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Steamゲーム - 2021年7月:STG色々『Rangerdog』『∀kashicverse』『Flowing Lights』『ギンガフォース』

6~7月にかけてプレイしたゲームの中で、STGをピックアップ。
ここで挙げたゲームは、後にこのまとめ記事に追加予定。

Rangerdog

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アーケードの『パロディウス』シリーズをモチーフにした、「犬」がレンジャー部隊となって宇宙を救うという横STG。
本作は日本のマンガ家の方が全て一人で製作したとのことで、ドット絵の映像は実に鮮やかな色彩で描かれている。

その中で、回転寿司のステージでは流れてくる寿司を避ける、工事現場のステージでは柱を倒して道を切り開く、ボス戦などでは画面の回転機能を使って攻撃してくるなど、『パロディウス』の要素を再現しながらオリジナルのギミックや演出が満載で楽しませてくれる。

最初から最後まで制作者の『パロディウス』愛とSTG魂が込められている。

∀kashicverse -Malicious Wake-

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STGに「コマンド技」を取り入れたスタイルが特徴の、縦スクロール弾幕STG。
スタート時から敵は驚異のスピードと画面を埋め尽くす弾を放つ、それに対してコマンド技で「脅威に対して脅威で返す」迫力がある。

ただ、ルールを把握するため最初はチュートリアルを試すが、

「敵を倒すなどで『メソッドゲージ』というものを溜めてからコマンドボタン&レバー入力でコマンド技。発動中に更にコマンドを入れたら更なる攻撃、そして更に…、と、次々と技を繰り出す。コマンドは↓↓&ボタンでロックオンレーザー、↓→で…、続けて2回ボタンで…、ああもう分からん!」

だった。
でも、レバーとボタンの組み合わせで色々な技を出せるので、とにかくレバー動かしなからコマンドボタンを押せば何かが発動する。だからまずは勢いでいけ!という「難解に対してパワーで返す」スタイルも魅力。

Flowing Lights

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3D斜め視点見下ろし型の「パズルSTG」。
ステージには弾を撃ってくる敵が数匹、それを殲滅すればエリアを抜けてクリア。でもこの星は重力が強く、坂があればショットは流される。その「重力で湾曲するショット」をいかに駆使すれば敵を倒せるかを考える。

こういう、STGでパズルに重点を置くという挑戦的な試みは好きだが、映像や音楽などが地味すぎてちょっと寂しい。
そんな、挑戦的だけど色々足りないので応援したくなるゲーム。

Ginga Force - ギンガフォース

ゲーム中にボイスによる会話が挿入され、ゲームとドラマを同時に味わう「ドラマティック縦STG」と銘打つゲーム。

本作は昨年Xbox Oneなどで発売された『Natsuki Chronicles - ナツキクロニクル』の前作に当たるもので、ストーリーにも繋がりがある。

私はXbox360版の発売時にプレイしていたが、ゲーム中に流れる会話が、敵ボスが女の子で「うえ~ん、やられたくないよ~」とか、主人公が「お前の鼻をへし折ってやるぜ!」とか、雰囲気が合わないものや真面目にネタセリフ言われて笑うとか、そんなのが延々と流れるのでイマイチという印象だった。

でも今回、『ナツキクロニクル』をやり込んだ上で改めてSteam版をプレイすると、当時ほどの違和感はなかった。結局『ナツキクロニクル』くらいのセリフがちょうど良くて、それを味わったのがいい結果になっているらしい。

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