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中判カメラ・ロクロク物語 その13

シリーズ物です

 この記事はシリーズ物なので、よかったら「中判カメラ・ロクロク物語」別記事も御覧ください。

まずは作例を御覧ください

 例によって組み写真を御披露しますが、今回はコマ割りなしで上から下に順番どおり御覧ください。

2004年6月撮影

アナログは気合いと根性

 デジタルならば何度シャッターを押してもフイルム代はかかりませんが、銀塩写真は当然ながらかかってきます。ましてや中判ともなれば、財布への負担は大きいのであります。

 ロクロクの場合、ブローニー1本で12枚しか撮れません。

 私は同じ場面で三回ずつ撮るようにしていて、一本のフイルムで四場面、そのなかに一枚くらい良いのが入っているように、念じながらシャッターを押していました。フイルム五本を使って四枚組の組写真を組もうとなると、行き当たりばったりではダメで、写真の向き、ヨリとヒキなど、いろいろと思案しながら撮ってました。

 考えて撮る。

 それが私のスタイルで、デジタルを使う現在も同じです。

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