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『Beep!メガドライブFAN』読者投稿コーナー掲載原稿

2019年9月19日、特定のゲーマーにとって期待すべきゲーム機が発売された。それは「レトロハード復刻」でもあり、2019年5月より始まった「令和」という新しい時代に発売された「令和最初のゲーム機」でもある。それが、

『メガドライブミニ』

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私にとって、メガドライブは思い出のマシンなので、またの機会に語ることにするが、そのハードと同時に関連雑誌も発売された。それが、

『Beep!メガドライブFAN』

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メガドライブの全盛期と共に出版されていた、メガドライブ専門の雑誌『Beep!メガドライブ』と『メガドライブFAN』、ライバル紙であった2紙がこの時代に合体して復刻という、夢のようなことが実現した。

この雑誌は、編集部の方が事前にTwitter上で「読者投稿コーナーを復活するので投稿募集」と告知していた。
そこで私も投稿を出していたが、本誌を見ると…、

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掲載されている。しかし、大幅にカットされていたw
コメントで指摘されているとおり、さすがに500ページの長文は無理があった…、いやいや、確認したら900字程。
読者コーナーって、募集時はどういう方向性で行くのか、長文もいいのか?短いものだけ?など分からないので、「ええいもうパワフルなのを一発出したれ!」と書いた結果。

何はともあれ、編集部の方には、微少ながら参加させていただいたことについて、お礼申し上げます。

ということで、大幅にカットされたこの投稿、原文ままで掲載したいと思う。

『Beep!メガドライブFAN』読者投稿コーナー『Readers Voice』掲載原稿

私がメガドライブに夢中になっていた時期、ゲームを遊ぶたびに思っていたことがある。

メガドライブすげえ、スーパーファミコンも目じゃないぜ!

メガドライブで遊んだ数多くのゲーム、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のスピーディーな展開、『ガンスターヒーローズ』で見せる多関節メカの豪快な動き、『サンダーフォースVI』では敵の高速かつ不意打ちの攻撃に度肝を抜かれる。そして『ガントレット』『ミッドナイトレジスタンス』などアーケード移植でも、音楽の追加やアレンジなどパワーアップした姿を見せてくれる。
ゲームの魅力は、色が多くて綺麗な映像?リアルなサウンド?それだけじゃない、スピーディーでパワフルなゲーム展開、それを見せてくれるのがメガドライブだ!

…と言っても、私は当時、両機種とも所有してそれぞれのゲームを楽しんでいたが、そんな意識があった。
セガは任天堂と常にシェア争いを続けていたことや、メガドライブのゲームには隠しでスーパーファミコンを踏み潰す映像が現れるものもあったり、メガドライブ専門誌の読者コーナーなどでライバル意識を煽るような記事がよく見られたため、ユーザーも自然に同様の意識を持ったと思う。

でもその対抗心、ライバルがいたからこそ上を目指し、時を重ねる度に新しいものを見せようとする、ハード面でもメガCDやスーパー32Xを搭載してデカくなっていく、そんな「上を目指す目的がある」ことがメガドライブの、そしてユーザーであるメガドライバーのエネルギー源だったと思う。

そして今、新規も含めた40本以上のゲームを収録というパワフルな構成で新たに登場する『メガドライブミニ』に対して、私はまた言うだろう。

メガドライブすげえ、Nintendo Switchも目じゃないぜ!

私は、Nintendo Switchも3DS所有して、セガ・エイジスのゲームを楽しんでいる。今のゲーム機を楽しんでいるからこそ、当時に限りなく近い形で「更に上を目指したメガドライブ」を今新たに味わえることに感動を覚えるだろう。
それが、私が当時と今の各種ゲーム機に対する思いである。

掲載されてから思うこと

俺、なんちゅう事書いたんだ…、明らかに文章がおかしいし。と今更思うが、セガのパワーの源って「ライバル心」と、上を目指すために強くなる意識、そんなところにあったと思う。それを語りたかったということ。

というわけで、これから『メガドライブミニ』を、当時のパワーを思い出しつつ、じっくりと楽しませてもらう。

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