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1月見聞録 【映像編】 -2020-

はろ〜えぶりわん。
いかがお過ごしでしょうか?
世間は新型ウイルスの話題で持ちきりですが、なんかそろそろつかれてきてませんか?

ということで、久しぶりに復活! 月間見聞録!
本当は1〜2月とまとめようと思ったのですが、2月が特に多くて諦めました(笑)。まずは1月分から。もう2ヶ月も前のことからはじめるんかい、というツッコミは総無視で!


プランク・エンカウンターズ -恐怖のドッキリ-(Netflix)

Netflixオリジナルのドッキリ番組。案内人は『ストレンジャー・シングス』でダスティンを演じるゲイテン・マタラッツォ。「恐怖のドッキリ」の名の通り、本当にこわい! 日本のドッキリ番組より予算かかってそう(笑)。オススメは、邪悪なくまのぬいぐるみが暴れる『テディベアの脅威』、クレイジーなバースデーパーティに招かれる『戦慄のパーティ』。全8話、どこから観てもOKです。

それにしても海外の人って、「テッテレ〜!」したらみんな「まじかよ〜! 死ぬかと思ったぜ〜!(笑)」と笑って許してくれる感じがすてき。まじでこわいのに!


つつんで、ひらいて(劇場)

すべての本好きへ捧げる、装丁家・菊地信義のドキュメンタリー映画。仕事への美学が細部まで詰まっていて、ものをつくる人なら隅々まで共感できるはず。動き、音、空気感に余白があって、観たあとは贅沢な気持ちになれます。

この映画に触発されて書いたのがこのnote。
おひまな方はぜひ。


ダウントン・アビー(劇場)

イングランド郊外に佇む大邸宅・「ダウントン・アビー」に暮らす貴族の物語。大人気テレビドラマシリーズの待望の映画化、らしい。私はシーズン6もあるドラマを未視聴で果敢にも挑戦し、多すぎる登場人物が最後まで覚えられずに撃沈した(笑)。京都人にも似たイギリス風「いけず」なジョークの応酬がたまらない。ハリー・ポッターシリーズのマクゴナガル先生ことマギー・スミスや、ドローレス・アンブリッジ役のイメルダ・スタウントンも出演!

見てよこの登場人物の多さ(笑)


セックス・エデュケーション シーズン2(Netflix)

大好きなNetflixオリジナルドラマのシーズン2。おもしろすぎて、配信日に一気見してしまった。セックスセラピストの母を持つ主人公・オーティス。シーズン1では母から聞きかじった知識を駆使し、「経験ナシ」ながらもスクールメイトに対しセラピーを行なっていた彼。シーズン2では自らも「実践」のステップへ足を踏み入れようとする(!)けれど、なぜか自分のこととなると相手の気持ちとしっかり向き合えずに悪戦苦闘。さて、オーティスの行く末は!?

私が大好きで3回は観た第7話、これは全女の子に見てほしい。嘘偽りのない最高のシスター・フッド回。これからの女の子たちはこうでなくっちゃ。


mellow(劇場)

『愛がなんだ』ですっかり大好きになってしまった、今泉力哉の監督作品。花屋・mellowの店主である夏目(田中圭)を中心に繰り広げられる恋愛群像劇だ。登場人物たちの心の機微も、会話や動作の間も、街並みの景色も、すべてが丁寧に描きこまれていてうつくしい。
(夏目含め)「ちょっとズレた変な人」はいるけれど(特に青木夫妻。劇場が笑いに包まれていた)、悪い人はひとりも登場しない。鑑賞後はたとえようのない満足感が胸の中を渦巻く。好きな人に、素直に「好きです」と伝えることの尊さなぁ。あぁ、よかったなぁ。

あと、主題歌がとても良かった。この主題歌を聴くためにもう一度映画が観たいと思ったくらい。


his(劇場)

mellowと同じく、監督は今泉力哉。同性愛者のふたりを主人公に据えるという、監督が「あえてやってこなかった」領域に踏み込んだ作品。田舎でひっそり暮らしていた主人公・迅の目の前に、子どもと現れた元恋人・渚。迅と別れたあと、女性と結婚し家庭を持ったのだと言うが……。

「自分のしあわせと、相手のしあわせが噛み合わなかったとき、どこで折り合いをつけるのか」。観ている最中、ずっと考えていたけれど、明確な答えは出てこなかった。きっとずっと、向き合いながら生きていく命題なんだろう。


2月は怒涛のマーベルシリーズ制覇の旅に出ます。
おたのしみに!


最後まで読んでくれて、ありがとうございます!