「推しチーム」をつくろう! 〜もっと!個性が強すぎるマスコット編〜
こんにちは、SpoLive編集部・小川です。
「推しチームを決めよう!」というコンセプトのもと、先日の記事では主に2019年のJ1チームから、個性あふれるマスコットたちを紹介させていただきました。
が、……実は、更に個性強すぎなマスコットが、J2~3に隠れていたのです!
知れば知るほど愛が深まるJリーグマスコットたちから、今回は4体を紹介します。
1. あの有名ダンスでファンを魅了! /ヴァンくん(ヴァンフォーレ甲府)
ヴァンフォーレ甲府のマスコット「ヴァンくん」は、国の天然記念物である「甲斐犬」のキャラクター。愛くるしい見た目とノリの良いファンサービスで、2013年のJリーグマスコット総選挙では2位にまでのぼりつめた実力者です。
笑いを取ることにも貪欲で、ひょっこりはんのモノマネをする際にはメガネとタンクトップをちゃんと装備するプロ根性。
ここだけ見ると、普通にかわいいマスコットなのですが……見つけてしまいました。
ヴァンくんの……「HOT LIMIT」――――――!!
なぜ?(笑)
怪しい腰つきで踊るヴァンくん。本家よりも露出が多くないですか?
周りのスタッフさんのシャボン玉やうちわなどのアシストが、微笑ましくもあり、ちょっとシュールでもあります。
この動画、完全な出オチかと思いきや、最後まで楽しませてくれますのでぜひ!
なんて笑いに貪欲なんだ、ヴァンくん……!
2. 異彩を放つ、シンプルに強烈な見た目 /キヅール(いわてグルージャ盛岡)
……小刻みに振動するな(笑)
2017年10月にお披露目された、いわてグルージャ盛岡のマスコット「キヅール」は、デビュー前からその衝撃的なデザインで話題になっていたキャラクターです。
「鶴をモチーフにしていること」という条件のもと、一般公募でデザインを募集したところ、応募作品の中で一際異彩を放っていたのがこのデザイン。
公式も「まさか……ね」と思って候補に入れた感じがしますが、蓋を開けてみると採用を決める一般投票はキズールの圧勝……!
正直、予想通りっちゃ予想通りですが……
いや、やっぱり異色すぎる(笑)
どう見ても他の候補者の方が従来のマスコット感を踏襲しています。こんな角ばったフォルムのマスコットが未だかつて存在しただろうか……。
だが、そこがいい!
デビュー戦でこんなに笑いが起きたマスコット、他に居ないんじゃないでしょうか。
ぜひ今後に注目したいマスコットです。
サッカーお上手ですね。
3. 圧倒的すぎる包容力と親近感 /Mr.ピッチ(Jリーグ)
Jリーグ自体にもマスコットが存在します。その名は「Mr.ピッチ」。
スポンジじゃないです。芝生です。
誰もが気軽にスポーツを楽しめるような環境を整え、あらゆるスポーツを楽しめる施設とクラブを作ることを掲げた、「Jリーグ百年構想」のイメージキャラクターを担当しています。
シンプルな見た目から、日常のふとした瞬間に彼を思い出すファンも多く、愛されているのがわかります。
残念ながら、2019年のマスコット総選挙におけるJリーグ代表は「Jリーグキング」に奪われてしまいましたが、根強いファンに支えられて復活する日も近いかも?
4.(番外編)よしもと顔負けの「担架芸」 /一平くん(愛媛FCの熱烈サポーター)
ほぼ見たまんまカエルのマスコット「一平くん」。彼は愛媛FCの試合に度々登場することで有名な(非公式)キャラクターです。
もともと愛媛の飲食店「ゆうゆう亭」のマスコットなのですが、自ら愛媛FCの「熱烈サポーター」として活動。
応援にかけつけた際は、十八番である「担架芸」でファンを笑顔にしてくれます。
そんな彼、近所のフレンドリーなおっさんみたいなゆる〜いノリのTwitterが話題です。
とある事情で現在無職。鉄腕アルバイターの日々。
非公式ゆえ、かなり自由なキャラクターなので、公式ブログではひたすらガンプラについて語っていたりする。
作りながら『なんでオイラこんなもん必死で作ってるの?』と疑問に感じたり、いっぺんに部品を切り取って左右あべこべにくっつけたりと完成までは、山あり谷ありと長い道のりなのだ。作りながらオタマ時代のトラウマがオイラを襲う。その虎と馬が蛙を煽る中、オイラは果敢に立ち向かう勇者である!
ヒィ〜>🐸三三三三三🐎三🐅)))
出典:https://gorogorogzippei.hatenadiary.jp/
憎めない。
非公式だからこそ、毎試合必ず見られるわけではないので、スタジアムで出会えた時の喜びは一層のものとなりそうですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。前回記事よりも紹介マスコット数は少ないですが、キャラの濃さは負けていなかったと思います。
余談ですが、Jリーグチームのマスコットには鳥をモチーフにしたマスコットが多いことを知っていましたか? 地域に根付いたチームが多いため、「県鳥」がモチーフとして使用されるパターンが多いようです。その次に多いのが犬。ある程度モチーフが限られる中でチームごとに色を出していく必要があるのだから、そりゃ個性強くもなる……、ということで、この記事が皆さまの「推しマスコット」&「推しチーム」を見つける手がかりになれば幸いです。それでは。
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TOP画像:あとむさんによる写真ACからの写真