中判カメラ・ロクロク物語 その9
割引あり
この記事はシリーズ物なので、よかったら「中判カメラ・ロクロク物語」別記事も御覧ください。
いまも恋しいアスティア
思春期に生き別れになった初恋の人を、何十年が過ぎても慕い続ける如きことかもしれません。廃盤になった、富士フイルムのアスティアというポジフイルムの発色が、いまも好きです。
フジのデジタルカメラにはフイルムシミュレーションという機能があり、アスティアの発色をデジタルで再現してくれる……というのだけれど、ポジフイルムを光に透かして鑑賞する、あの感覚までは再現できません。
ロクロクの場合、いまはスマホで白い画面を出しておいて、その上にポジフイルムを乗せると、いい具合に鑑賞できます。透過光で見るポジの美しさというか、あの格別な味わい、デジタルでは再現不可能です。
秋の気配を感じつつ
大元のポジフイルムが行方不明で、スキャンしたデータも小サイズの画像しかなかったので、ちょっと小さめなのは御容赦ください。
この日は暑かったけれど、吹く風の様子に秋の気配を感じたものでした。
おわりに
この記事は実質無料です。わざわざお買い求めくださらないで大丈夫ですけれども、投げ銭として買ってくださると嬉しいです。
追記
現在、ロクロクの中判カメラを主人公に据えたフォトストーリーを制作、先日、公開しましたので是非御一覧のほどを。
フォトストーリー『スクエア』閲覧無料です。
謝辞
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