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マスタリングのメモ

今回のEP、マスタリングも自分で行ったのですが、複数の曲をまとめてマスタリングする際の手順を自分なりにメモしながら進めていました。完全に自分用のメモなのですが備忘録代わりにそのまま載せておきます。

マスタリングチェーン

単曲リリース or 数曲まとめて

単曲リリース→プロジェクトファイル内で

数曲まとめて→Ozone内で

Ozone8 stdでは6つしかスロット(プラグイン)が使えない(1つはメーターに使うから実質5つ)。
なのでプロジェクトから書き出す際に-7.0dBのピークリミッターとEQでのM/S処理を済ませる(Pro-Lとbx_digital v3)

Ozone8内での作業
1.マスターアシスタント
2.調整
3.マルチバンドコンプ挿して曲同士のバランス取り
4.マキシマイザーの検討

最終的なチェーンは

EQ
マルチバンドコンプ
ダイナミックEQ
マキシマイザー
(メーター)

となる。ケースバイケースでマルチバンドコンプの更に前にエキサイター、プリアンプ、コンソール等を挿して質感を寄せる。
ex. kreamer master tape, Lindell 80 bus, Ozone exciter, vitamine

マキシマイザー側で味付けのある物を使って質感を寄せる事も検討。手持ちではOzone vintage limiterしか無いが…(ついでに言うと効果がよく分からない)

マキシマイザーに頼る場合1つスロットに空きが出来る。バスコンプ、Ozone stereo imagerあたりが候補。
何もないならマキシマイザーの後ろ、つまり最終段にOzoneのマキシマイザーをTrue Peakリミッターとしてスレッショルドゼロで挿しとくのが安全。

曲同士の間でバランスを取るのはマルチバンドコンプが一番便利。特に低域を抑えるのに使う。
ハイがキンキンしてるのはコンプでもEQでも割とどうにもならない。素直にミックスに戻った方がいい。

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