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輩先

前の職場の先輩が美容室辞めて、地元戻るんだってさ。
本当にお疲れ様ですという気持ちと、影響を与えた責任感からくる罪悪感。

私の憶測でしかないけど、先輩はしんどくてもなんやかんや踏ん張って掴んでいけるタイプで、長いものに巻かれるのも良くも悪くも得意で、あの場所でもう一踏ん張りしたら次のステージが開けたのだと思う。

私自身が職場を辞めた時、いくつか選択肢の中でやっぱりあれがベストだったと思うけれど、誇りをもっているわけではない。
そうする以外の選択肢がが当時の自分にはキツすぎて、当時の自分がその時出来る最善であろう選択肢を選んだまでだった。
今の生き方も誇れる様なものではないなぁ。

私やもう1人の辞めた同期を見て、「人生どうにかなるんだなと思って辞めようかと思うんだよね。取り敢えず休みたいかも。まぁなんやかんや何処かで何かの正社員になると思う。」と言っていたけれど、話していないだけで、見せてないだけで、私も彼女もどうにかなってません。まぁ生き延びているという意味ではどうにかなってるのかもしれませんが。
私は背中を見せられるような誇れるものもないし、自分の価値観にも未だ迷いがあって、ふらふらしています。

とにかく、ふらふらしていく分にはもってこいですが、それなら奥田民生になりたいと願いつつ、奥田民生からはなんだか遠ざかっているような今日この頃です。
ふらふらするにもそれなりのスキルが必要だね。

関わっている以上影響を与えるのは必然で、「この世から跡形もなく消滅したい」とか「はじめから存在しなかったことにしてほしい」とか思う日もありますが、到底叶わないことなので、関わる、関わりあう、影響を受け、影響を与えるということをもう少し深く考えようと思ったというお話しでした。

そこに責任を持つか否かということも含めて。
責任があるとするならば、何かを律する必要を感じるけれど、必要以上に責任”感”は感じなくてもいい様な気もしている。うん、考えよう。


先輩、お疲れ様です。
地元に戻っちゃうのは寂しいけれど、先輩の選択を尊重したいと思うし、先輩が想う様に歩んでほしいな。

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