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視座は高く。答えを求めない。

はじめてのnote投稿。
今日はX DESIGN ACADEMY(ビギナーコース#1)での時間を受けて、感じたことや心に残ったことを記していきます。


「視座を高くもつこと」の重要性

ここでの「視座を高くもつこと」は、大きく2つに分けることができるのではないかと思いました。

① 社会や多様な人々にどういう影響を与えたいのか?(内→外)

ユーザーのニーズが目まぐるしく変化するVUCAの時代、「どのような未来を作りたいのか」というビジョンを策定することが大切だと思います。

ビジョン策定の段階では、ユーザを特定せず、社会善や地球課題といった大枠で捉える必要があります。
一方で、サービスをつくる段階では、ユーザーを特定する必要があり、そこから対象範囲を広げてプラットフォーム化していくイメージを持ちました。(Amazonはもともと本専用の通販サイトだったところから、あらゆる商材を扱うようになり、対象ユーザを絞り込まないプラットフォームになっている。)

この話を受けて、自分は「どのような未来を作りたいのか」ということをあまり考えたことがないなと思いました。

今後自社で「コーポレートブランディング(会社をどう見せるか)」の領域に関わるのであれば、自分の中でもこの考え方を持ち続ける必要があると思います。
ただ考えるだけではなく、経営層と対話ができて、実際のアウトプットに活かすことができそうな自分の環境は、とても貴重なのかもしれないと思いました。

また、仕事関係なく、小さい範囲でも「どんな世界を作りたいか?」という考えを持ってみたいと思いました。


② 外から自分(自分の会社)はどう見えているのか?(外→内)

内部で基準を決めるだけでなく、常に外部の基準に晒されることが大切だと思います。
社内でセールス出向を経験した際にも、外部視点の重要性を感じました。

何もしないと内に視点が閉じてしまいそうな部署にいる自分は、どうすれば外部の基準に多く触れることができるのだろう?と考えています。

手段としては、外の人と話すことが挙げられると思います。これは、「ユーザーインタビュー」「セールスの経験」「社外の知り合いと話す」など、様々な方法があると思います。

「外の人と話す」以外にも、どんな手段があるのか考えてみたいです。

また、ビジョンやパーパスが伝わっているかどうかを確認することも重要だと思います。
顧客や世の中に伝わっていないビジョンやパーパスは意味がなく、ただの自己満足になってしまう可能性があると思います。

(日本人は)ハイコンテクストになりがちであることを自覚し、ビジョンやパーパスが顧客や世の中に伝わっているのかどうか、肌感をもって知ることが大切なのではないかと思いました。


「問いを立てる学び」とは何か?

講義中に、生徒は「答えありきの学び」、学生は「答えは無く、問いをたてる学び」という話がありました。

ここでふと、「問いをたてる学び」とは何なのだろうかと思いました。

『答えはないというのは、"明確な"答えはないということ?』

『となると、何らかの事象に対して問いを立て、自分なりの答えを見つけること?(要は「仮説を立てること」だと認識)』

『「仮説を立てる」のであれば、「検証する」ことも大事なのだろうか?』

『仮説を「検証」しなければ、仮説の「たしからしさ」を知ることができず、もしかしたら絵空事を言っているだけかもしれない』

(これを考えてしまっている時点で、答えを求めている気がする・・・)

結論として、学生(学ぶ人)に求められる姿勢は、
「① 疑問を持つ」「② 疑問に対する自分なりの答えをもつ」「③ 検証してみる」なのではないかなと思いました。


「You must unlearn what you have learned.」と「ディビット・ゴルブの経験学習理論」

「You must unlearn what you have learned.」
新しいことを学ぶときは、覚えたことを全て忘れることが必要である
(ex. スノボを始めるときに、スキーに置き換えて考えてしまう)

「ディビット・ゴルブの経験学習理論」
たくさんの経験を振り返り、他の状況に転用できるように概念化する

新しいことを学んでいるときに、これまでの経験から概念化されたパターンを応用できそうだと感じたら、どうするのが吉なのでしょうか?

『経験学習理論が適用されるのは、一定同じジャンルに属するとき?』(ex. 料理|豚をローストしたら美味しい → 牛や鳥でも同じ?)

『ただ、スノボとスキーもウインタースポーツという同じカテゴリーである。』(実際は、重心の置き方など、両者は全く異なるものである)

『そもそも同じジャンルにしか適用できないのなら、概念化のポテンシャルが最大限に発揮できない?』

『ある程度基礎ができているのであれば、概念化されたパターンを活用しても良いのでは?』(料理の基礎はできているけれど、スノボの基礎はできていない)

初学者が基礎を学ぶ際は、「You must unlearn what you have learned.」が大切になるのかもしれない。(基礎が自己流になるのは危険)


デザインに対する認識は「デザイン1.0」のまま?

デザインという言葉を聞いて、「人間中心設計」「デザイン思考」「UX」という言葉を連想する人は少なく、一番に連想されるのは、「見た目をつくること」だと認識されていると思っています。

このままだと、世の中の人々がデザイン人材をどう扱ったら良いのか分からず、最大限のポテンシャルが発揮できないように感じました。

そのため、デザイナーの活躍の場を広めていく上で、こういったデザインに対する認識を変えていく必要もあるのかなと思いました。


#Xデザイン学校
#Xデザイン学校2022年ビギナーコース
#01ブートキャンプ


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