中判カメラ・ロクロク物語 その11
この記事はシリーズ物なので、よかったら「中判カメラ・ロクロク物語」別記事も御覧ください。
ボラ代わりにデジカメを
いまはポラロイドと言っても若い人に通じない場合もありますが、チェキみたいなインスタントフイルムのことです。フイルムカメラの時代にプロが試し撮りするために使っていました。コストがかかるので、やたらには使うことが出来ません。入射光式露出計で測ったうえで、答え合わせするために一枚ポラロイドで試し撮りするという感じでした。
私はプロと名乗れるほどの者でもないし、なにぶん趣味の延長でしたからそんなに経費をかけられません。ポラロイドでの試し撮りを「ボラを切る」とか「ボラを引く」とか申しましたが、私の場合はデジタルカメラで撮ってボラ代わりにしていました。これなら経費はかかりません。
「だったら全部をデジタルで撮ればいいだろう」
そう思うかもしれません。ごもっともではありますが、まだデジタルでは中判カメラに太刀打ちできなかった時期のお話です。いまは中判デジタルもありますが私にとっては高嶺の花で、とうてい手が届きません。そんな貧乏くさい理由で中判とデジタルを併用していたのでありました。
組み写真を御覧ください
大元のポジフイルムが行方不明で、スキャンしたデータも小サイズの画像しかなかったので、ちょっと小さめなのは御容赦ください。
このとき、デジタルでも本腰を入れて撮りましたので、デジタル撮影分を別途、御披露しますことを予告いたします。
おわりに
この記事は実質無料です。わざわざお買い求めくださらないで大丈夫ですけれども、投げ銭として買ってくださると嬉しいです。
追記
ロクロクの中判カメラを主人公に据えたフォトストーリーを、公開中ですので是非御一覧のほどを。
フォトストーリー『スクエア』閲覧無料です。
謝辞
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