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「名湯」 写真を組む080

そもそも組写真って?

 組写真とは、何枚かの写真を組み合わせることです。組むことでドラマを表現するものであって、一枚のなかにドラマを詰め込む単写真とは撮り方も違ってきます。テキストをつけないとストーリーと呼べるほど複雑な状況を説明しづらいですが、写真を組むことで状況の「流れ」は創れます。

作例を御覧ください

 私なりの流儀ですけれども、紙媒体になぞらえ、横長の一段分を本の左右見開き2頁に見立てたうえで、マンガの様なコマ割をします。横書きの本をめくる感覚で左上から右下へ順番に御覧ください。

*画像をクリックすると大きくなります。

2005年3月撮影

ぬるま湯にドップリ

 いまはなき電子書籍サイトRopLibで活動していた時期の撮影です。夏ではない時期に水着撮影するときは、温泉ロケに行くのが常でした。露天風呂で自然光がタップリ入って、湯の温度が低めで長く温泉に浸かっていられる、まさに理想的な穴場でしたが、残念な事に山崩れが起きて土に埋もれたので現在はもう存在しません。

 長く浸かっていると、だんだん被写体さんの肌が火照ってきて、ひときわ艶っぽくなるので、好きなロケ現場だったのですがねぇ。

あの講座が帰ってくる

 私が写真の組み方を学んだ「虎の穴みたいな講座」が、20年の歳月を経て帰ってきます。

 腕に覚えのある人にこそオススメします。ある程度の技量に達した人に、的確なアドバイスができる人は滅多にいませんから。

 厳しさは少し緩和されて、撮影タイムが一人3分から5分に。撮影後に組む作業は慣れた道具の方が良いので、自前のノートパソコンを持ち込むことを推奨します。

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