松嶋 優太

株式会社Spotlight 代表取締役(https://spotlight-biz.co.jp/) 『M&A費用を最小に。PMI成果を最大に。』の理念の下、M&A、PMIおよび経営承継に関する伴走型コンサルティングサービスを展開しております。

松嶋 優太

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最近の記事

(お知らせ)昭和女子大学 会計ファイナンス学科様にて「ビジネス・ファイナンス」講座の講師を担当させて頂くことになりました。

 この度、2024年度秋学期で「ビジネス・ファイナンス」の講座を担当することになりました。内容は、「資産形成コンサルタント」という日本証券アナリスト協会が提供している資格に関する授業となります。  一般教養としての金融知識(資産運用の意義・金融機関における職務倫理)から専門的な金融知識(現代ポートフォリオ理論・株式および債券価値の算定)、時事的金融知識(NISA、年金制度、外国株式、ファンドラップ、外国投資信託、etc.)について網羅的かつ入門レベルとして学ぶことができる「専

    • 経営企画シリーズ⑥:Main topic:経営企画としてのM&A実務_M&A Strategy(2)

       本記事では、経営企画の実務担当者として、M&A方針の策定に関する実務の流れを記載致します。次の記事では、各実務における詳細な業務内容について(そのイメージを把握することを目的として)詳述致します。 前回の振り返り M&Aは経営戦略(もしくは事業戦略)を達成するための手段でしかない旨を説明致しました。もっと言うと、内製化・アライアンス・M&Aという手段を相対評価することで、初めて、M&Aの意義を見出すことができ、失敗を防ぐことに繋がる旨も説明しました。  ※前提として、そも

      • 経営企画シリーズ⑤:Main topic:経営企画としてのM&A実務_M&A Strategy(1)

         今回より、経営企画職の実務に関する記事を投稿していきます。テーマはM&Aです。M&Aの第1回目の記事では、M&A方針の策定に関する概要について記載いたします。 Main topicの前提条件 M&Aの実務について解説するに当たり、企業成長フェーズの前提を置きたいと思います。具体的には、中堅企業(イメージ;組織規模100名程度以上)から大企業へと企業成長を目的としてる企業を想定します。  ※下記リンク先の「第4段階」に位置する企業が該当します。 第4フェーズは経営戦略/事

        • 経営企画シリーズ⓪:Index:経営企画職×"n"で整理する企業成長施策

          Theme(テーマ)Who:経営企画職の方、転職される方、経営企画職を採用しようとしている経営者・人事担当者の方々向け What:経営企画職の仕事の定義・ミッション/ロールの持たせ方・具体的なプロジェクトに関する経営企画職が担うべきタスク等 How:下記"Introduction"と"Main topics"に分けて記事を掲載 Feature:一般論を記述する際には経営学で散見される概念を援用(援用する概念は主観的選択しています)。自身の業務経験を交えて記述する際には、

        • (お知らせ)昭和女子大学 会計ファイナンス学科様にて「ビジネス・ファイナンス」講座の講師を担当させて頂くことになりました。

        • 経営企画シリーズ⑥:Main topic:経営企画としてのM&A実務_M&A Strategy(2)

        • 経営企画シリーズ⑤:Main topic:経営企画としてのM&A実務_M&A Strategy(1)

        • 経営企画シリーズ⓪:Index:経営企画職×"n"で整理する企業成長施策

          経営企画シリーズ④:Introduction:企業の成長フェーズと経営企画職の役割

           今回で、経営企画シリーズのIntroductionは終わりです。  前回は、知識労働者(ナレッジワーカー)の仕事の役割を整理して、経営企画職の仕事の定義を明示しました。  今回は、企業の成長フェーズを一般化し、"ベンチャー企業"・"中堅企業"・"大企業"における経営企画職の役割を明示します。 企業の成長フェーズの一般化 経営論点は個々の企業で当然異なりますが、一般的な論点について指摘する概念について「グレーナーの成長モデル」が存在します。 第1段階について 一般的にス

          経営企画シリーズ④:Introduction:企業の成長フェーズと経営企画職の役割

          経営企画シリーズ③:Introduction:ナレッジワーカーの定義

           前回は、経営企画職の定義を、経営者(陣)の時間的リソースに着目して、記載しました。  今回は、"知識労働者(ナレッジワーカー)"の定義を援用して、経営企画職の定義をより具体化します。  次回の記事では、企業の成長フェーズを一般化し、ベンチャー企業・中堅企業・大企業における経営企画職の採用要否・要件について分析します。 ナレッジワーカーの定義 下図は、一般的なナレッジワーカーの仕事の流れ(ワークフロー)を表しています。  経営者(陣)も当然ながら、ナレッジワーカーに属します

          経営企画シリーズ③:Introduction:ナレッジワーカーの定義

          経営企画シリーズ②:Introduction:経営企画職の定義について

           前回は問題提起として、経営企画職の仕事の定義の不明瞭さや、再考するべき論点を列挙しました。  今回の記事では、経営企画職の定義を明確化します。 経営企画職の定義 まずは、結論は以下の通りです。  抽象的な定義ですが、この定義が持つ示唆は非常に強力です。理由は、企業価値の増減に直結している定義であり、経営企画職を採用する要否/要件定義を企画するための基礎をなすからです。  まずは、そもそも、企業経営における経営者(陣)の経済的価値を再考します。 経営資源としての経営者(

          経営企画シリーズ②:Introduction:経営企画職の定義について

          経営企画シリーズ①:Introduction:経営企画職の必要性に関する疑問・論点

          問題提起:経営企画職の仕事とは何か? 経営企画職の求人票を見ると、次のような条件・内容が散見されます。  経営企画職の仕事内容について、具体的な求人票の記載例を見れば、異論は無いと思います。  しかしながら、営業職や製造職、ITエンジニア(フロントエンド・サーバーサイド・セキュリティ等)などのように「核となる職務概念」を認識し、具体的な仕事内容を想起することは、難しいように思います。  この難しさは何に起因するのでしょうか。  また、以下のような求人理由が散見されます。

          経営企画シリーズ①:Introduction:経営企画職の必要性に関する疑問・論点

          PR TIMESにて弊社の新規サービス「M&Aファシリテーション」についてリリース致しました。

          PR TIMESにて弊社の新規サービス「M&Aファシリテーション」についてリリース致しました。

          自己紹介と会社紹介(略歴と起業経緯のご紹介)

           はじめまして。松嶋 優太と申します。  本記事にご関心をお寄せいただきまして、誠にありがとうございます。  私は1989年生まれで、サラリーマン経験(VC→FA→事業再生コンサル→経営企画×2回→中小企業経営者)を経て、2024年に株式会社Spotlightを設立いたしました。  「M&A費用を最小に。PMI成果を最大に。」(*1)の理念の下、既存のM&A仲介業をアップデートした「M&Aファシリテーションサービス」(*2)を中心に、経営承継・M&A・PMIまで一気通貫で伴走

          自己紹介と会社紹介(略歴と起業経緯のご紹介)