Android携帯で実感した、iPhoneの「懐かしさ」
最近、スマートフォンを機種変更した。
私が今まで使用していたのは、2020年購入したiPhone SE(第二世代)。2年足らずで買い替えることになる。
購入当初のツイート(2020年6月6日)
大きいことはいいことだ…で選んだのは
買い替える理由の一つは「画面が小さいから」。
そんなこと分かって買ったはずだが、所有してから実感した、というより、進行してしまった「老眼」のおかげ。
使っていくうちに、だんだん小さい文字が見えづらくなくなってくる、だからといってシステムのフォントを大きくすると画面が狭くなる、更にそれは進行していく。
この辺は、それなりの年齢にならないと分からない辛さではある。
そこで今回購入したのは、画面が6インチ以上あるiPhone12…ではなく、
『OPPO Reno 5A』、つまりAndroid携帯。
私は今までスマートフォンはずっとiPhoneを使用していたが、初めてAndroidを所有することになる。
きっかけは、携帯電話を格安スマホに変えたこと。家族には新しくAndroidスマートフォンを渡すのでセットアップしてたら「ああ、Androidも面白いな」と興味を持った。それが買い替えるもう一つの理由。
Androidの苦労を楽しむ
購入時、まずどの機種を選ぶか、調べるところでで苦労する。
どのようなメーカーがあるか?この機種は画面の大きさがどれくらいか?本体の寸法は?解像度は?カメラの特徴は?機能は?自分にとって最適な価格帯は?
これが全て異なるし、あまりに幅が広いので、全て調べないといけない。
iPhoneはラインナップが限られているので、購入時はあまり迷わなかったが、その反面、価格帯も決まっている。それに対してAndroidは、遥かに広い視野で見る必要があることに戸惑いを覚えた。
でも逆に、メーカーや機種ごとに様々な特徴がある、その中にあらゆる機能がある。それらを見て調べ、知識を得ながら探すのは実に面白い。
その中からOPPO Reno 5Aを選んで購入、アプリも全てインストールからやり直すことになるが、当然iPhoneと同じというわけにはいかない。
この辺も色々と苦労して選んだが、それは後に別の記事として書くつもり。
その中で実感したのは、AndroidはiPhoneよりも遥かに細かい設定ができること。
メールだけを取っても、ロック画面やバナー、バッジ表示だけでなく、添付ファイルがある場合、○○の場合、△△の場合、□□の…と、アプリに限らず、システムなどあらゆるもので細かいパターンが用意されている。
それは逆に言えば、あまりに細かい設定が必用なので、iPhoneよりも遥かに難しい。
Androidは「広くて難しい」。対してiPhoneは限られる分容易で使いやすい、つまり「狭くて易しい」。それがお互いの特徴だなと実感する。
iPhoneで感じた「懐かしさ」
また、先日の記事で書いている通り、私は現在入院中。設定が一通り終わった後だったので使用には特に支障なく、この記事も全てスマートフォンのみで書いている。
今も毎日アプリを試したり、暇な時間を過ごすアイテムになってくれる。入院数週間前に購入してよかったとつくづく思う。
それはともかく、Android携帯に触れて感じた、iPhoneが遥かに「限られる」ことは、むしろ「懐かしい」とも感じる。
それは、過去の携帯電話「ガラケー」を思い出すから。
日本でスマートフォンが普及する前の携帯電話は「フューチャーフォン」と名付けられているが、当時の市場は海外から参入が極めて困難だった。それを、一つの島の中で独自の生態系を保っている「ガラパゴス島」に例えて付けられた通称が「ガラパゴス携帯」、略してガラケーと呼ばれていた。
iPhoneも、Androidに比べれば遥かに限られる、だから独自のものになっていた。そこに、どことなく同じような感覚を覚えた。
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