【13歳からのアート思考】

【13歳からのアート思考】

どうすれば大人になってからも
アーティストのままいれるか?

「私たちは自分だけのものの見方を喪失していることに気付いてすらいない」

〈アート思考〉
○自分だけのものの見方で世界を見つめ
○自分なりの答えを生み出し
○それによって新たな問いを生み出す

日本の教育が探究の根を伸ばすことをないがしろにしてきたから、アート作品の背景や過程を想像できない。
たんぽぽの地上に顔を出している部分ではなく、土の中の様子を思い描けるようにならねば

根がなければ、花を枯れる
作品だけでは本当のアートとは呼べない

真のアーティストは花を咲かせることに大した興味を持ってない。
根があちこちに伸びていくことに夢中で、その過程を楽しんでるいる。
花は単なる結果🌼

「花職人」
タネや根のない花だけを作る人
他人の定めたゴールに向かって

教育者としては、花職人ではなく
アーティストを育成したい。
ただ守破離という言葉があるように、
花職人という型を見せてあげることも必要。

ほとんどの人が花職人の道を選ぶ
無難、安心感、花を咲かせやすい

◉子供たちという種の
花を咲かせるという意識ではなく、
地下に向かって茎をどれだけ深く、長く、太く、そしてたくさん伸ばしてやるかという意識が大切だ。

茎を伸ばすことに夢中になれる子供も育成

1つの正解を見つける能力ではなく、
さまざまな自分なりの答えを作る能力。

自画像を書いてみる。
どれが一番素晴らしいと思った?
なぜ??
このなぜが大切!!

◉アウトプット鑑賞
そこに描かれているもの、
自分の目に見えているものを
声に出す、口に出しながら鑑賞する

◉カメラの登場により、
目に見えるものを正確に描くという仕事の価値がなくなっていった…
アートにとっての明確な答えが消えた。
アートにしかできないことは何か?
人間にしかできないことは何か?
現代にも通ずる部分

花職人は他人が作った答えに振り回されやすい

子供たちの美術作品を見たときに、
表面上の上手い下手ではなく、
その意図を聞き出すようにしよう。

目に映る世界は人間の知識は経験によって、
大きく歪められる。
遠近法も人間の視覚に依存している

リアルさとは一体なんなのか?
遠近法は一つの視点から見えている半分の世界
二十世期以降、ピカソたちが描いたのはさまざま視点から、私たちが生きている3次元の世界から捉えた世界感を一つの絵にまとめた。

「リアリティーは君がどのように物を見るかの中にある」

◉多視点から捉え、
自分を通して再構成する。

具象物を描かない絵
音楽を絵にするという発想

作品の背景とのやり取りばかりではなく、
作品自体とも、やりとりすべし!
音楽の場合は自然とそれをしている。
作者の意図とは関係なく、作品の中から自分なりの答えを導き出せば良い

「背景とのやり取り」
「作品とのやり取り」
どちらも大切!
見る人による解釈が作品を新たな世界に広げる。

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