コロナになってしまった悲しみをツラツラと垂れ流す。

遡ることちょうど1週間。

10月12日木曜日 夕方4時頃の救急病院にて。
手術後自宅療養していた私はまさかのコロナ陽性判定をくらっていた。熱は37,3℃。頭痛倦怠感あり。来週から体調を見て職場復帰を考えていて、コロナによって週半ばまでずれ込んだとしても10月第3週のうちに復帰する望みはまだ捨てないでいた。

10月13日金曜日の早朝、長女の修学旅行先から引率の先生より電話があった。
修学旅行最終日の朝に発熱し、これから現地の病院に行くとのこと。結果は残酷にも陽性判定。現地の予定を切り上げて付き添いの先生に新幹線に同乗してもらい帰ってくるとのことだった。引率の先生に深く感謝。
しかし、ワクチン接種の効果か、予防を徹底したおかげか今まで一度もかかることなく逃げ切って来たのに、なぜこのタイミング。出来ることなら全日程を楽しんで欲しかった。そしてまともの看病ができず申し訳ない。

10月14日土曜日
熱は下がったものの、吐き気があり麦茶しか飲まない状態が続いていて、座るのも起き上がるのもしんどい状態。低血糖?
なんとか入浴した時に計った体重が33kgで心が折れたのを覚えている。
本来なら今週末から筋トレをスタートさせたかった。リハビリからトレーニングに切り替え更に体重を増やして行くはずだった。注文していた挨拶の菓子折りも届いたというのに。

10月15日日曜日 
心折れつつ食べられそうなものを買ってきてもらい、少しづつ口に運ぶも、麦茶を飲んではリバースを繰り返す。下痢はなく、通常便。苦しいけど、生きるために食べようと頑張る。

10月16日月曜日 夜9時頃  夜間救急病院にて
食べて、吐くを繰り返して、白湯ですら秒で戻してしまう状況に自分の体の限界を感じて病院へ。
入院する事になった。素人目に見てもひどい脱水状態で唇はカラカラ、目眩はひどく車椅子に座っているのもやっと。

点滴を打ってもらってから、あれだけ重かった目眩も楽になり室内の移動は立って行えた。

なんという無力感。麦茶も白湯でさえも消化吸収出来ない私の胃袋に変わって、点滴が体に水分を巡らせる。ついでに吐き気止めの点滴も入れてもらい、翌朝にはちょっと健康そうな表情に。

10月17日火曜日 明らかに胃に問題があると思っていたのだけど、翌朝から食事は少量ずつ取れていた。何故か飲み物が全く受け付けない。麦茶を飲むと胃がひっくり返るんじゃないかと思うくらい嘔吐く。
食べてすぐに動くと嘔吐くので、慎重にベッドに横になる。しかし、徐々に食べられる量は増えていくが、飲み物はなかなか難しい。

10月18日水曜日  本来なら職場に居たかもしれないと嘆きつつも、食事の量も増えてきたが完食ならず。お茶椀いっぱいのお粥と、お茶椀よりデカい小鉢の酢の物を虚無で食べ続ける。どう考えても多過ぎると訴える。


37,1℃の微熱あり。退院について聞かれ吐き気、痰、鼻水の改善が見られないので退院後の飲み薬が欲しい事を伝える。
飲み薬ナウゼリン10mgとカルボステイン500mg処方してもらう。

10月19日木曜日 コロナ解除
最後の点滴2本の最中に一旦切り上げてシャワーへ。点滴を再開し今日もなかなか申し分ない虚無ごはん、なんでこんなに多いの。


夕方15時頃コインランドリーへ。明日10時の退院が決定。
明日退院出来る事になりましたが、治ったという感覚もなければ、吐き気の改善もイマイチ。

この吐き気はコロナよるものか、手術に関係するものなのか、はたまた私は拒食症なのだろうか。
手術入院の時から身内全員に『食べろ 、食べろ』と言われ続けた事への反動だろうか、と悶々として来たので、ツラツラと吐き出しました。お目汚し申し訳ございません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?