「休憩」 写真を組む086
そもそも組写真って?
組写真とは、何枚かの写真を組み合わせることです。組むことでドラマを表現するものであって、一枚のなかにドラマを詰め込む単写真とは撮り方も違ってきます。テキストをつけないとストーリーと呼べるほど複雑な状況を説明しづらいですが、写真を組むことで状況の「流れ」は創れます。
作例を御覧ください
私なりの流儀ですけれども、紙媒体になぞらえ、横長の一段分を本の左右見開き2頁に見立てたうえで、マンガの様なコマ割をします。横書きの本をめくる感覚で左上から右下へ順番に御覧ください。
*画像をクリックすると大きくなります。
町外れの一軒宿
被写体さんが撮り手を募集していたのに応じて撮りました。とある田舎の町外れにあるホテルで撮っております。窓は目隠しされていましたが、開くことも出来るようになっていて、開くと中庭から自然光が少し入りました。ストロボだけで撮るより断然良いので、窓を開けたまま撮りました。覗き見されるかもしれないけれど、被写体さんが「大丈夫」というので、遠慮無く撮ってましたが、エアコンの効きが悪くなってチョット寒かったかも。
あの講座が帰ってくる
私が写真の組み方を学んだ「虎の穴みたいな講座」が、20年の歳月を経て帰ってきます。
腕に覚えのある人にこそオススメします。ある程度の技量に達した人に、的確なアドバイスができる人は滅多にいませんから。
厳しさは少し緩和されて、撮影タイムが一人3分から5分に。撮影後に組む作業は慣れた道具の方が良いので、自前のノートパソコンを持ち込むことを推奨します。
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