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旅路のしおり その26

・新チャンピオンを使おう!

 前回予告させてもらった通り«ニーコ»、«ニダリー»、«ポロキング»をスターパワー1の状態でレベル10になるまで使ってみました。(アドベンチャーは基本的に難易度が簡単なものからプレイしています。)

 それぞれのチャンピオンについて感じたことをまとめた後には育成する優先度を示したので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

・ニーコ

 率直な感想を言うと,スターパワー1ではやや厳しいと思います。

 初期デッキには「爬虫類」と「鳥」を持つユニットがそれぞれ«ヒョウザントカゲ»と«冠羽のライオンホーク»しかなく、レベルアップするためにはそれらでアタックする必要があるので早期にレベルアップするのが難しいのが現状です。

«シェイプスプッリッター»は
1,«ヒョウザントカゲ»をコピーしてリソースに変換
2,«ニーコ»をコピーして打点を増やす
3,味方を除去スペルやチャレンジャーから守る
の3つが主な使い方です。
ただ、序盤は腐りがちでなので削除の対象になりやすいです。

(«広がる無限»から天空カードを招来することでレベルアップを早めることができますが、«広がる無限»に2コスト使うので、天空カードのコストが0,1,2コストのカードでないと早くレベルアップすることはできません。そして何よりこれが確実に決まるわけではないので…)

 また«ニーコ»はレベルアップのために擬態せずシェイプスプリッターとしてアタックすることが多いです。それは擬態できるユニットが持つサブタイプは初期デッキの低コストユニットが既に持つ場合がほとんどだからです。

 «ニーコ»の勝ち筋は«ニーコ»のレベルアップに依存しているため«ニーコ»のレベルアップをサポートするパワーやカードを道中集めることになります。
 しかしそうするとどうしてもデッキパワーは落ちますし、デッキのカードを増やすことが«ニーコ»を引きづらくなってしまいます。(なので«墓苑の幽霊犬»でデッキを掘るのが意外と重要だったりもします。)

 ゲームを進めていく中でどのバトルリワードを獲得し、どのカードを消してデッキ圧縮をするのかの判断が非常に難しく、扱いづらいチャンピオンだと感じました。(ただし、«ヒョウザントカゲ»、お前は最高。)

 これらの問題がスターパワー2で解消されるか考えると微妙な気もしますが、«ニーコ»を使うならばスターパワーを2にしてから育成する方がいつも以上にスムーズに行くでしょう。

(仮にスターパワー1で«ニーコ»を4ターン目にレベルアップさせることを考えます。
 4ターン目までに使えるカードのコストの合計が14(4ターン目までのマナの合計10+スターパワーの総軽減4)で、これを使って6枚ユニットを並べるならば、1、2コストのサブタイプ持ちユニットを中心に構築することが大事だということがわかると思います。
 一方で«部族の守り手»はフィニッシャーとして十分に活躍してくれるので、途中で獲得できたらミッドレンジで戦うのにも可能性はあると思います。
 このように«ニーコ»での攻略にはさまざまなテクニックや考え方がありそうなので、イベントのミッションだけ消化した後は攻略法が出るまで放置するのもアリだと思います。)


・ニダリー


※«ニダリー»についての評価を書く上で、以下ではコモンレリックの〈ロストチャプター〉を装備している前提で話を進めさせてください。もし、他にオススメのコモンレリックがあればコメント等で教えて欲しく思います!

«茂みの影»状態で«ニダリー»をプレイしても〈ロストチャプター〉の効果は発動します。


 «ニダリー»は、2ターン目に6|4クイックアタックの«ニダリー»を出せるのが1番の強みです。

 また、スターパワー1の効果でアンブッシュ持ちユニットのスタッツを上げ、«四腕駆動の密猟者»と«草むらの罠»で敵に無防備を付与することで盤面勝負を有利に進めることが可能です。

特に«四腕駆動の密猟者»は«ニダリー»のレベルアップカウントを2コストで2つ進めながら、スターパワーで4|2インパクトになるため非常に強力です。

 難易度が星0.5〜1.5のアドベンチャーでは«ニダリー»を早期着地させることによるアドバンテージで難なく攻略できました。

 しかし、それ以降になるとそのアドバンテージだけで勝ち切ることが難しくなります。アンブッシュのコスパの悪さと敵が使う除去の増加に伴い、ジリ貧で負けたり、接戦の次の試合でネクサスを削られて負けたりする場面も増えてくる印象です。

