ステラーラ、君消す。(消さない)

朝青竜のようになってしまった。君消す。

ステラーラ(抗体製剤の類。レミケードとかヒュミラとか他のものもある。)をやめてもいいという提案が出たということだ。


クスリやめようキャンペーン

4月13日、おれはいつものように三カ月に一回の通院に行ってたわけだが、そこで「ステラーラやめてもいいよ」という話をされた。正直毎度の通院の際ステラーラを注射するのが当たり前になっていたのでそりゃ驚いた。
これは二年前の内視鏡検査、および今年3月の半ばあたりにおこなった内視鏡検査のいずれも何も異常がなく、ここまで長期にわたって寛解を維持している患者にはそのような提案ができるものらしい。それほど経過がいいのはよいこと。たぶん。

さらに話を聞くとそこから本当にいったん薬をやめる患者と継続する患者でだいたい半々らしい。「薬はやめれるものならやめたい、どの薬でも。」「毎回の通院で薬をうつ時間節約できるしやめたい。」「もし再燃してつらい思いが戻ってくるのは嫌だから継続する。」「毎回の通院で払う金額変わらない(IBDは難病なので)からやり得。継続する。」
どちらの立場の意見もわかる。

結論から言えばとりあえずはおれはステラーラを継続することにした。やはりやめたときのメリットがもしやめて再燃したときのアレコレを考えたときに少なすぎると考えたからだ。あと多分ないけど特定疾患の医療費補助が取り消されるかもしれないなどとも考えた。

おまえは似たような状況になったときどうする。やめてもやめなくてもあまり変わらない薬は扱いが難しい気がしている。薬はそもそもできる限り少ないほうがいいのはそうだろうが不安を拭えるならそれもまた大事な気もする。
ちなみに抗体製剤を一度やめた後再燃して薬を再開する患者はおおよそ1割~2割らしい。

余談

この日の通院では採血の際なんの恨みを買ったのかいつもより明らかに太い針、多分造影剤とか入れるような針で採血された。春の在庫処分セールでもやっていたのだろう。

また通院の後行くことになる薬局では人の入れ替えがあったのかやけに手際が悪く早い時間でほかに客がいない状態だったのにえらく待たされるなどした。

エレンタールの粉を水に溶かすためのシェイカーも新しいものになったのだが、入る容量が半分になってたりデフォルトで蓋が歪んで閉まっているように見えたり謎の改悪っぷりを見せつけてくるなどしてきた。消費者をあまりなめるな。

帰りは帰りで無理に車道を横断しつつ黄金の右手で謝ってくる若者だったり救急車が来ているのになかなか止まらない車どもに遭遇した。
おまえら、もうちょっと心に余裕をもって生きろよ。


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