アリさんに物申す！

虫を殺生できなくなったという話を以前しました。
「アナスタシア」という本を読んだのがきっかけです。
それ以来、蚊は手で包んで外へ逃してきました。
蚊や、大きめの虫は逃せば良いのですが、我が家には毎年梅雨の頃からアリがキッチンにやってきます。

梅雨が終わる頃には居なくなるので、いつもほかっておくのですが、
今年は梅雨が終わっても帰ってくれません。
今年は私たちが殺生しないことが分かるのか、安心して大胆に動き回っています。

「アリ達よ、君たちは小さいから、わざとじゃなくても、潰してしまう時があるから、それを承知でいてくださいよ。そして、早く帰りなさいよ！」

そんなことを毎日話しかけるのですが、ふんってなもんです。
毎日毎日、せっせと通勤してきます。

お盆休みに姪っ子達が遊びにきた時に、
「アリがおるじゃん」と、指摘されました。
「こちらが、アリです。this is ARI.」
と、しょうがないのでアリを紹介したら、
ワハハ〜〜っと笑ってくれました。
私の笑いのセンスと、生き方を理解してくれる子達で、本当にありがたいです。

そんなアリとの日々ですが、昨夜チャンスがやってきました。
昼夜問わず遊びに来ていたアリ達が、急に姿を消しました。
これはチャンス！
特定していた出入り口をテープで塞ぎました。
やった！これで、間違えて潰したり、体を這ってくることがなくなりそうです。

アリさん達、理解しておくれよね。
また、来年の梅雨においでよ。

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