 また、相性のいいサポートチャンピオンは(どちらも未検証なのでおそらくですが)«ナー»と«イブリン»くらいでかなり少ないと思います。

 したがって、パワーにリロールトークンを割いてスペルや生成したカードのコストを軽減するパワーを獲得し、ゲームの5、6ターン目までに勝ち切る方針で進めるのが無難だと思います。(このパワーに合わせてサポートチャンピオンもピックしましょう。)


・ポロキング

 «ポロのおやつ»とスターパワーにより半永久的に盤面を強化することができ、スターパワーが1でもロングゲームもできるチャンピオンです。

 そし、«ポロキング»のデッキパワーは最初のパワーで〈予想外の閃き〉が引けるかに全てがかかっていると言っても過言ではありません。

これ一つでエピックパワーと同じくらいデッキパワーが向上します。


 «孤独なポロ»や«ポロのおはなし»、«ポロキング»のおやつ各種など生成カードが多く、かつほとんどが低コストなので〈予想外の閃き〉を最大限活用することができます。
 そしてその出力は普通のチャンピオンのスターパワー2に匹敵するほどだと思います。

 その反面〈予想外の閃き〉以外で特別相性の良いパワーはエピックに多く、相性の良いパワーを引けなければ他のスターパワーが1のチャンピオンと変わりません。

 今まで特定のパワーに依存してプレイしていくチャンピオンはいなかったので〈予想外の閃き〉を引くまでリセマラして挑戦していくのが主流になるかは分かりません。ただ、2勝できずにリタイアした場合は次のパワーの選択肢が固定される以上、この方法は少なくとも難しいものではあると思います。

 ちなみに〈予想外の閃き〉を引けなかった場合にスターパワー1で戦えるアドベンチャーの数は«ニーコ»や«ニダリー»と変わらないので、3体の中で特別オススメできるチャンピオンとは言い難いです。

ヒント:個人的にめっちゃ楽しくはある


・まとめ

 新チャンピオンの育成方針として、以下を参考にして欲しく思います。

・かけらに余裕がない&パス未購入の方は…
  «ニーコ»と«ニダリー»を育成
  主に«ニーコ»でミッションを進める

・かけらに余裕がある&パス未購入の方と
 かけらに余裕がない&パス購入済みの方は…
  «ニーコ»と«ニダリー»を育成
  主に«ニダリー»でミッションを進める

・かけらに余裕がある&パス購入済みの方は
  «ニダリー»と«ポロキング»を育成
  主に«ポロキング»でミッションを進める

 ただしチェストから出るかけらの偏りや使いたいチャンピオンがある場合はこの限りではありません。

 そして今回のチャンピオンをリタイアすることなく星0.5〜2.5のアドベンチャーを連続して突破したい場合は最低でもスターパワー2が必須です。(«ニーコ»はそれでも怪しい気もしますが…)

 «ニーコ»と«ニダリー»は新メカニクスを使えますし、«ポロキング»は«ポロのおやつ»でつよつよ盤面を作れるので楽しさはしっかりあります。最近ルーンテラを始めたプレイヤーにも新チャンピオンを使って遊んでほしいですが、今回は普段ランクマッチしかプレイしないプレイヤーにもオススメしたいです!




 今回はここまでにしようと思います。

 新チャンピオンは総じてカードパワーが抑えられている印象で、旅路でもスターパワー1だとスムーズに育成するのは難しいと思います。

 イベントのミッションは全部クリアしたいところですが、最短で終わらせたい方はワイルドのかけらを使ってスターパワーを2まで上げてから進めるのが良さそうです。(かけらをできる限り無駄にしたくない方は前回の記事でまとめたイベント報酬の一覧をご活用ください!)

 ところで話は変わりますが、明日は蟹ちゃさん主催で新エキスパンション最初の会津が開催されます。

 新環境最初でありながら、ルーンテラオープン前の大会でもあるのでいつも以上に面白くなりそうです。ちなみに私は«セイレーンの歌声»を使いま

 では、また次回。

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