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あの日、あの時、なにしてた?

 昨年の今日、2018年6月18日。大阪北部地震があった。

 昼休みに同僚たちと、「そういえばあの日からちょうど1年だけれど、あの日、あの時、なにしてた?」という話になった。地震があったのは8時すぎくらいだったと思う。すでに電車に乗っていた人もいれば、まだ家で身支度をしていた人もいた。私もまだ家にいて、ちょうど着替えをしている最中だった。ベッドの上に座って寝ぼけ眼でいたら激しい横揺れに襲われ、「うわ、でかい!」と瞬間に思った。思うのと同時にベランダの窓を開けた。ひとまず揺れがおさまるのを待っていたら、今度は手元のスマホが急に鳴り出した。その音がこわすぎて心臓がばくばくと鳴り出す。しかも、鳴るタイミング遅いし、、、地震もう終わったよ。

 近畿・四国に住んでいる人はもう耳タコだと思うけれど、もう15年くらい前からずっと「南海トラフがくる」と言われている。あの時も地震直後は「あれが南海トラフの前兆なのでは」とささやかれた。違ったけど。「地震後1週間はさらなる地震に注意」というのは熊本地震経験者から教わった。熊本の時は、大きな揺れの後にさらに大きな本震があったから。

 スーパーから保存食料や水がすぐ消えたことに不安を覚え、くるかもしれない余震に怯え過ごした1週間のことは本当に忘れられない。地下鉄に乗っている時、お風呂に入っている時。どうしてもすぐに逃げられない状況で地震が起こったら? そんなことばかり考えていた。

* * *

 という話を書こうかなと思っていたら、先ほど新潟で大きな地震があった。震度6強だという。テレビをつけたらどのテレビ局も(テレ東系列以外は)新潟の臨時ニュースをやっている。津波注意報が出ている。まずは安全の確保を。火の元には気をつけて、水辺には絶対に近づかないように。二次災害が、なるべく起こらないように、、、

 ここ何日か、気が休まらないことが立て続けに起きている。肩の力をちょっと抜かなければ。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!