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to be bound to

💡武@ニイガタ様の画像を使わせていただきます。

本日は「to be bound to」をテーマに書いていきます。

先日、猪苗代湖の英字新聞について読んでいた。

みたことのない表現が出てきた。

文章ごと引用する。

There are bound to be a lot of migrating birds to see.

「たくさんの渡り鳥を見られるはずだ」という和訳の文である。

文の骨格とる動詞群は”be bound to"だ。この表現には「〜する事は必至である、〜するはずだ」という意味がある。

そして"to be a lot of migrating birds to see"は直訳すれば「みるべき渡り鳥がたくさんいること」である。

直訳するとなんだか意味がわからなくなる。

そこで、ここでは"There is(are)~構文"と捉える。

"There is(are)~構文"とは、何の意味も持たないThereをおいて「〜」の部分が主語になる特殊な表現のこと。英語では主語を長くすること自体を嫌う傾向にあるので、主語が長い場合には後に持って来られる。

とは言っても「仮の主語」は置かないといけない。

そこで出てくるのがThereである。

文法用語では「無生物主語」と呼ばれる。

その前提のもと、もう一度上記の例文を見てみる。

「〜」の部分が"to~~~to see"まであって長い事がわかる。

不定詞の"to see"が前の"migrating birds"を修飾している。

「だからみるべきたくさんの渡り鳥がいる」という意味になる。

ちなみにto be bound に似た表現にはshould「〜なはずだ」がある。

こちらも覚えておきたい。

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