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私が獣医師になった理由と今後の目標

私がこの獣医師という仕事を選んだわけは、小さい頃からすごく動物が好きだったとか、獣医のマンガやドラマに影響されたという理由ではありません。

高校生のころ、進路を決めるにあたって特にやりたい仕事がありませんでした。

夢を持てとか、やりたい事を決めろだとか、あれって本当に難しいことだと思いませんか?

やりたい事がある人は良いですけど、自分にどんな仕事ができて、合っているかなんて、学生の時に決めるのはけっこう大変だと思うんです。(笑)

しかし、結局いつかは進路を決めなければなりません。

その頃、私は実家で猫を飼っていました。

とても性格が穏やかで、かわいい猫たちでした。

じゃあ、この子たちが年を取って、病気になったら治療をしてあげよう』

これが私が獣医師を志したきっかけです。

もともと医療には興味がありましたが、とても単純だと思います。(笑)


その後、とても苦労しましたが、何とか獣医大学に合格して獣医師になることが出来ました。

大学を卒業してすぐに、実家の近くの動物病院に就職しました。

そしてそれを待っていたかのごとく、高齢になった実家の猫たちは病気になっていきました。

今思うと、それまでの間、よく大きな病気をしなかったなと思います。(笑)

まだ経験の浅かった私は、いろいろ勉強しながら、実家に行ったり、病院に連れてきたりして治療しました。

そして、最終的には猫たちはみんな旅立って行きましたが、私としては思い残すこともなく、満足でした。

猫たちも、知っている人間に、いつもの家で治療されたりして良かったのではないかな?

と、勝手に思っています。(笑)


そのような理由で獣医師になった私は、これまでに多くの動物の診察や治療を経験させてもらうことが出来ました。

その中で動物の他にもう1つ、助けになりたいものが出来ました。

それは、

動物を亡くした飼い主さんの心です。


そのような思いから私は、ペットロス・ハートケアカウンセラー2級の資格を取りました。

私も一人の飼い主として、大切な猫を看取った経験があります。

今後は獣医師でありながら、ペットロスカウンセラーとして、動物の治療と飼い主さんのメンタルケアまで出来るようになりたいと思っています。






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