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[動詞]set

💡sakazuki様の画像を使わせていただきます。

ありがとうございます。

本日は「[動詞]set」をテーマに書いていきます。

野球選手、大谷翔平。

彼は次々と大記録を打ち立てている。

最近では4月に日本人の大リーグ通算本塁打数の記録を塗り替えた。

それまで1位だった松井秀喜さんの175本を上回ったのである。

僕はそれについて扱った英字新聞を読んでいた。

そこで気になったのがsetの使い方である。

setというと日本語では「〜をセットする」という「設置」たいうニュアンス。

そして「〜と…のセット」という、何かと何かの組み合わせというニュアンス。

この2つが日本語ではよく使われると思っている。

しかし英字新聞においては"set a record"という使われ方をしていた。

この"set a record"には「記録を作る」という意味がある。


つまりsetには「設置する」だけではなくて単純に「つくる」という意味もあるのだ。

どうやって覚えるのが分かりやすいのかと考えてみた。

その結果「set=置く」というイメージを持てば分かりやすいと考えた。

何かを置く→「設置する」
記録を置く→「記録を作る」
置いたもののまとまり→「〜と…のセット」

このように、元を辿れば「set=置く」になる。

日本人に分かりやすい訳を作った結果、意味が変わっていっただけである。

setという簡単なように見えて実は奥が深い単語もあるのだと思った。



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