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初心者向け:AJPC2020の戦略とストラクチャー分析

 ※この記事は未完成記事です。DAY2以降の内容はDAY1通過スタックなどの情報を確認次第、追加していきます。

 こんにちは!きょーたろうです!

 この記事では、AJPC2020のストラクチャーを元にアベレージスタックの推移やプレイヤーのアクション傾向から、DAY1からDAY3までのスタック別の戦略や通過に必要なチップ量などを予測し、DAY4への通過を目標に解説していきます。

 AJPC2020だけでなく、ライブのポーカートーナメント全般で使える知識や
プレイの仕方も盛り込んでいます。
 ポーカーに興味がある人はぜひ読んで見てください!

1.はじめに
2.DAY1の分析と戦略
3.DAY2の分析と戦略
4.DAY3の分析と戦略
5.DAY4まで残ったら

1.はじめに

 この記事は、AJPC2020のストラクチャーなどの分析を元に、効果的な戦略や通過スタックの予測を解説する記事です。

 あくまで分析に基づいた解説記事なので、AJPC2020のDAY1以降の通過を約束するものではありません。参考程度にお楽しみください!

 まずAJPC2020全体のスタック量を計算し、それを基にそれぞれの日程を通過するプレイヤーの人数や平均スタック量を予測してみます。

〇全体スタック量:約4000万点
〇DAY1
・各会場通過人数:8~10人
・各会場平均スタック:約12万点
〇DAY2
・各会場通過人数
 →北海道、中部、九州:2~3人
 →関東:5~6人
 →関西、中四国:7~10人
・各会場平均スタック:約80万点
〇DAY3
・DAY4通過人数:8人
・DAY4通過平均スタック:約500万点

※全体スタック量に関して
・DAY1開催数:42回
・各開催エントリー数:32人
・スタートスタック:30,000点
→全体スタック量=4,032万点
(42回×32人×30,000点)
 今年度の大会では、新型感染症対策のためDAY1会場の受付人数を32人に制限しています。
 そのためエントリー数は32人としていますが、招待選手などの参加を考慮していないので、もう少し全体スタック量が増減する可能性はありますが、凡そ4,000万点ほどになると考えられます。

2.DAY1の分析と戦略

開始時平均スタック:30,000点
参加予測人数:30~40人
通過予測人数:8~10人
平均通過スタック:120,000点~150,000点

 DAY1は、各会場で同程度の参加人数になり、総スタック量や通過スタック量にも大きな差は出来ません。
 
 緩やかな序盤から急激に上がる中盤・膠着する終盤という、オーソドックスなサテライト形式のストラクチャー構成になっているので、如何に中盤までにスタックを築くことができるかというのが、重要になってきます。
 
 DAY1は最序盤・序盤・中盤・終盤の4段階に分けて詳しく解説していきます。

○最序盤 Lv1-3
 
 Lv1-3は最序盤のブラインドです。100~300BBを持ってプレイできるので、余裕のあるアクションが行えるでしょう。
 
 このブラインドでは、基本通りタイトアグレッシブにプレイしていれば難しい判断を求められることはほとんどありません。
 全体的にバリューベットを意識すること以外に、考えるべきことは大きく分けてつです。
 
・ブラフ、ブラフキャッチをしない
→リーディングがしづらい初心者などが多く残っているので、無理なブラフやブラフキャッチをすることは避けたほうがいいです。

・ドンクベットにコールしすぎない
→初心者のドンクベットはほとんどの場合、ある程度強いハンドを持っているサインです。
 トップペアやオーバーペアの強さを過信せず、慎重にプレイをしましょう。

・ワンペアのプレミアハンドで飛ばない
→最序盤のブラインドでは、プレミアハンドでプリフロップオールインをするシチュエーションは殆どないです。
 フロップ以降でオールインするにしてもワンペアでは勝っているハンドが少ないので、オールインをしなくていいポットのサイズを考えてプレイしましょう。

○序盤 Lv4-6
 
 目標スタック:80,000点
 残り人数:25~30人
 
 この辺りのブラインドから飛ぶ人が増えはじめます。
 ほとんどのプレイヤーはスタックの余裕がなくなってきて、全体的にタイトにプレイをするようになります。

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