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転職経験者のセミナーで学んだこと

今の時代は転職や複業が少しずつ一般的になってきていますが、私の身近な人には転職をしたことがある人がいないため、とても参考になるキャリアセミナーでした。将来、自分がするかもしれない転職について考える機会にもなったと同時に、就活中の私にもためになる話をたくさん聞くことができました!

6月14日に登壇されたのは肱岡佑さん。

肱岡さんの子供の夢はサッカー選手でした。しかし、現実的に考え始めた高校1年生の頃に人と関わることや子どもが好きであることから何となく教育に興味を持ち始めたそうです。結果的に教育学部に進み、大学時代のNPOでのインターンでさらに教育にのめり込んでいきました。

NPOでは高校の総合の時間を使って高校生と対話をして、彼らが抱えている悩みなどを解消する企画などを行っていたそうです。

就活の軸は「理念に共感できるか」で、どの会社も立派なビジョンんを掲げているので、実際に社員さんに会って話したり制度として理念が実行されているかそうかをチェックしたりすることで確認していました。

そして新卒でキャリアアドバイザーの職につきました。

しかし、10ヶ月で退職することになります。

肱岡さんは「対話」を大事にしていたのですが、ビジネスだからしょうがないとは思いつつも、ノルマを達成することが重視されていたことに違和感を抱いたそうです。

今、就職活動の時の自分に何か言えるとしたら、背伸びしすぎなくていいんじゃない?と言いたいそうです。前提として、あってよかった失敗ではあるけど、気づかないうちにネームバリューを気にしていたり、教育より人材系のコンサルがかっこいい、親も喜ぶだろう、いろいろなことができそう、など思っていたりして自分の価値観から少しズレた選択をしてしまったそうです。人を転職させなければいけないと言うプレッシャーで目の前の人に向き合えなかったのが辛かった、とおっしゃっていました。

新卒採用やキャリアアドバイザーに憧れを持っていたそうですが、現場を経験した上で人生を振り返ってみると、実際に対話をすることが好きなんだと気づいたそうです。

そして、転職活動。

1日に何人とも話していくうちに軸が固まっていき、現在の会社に入社されました。

そんな肱岡さんオススメの習慣は「考えていることではなく感じていることを書き出す」ことだそうです。考えると理性的になってきれいにまとめてしまいますが、感情を書き出すことで自分が楽しいと思うことや気づかぬうちにやっていることに気づくことができます。

-感情が昂った時のこと

-アイディアが浮かんだときのこと

-モヤモヤしたときのこと


慣れていないと感情の起伏に気づきにくいのでは?と思う方もいるかもせれませんが、そんな人には以下の2つがオススメだそうです。


-明日が楽しみじゃないときのこと

-嫌なこと

これらも大きく言えば自己分析ですね。

転職して4ヶ月経った肱岡さんは仕事は前職よりも忙しくなり、疲れたと思うこともあるそうですが、自分の好きな「対話」を重視した環境で働けているので納得感があるそうです。

また、健康でいられる仕事かやりたいけど激務な仕事を取るか、どちらがいいのかと言う質問にに対しては、難しい質問だと言いつつ、キャリアはマラソンで20代でスタートダッシュをした方がいいと言う風潮はあるけれど楽しみながら走った方がいいのかな、と思うそうです。


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