部活と、広報と


今僕は硬式野球部で広報の一員としても活動している。自分たちの野球をより多く知ってもらえるようにしたり、野球というスポーツそのものに興味を持ってもらえるように活動している。

最近のSNS投稿では、一般の人に向けた投稿を意識していて野球をしている人が身近に感じてもらえるような取り組みをしている。今までの学生野球界の活動からしたら何がしたいねんと感じるようなものが正直多いと思う。

実際にそういう声が指導者の方々にも届いていて、少し前に指導者も交えながらのミーティングを行った。
「内容がひどくないか?」
「野球もっとやれよ」
「身の丈にあってない」
「品質が下がる」
「全く知らない人が見ているのをわかっているのか?」
こういった内容の意見が指導者のもとに届いていた。

確かに、意見そのものはいいも悪いもなく今後の広報活動において重要にしなければいけない点である。ただ、なぜ今までこのような投稿がなかったのか・なぜ最近での活動ではこのような投稿を行っているのかその意図を読み取ってくれなかったことに少し残念な気持ちを持った。

野球部に対する興味を持ってくれるのであれば確かに野球層に向けた投稿だけしていれば全く問題はない。しかし、自分たちが目指しているのは大学・野球界も巻き込んだもっと大きな取り組みである。
野球人気は「する」ということには低迷を続けていてチームを作れないなど今後の日本の競技力に関して非常に大きな問題がある。いかにして、野球をやることに対してハードルを下げることができるのかは今後の重要な課題になる。

また、こういった広報活動は大学を卒業した後にも活きるのではないか。どのように野球部をブランディングするのか、ファンを獲得していくのか等を勉強することのできるいい機会になると思う。様々なアクションを起こして勉強していきたい。


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