masterplan』
全然予想していなかった。1ミリも。
23年11月の【Mainstream】代々木公演では、全てが終わって、アンコールで当時初パフォーマンスの楽曲『Mainstream』が披露された。
このときの演出は激アツで、簡単に説明すると
『Message』を歌い上げ、皆で挨拶
エンドロールが公演の映像と一緒に流れる
エンドロールの終わりかけで、映像が逆再生
映し出されたセトリ一覧の最後に『Mainstream』が追加され、そのまま曲披露
こんな感じ。
その演出は知っていたので、今回も『Message』披露後に「あ、同じだ。2曲目でMainstreamやってたけど、表題曲だしもう1回Mainstreamやるんだな。」とワクワクしていた。
が、違った。
上記4のところで、"29 Masterplan"という文字が追加された。
アリツアでは1文字ずつ「M」「a」が来て、結果 "23 Mainstream" だった。
今回も同様に「M」「a」が来たので、「Mainstreamキター。これで終わりかぁ。楽しむぞ~」と思っていた。
束の間、次に「s」が表示。「t」「e」くらいで会場爆沸き。
この瞬間本当にヤバかった。間違いなく人生で一番震えた。あの衝撃は映像では絶対に味わえない。本当に立ち会えてよかったと思う。
特に1日目はMasterplanの存在も公表されていない状態だったので、余計に心臓が跳ねた(1日目の終演後に公式で発表された)。
肝心の曲はというと、New Chapterっぽさのある和の感じと、安定のゴリゴリのコレオ、スピーディな歌と桜。この辺の要素が印象深かった。
見ているときは全神経を集中していたのに、人間の記憶というのは儚いもので、24時間も経てばどんな歌だったか全貌を普通に忘れてしまう。
それでも覚えているのは、SOTAがサビで「エム・エー・エス・ティー・イー・アール・プラン」歌っていたのと、同じくSOTAの「もう時間だぜ?」という歌詞・それに合わせた秒針のチチチチという4カウントのコレオ。
あとは終盤の大量の桜吹雪。
マジ痺れた。PVはどんなのになるんだろうか。
しかしここまでどデカいサプライズがあるとは思わなかったので、1か月後の京セラのオーラスでも何かあるのではと期待せざるを得ない。
自分の言葉で紡ぐ一人一人のMC。泣くしかない
終盤、センターステージでRYUHEI→SHUNTO→SOTA→MANATO→RYOKI→LEO→JUNONの順でMC。
ドーム公演にたどり着いた今の気持ちを彼ら自身の言葉で紡いでいた。
みんな感謝や意志、喜び等を噛みしめていた。
RYUHEIはやっぱりたどたどしいながらも、感謝を伝えていた。年末の件もあっていろいろな感情が交錯していたのではないかと思う。お辞儀も深く、真剣そのものだった。
SHUNTOは泣くかなと思っていたら、ニコニコで「音楽やっててよかったー!!!」と。本当に心底そう思っているんだろうなという清々しい表情が印象的だった。
SOTAは感情が爆発。過去のライブであまり泣いている印象がなかったので、モニターに泣き顔が映し出されたときは会場がどよめいていた。と同時に、自分含め周りのbestyも号泣し始める。そりゃそうなるよね。「死ぬまで…」という言葉が印象的だった。死ぬまでBE:FIRSTでいる、みたいなニュアンスだったと思う。芯の強さみたいなものを感じた。
MANATOはやっぱり泣かない。まっすぐ前を見つめて話しててMANATOらしいなと思った。
RYOKIはとにかくアツい。自分はソロアーティストとして世界を目指していたし、俳優としてもトップを目指す。それを言える努力もしている。けど結果BE:FIRSTになり、この7人が大好きで…と自分の経歴を交えたお話だった。
LEOが映し出された瞬間、会場で泣きながらの笑いが起こる。なぜなら、カメラに抜かれた時点で天を仰ぎ号泣していたから。LEOらしいね。一番幸せと言っていた。
JUNONもまさかの号泣。あまり感情を表に出さないクールさがあるから、こちらも会場から驚きの声、からのみんな号泣だった。オーディション当時の道を今日たまたま通って、感慨深かったとの話。泣いてるJUNON美しすぎて、JUNON推しはもう一生推すでしょという感じだった。
メンバー全員のここまでの努力と悩み。葛藤。
キラキラしているけどその裏ではいろいろ苦しいこと、辛いことがあったんだろうなと勝手に想像し、ひたすら泣いた。
数年前までは自分がアーティストのライブで泣くなんて微塵も思っていなかった。
その後に披露された『Glorious』も素晴らしかった。
あんだけ泣いた後なのにみんな歌うまかった。そこは流石だ。
とにかくメンバー全員が誰よりも楽しそうだった
荘厳な曲、かっこつけまくる曲等いろいろあるが、ファンと一体になって楽しむ系の曲はとにかくメンバー全員がこの上なく楽しそうで、その仲の良さと音楽への愛が垣間見えた。
本人たちの口からも「楽しい」「幸せ」等の声は上がっていたが、それを聞かずともわかる幸せそうな表情を全員がしていた。
特に印象深かったのは『Great Mistakes』。
走り回ったり、タオル振り回したりダッシュしたり…センターステージに向かって走る瞬間は超キラキラしていた。尊すぎた。
正真正銘のドームアーティストの風格
5万人を集めることができている時点で物凄いことだが、ドームーティストとしての風格を感じたのはそういう定量的な観点ではなくて、やっぱりパフォーマンスのクオリティとか、わくわくさせてくれる表現だった。
技術的な話で言えば、3時間で29曲を踊りながら歌ってこなし、最後まで全くブレていなかった。
軽々とやっているようだが、ありえないくらい努力しているんだろうなと容易に想像できる。
あとはやっぱり雰囲気。言い表せないが、センターステージで全員に向けて歌を届けている後姿を見ているときに、これがドームアーティストなんだと思った。
この人たちは世界を目指しているというけど、もうその実現は遠くないところまで来ている。
書いていると次々と「あれよかった」「ここ最高だった」みたいなところが次々と浮かんできてキリがない。
眠れなくなってしまうので、メモとして残しておいて、時間のある時にまた書こうかなと思う。
『Set Sail』はめちゃくちゃロックでライブ映えする曲だった
『To The First』と『Kick Start』リミックスがエモすぎ
『Scream』のアレンジはやっぱやばすぎる
SHUNTO意外と腕太くて筋肉質
『Mainstream』の「争う気はないのさ全然」のときのSHUNTOの表情が可愛かった
JUNON足長すぎ
行けなかった人も、行った人も、このnoteで少しでも楽しんでくれたらこの上ない幸せです。
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