物悲しさ
物悲しさを受け取る強さがなくなった感じがする。
遠くの記憶に思いを馳せる、センチメンタルを感じること、感傷的な状態でいること。
それらが美しい夢を魅させてくれ、少し苦く美しく静かな夜として過ごすことが心地よかった。
夢追い人の目をして、現実はあまりみてなかった私へ。私の粘り強さは憧憬し続ける強さだったのだろうな。
今は夢をみるのがつらい。
甘さ半分、苦み半分。
いつまでも手に届かない欲しかったものたち。
少しの苦みだけが残り、抜けたところは現実がポツンと。
次は何を追いかける?
追いかける必要もないか。サバイブ。
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