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ゴールデンステイホーム週間で楽しんだゲーム『CONTROL』『ROBOTICS;NOTES DaSH』

とある影響により、みんなステイホームしようと言われるこのご時世。4月末からゴールデンウィークに突入しても、ネットもTVも「家で楽しもう」という趣旨のコンテンツであふれかえる。
中でも、ゲームはまさにステイホームアイテムと言わんばかりに、ゲーム機が品薄になるくらい売れたり、大型タイトルが期間限定割引や無料配布されている。元々楽しんでいた者にとって、それを喜んでいいものか戸惑う毎日である。

と言っても、この状況を楽しまない手はないわけで、この時期に半額など大幅割引で販売されたゲームをいくつか購入して楽しんでいた。それについて書いてみたい。

味わいながら楽しむゲーム『CONTROL』

巨大な建造物の中、至るところで異次元と繋がる場所がある。そんな混沌とした世界の中で「超能力」を駆使して戦う3Dアクションゲーム。
…と聞いて、何か『幻魔大戦』みたいなものを想像してしまうわけだが、ある意味そんな感覚がある。

プレイヤーは周りの物体を持ち上げ、敵めがけてぶん投げる。敵が撃ったミサイルを捕まえて「てめえが撃った弾をくらいな!」って投げ返す。自分の体を宙に浮かせて空を飛ぶ。更に銃も撃てる、種類もピストル・マシンガン・爆裂弾・ショットガン・貫通弾と多彩だ。これらを使って敵と空中銃撃戦、さすがに飛びながら狙い撃ちはかなり難しいが、気持ちいい。
そして広大な建造物の探索で隠しアイテムや通路を見つける、能力を身につけることで通過できる場所が増える、ワクワクする。

ただ、ストーリーはかなりダークかつ少々難解なSFで、プレイ中は「えっ?なぜ?何言ってるの?」と思いつつどんどん奥深くに進む、そしてクリアしてもいまだ理解できていない部分も多い。
でも、ストーリーはある程度ぼやけたままで「世界を味わいながらゲームを楽しむ」というのが、本作の楽しみ方ではないかと思っている。

青春っていいよね『ROBOTICS;NOTES DaSH』

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こういうのを「ビジュアルノベル」と呼ぶべきだろうか。ゲームとしての要素はほとんどなく、読むのが大半の作品。
前作『ROBOTICS;NOTES』が発売されたのは2012年で、当時はXbox360で楽しんだ。その続編を今プレイして、久しぶり、そして変わってないなあという感じで、物語に浸っている。

本作の魅力は「科学という名のファンタジー」と「高校生の青春物語」の2つだと思っている。
前者について、科学の影響などとかこつけて、ネコミミやらメイド服やらしまいにはBLとか、全部「科学」のせいにして何でもやっちゃえ的な展開で、これを受け入れるかどうかで好みが分かれるだろう。
そして後者「青春物語」について、どうも私は青春とか熱血とかそういうものが好きらしく、同社の「科学アドベンチャー」シリーズで知られる『STEINS;GATE』よりも、この『ROBOTICS;NOTES』の方が色濃く出ているので個人的には好きだ。

また、本作の発売は2019年で、ストーリー上の舞台は、前作の半年後となる2020年夏。ここでは、東京オリンピックで日本が盛り上がった直後という設定で、ああ、こっちの世界ではオリンピックが予定通り開催されたんだと、しみじみ思うものがある。

楽しんだもん勝ち

私はとある持病を持っていて、入院した時は快晴の日も外に一歩も出かけられない状態が2ヶ月以上続くのを何度も経験しているわけで、今はその環境に近い(あれよりよっぽどマシ)と感じているわけだが、だからといって大丈夫というわけでもなく、このnoteで書く気力もなくなっていた。
でも、このおかげでゲームする時間と格安という機会を得られたわけだから、楽しんだもん勝ちと考えるべきか。

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