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Consuting report marronnier No1

「正しさについての正論」

お馴染み、課題解決を目指しておりますと、時々不思議な議論に対峙する事があります。「そのアプローチは正しくない」そういうマネージャーのご指摘です。第1回目のconsuliting report marronnierは、今日全国の、「マネージャーから正しくないことでお叱りを受けてしょげている人」を応援するです。しょげるなよ。

(結論)
1.正しさは成果とは無関係である。
2.マネージャーは「貴方が成果を上げるであろうアプローチはこのようなものであると私は思う」と具体的にそれを示すべきであり、怒られるいわれはない。

                      以上論証終わり

では、反論が目に見えているので、少し屁理屈をこねましょう。

1.正しいものは正しいのだという理論

もちろん正しいものは、正しいのです。
ただ、正しさとは何らかのルールや基準に従って行動しているという事です
しかし、そのルールや基準は課題解決や成果と正の相関を持つとは限りません。むしろ、逆相関のケースが多いとも言える訳です。
ルールや基準は社会の公平性や安定性や倫理性を重視するからです。

2.正しさは過去の成果の蓄積であり、人類の英知として成果と正の相関を持つ可能性が高い

基本的人権よりも利益が優先されるような現在の状況では、これも有りそうな話ですが、そもそも資本主義よりも前に宗教的な倫理が優先された時代は圧倒的に長く、やはり、これは嘘です。
正しさは、利益よりも、宗教的な価値や倫理観と正の相関を持つ可能性が高いと言うべきです。

3.善なるものが利をもたらすという理論

善なるものとは、前述の宗教的な価値観や倫理観に限りなく近いものです。
これは言い換えるべきです。「善なる行為を行うものは結果として少なく、そのような社会では善なる行為は利益をもたらす可能性が高い」です。
早い話、現在の利益の源泉たる市場は閉鎖系モデルにおいて基本ゼロサムです。そこでは差異が利益の源泉なのです。

4.屁理屈こねるな!駄目なものはダメという理論

駄目なものは駄目という理屈をマネージャーが持ち出すなら、話は簡単です。ではチームの数字は貴方が責任を全部背負って下さい。駄目なものは駄目なら、成果が出ないものは出ない。このような主張が許されるという事です。

5.結論

利益は高度成長が見込めないような市場においては、知恵の戦いです。
差別化こそが利益の源泉です。
頭の悪いマネージャーは見捨てて、新たな差別化策を考えましょうね。良い子の皆さん。

少しトラブルがあって、旧アカウント消して新たに再出発。以前のアカウントフォローされていた方🙇。今度はゆっくりやります。