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娘に手当てしてもらった話


今日は怪我の話なので苦手な方はここで閉じてくださいね::_( _´ω`)_::プルプル

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今日、仕事を終えて家に帰ると玄関脇に置いているプランターの草が気になった。
連日の雨ですくすく育って草丈が腰の辺りまで伸びているではありませんか。

玄関に荷物を放り出したまま、素手で草むしりをしたのがまずかった。
草を引っ張った瞬間、全身ゾワっと鳥肌が立ち、指に嫌な感触があった。
草で指をざっくり切ってしまったのだ。

放り出した荷物をよけてキッチンに入るとすぐに手を洗った。
今にも滴り落ちそうな血を急いで洗い流して
傷口を見ると親指の腹が横向きにぱっくり切れている。
うわぁ( i꒳i )また景気よくやっちまった~

騒ぎを聞きつけて隣の部屋から次女が様子を見に来てくれた。
「けっこう深い~( i꒳i )」とか泣きごとを言っている間に、急いで棚から絆創膏を出して並べる次女。

薬局の売り場並に充実してるなぁ

傷口を確認し
「大きさはこれでいけるかな?」
と適切なものを選んでクイックパッドを貼ってくれた。

手馴れてるなぁと感心していてふと思った。

そういえば最近、娘の手当てをしていない。
むしろ、そそっかしい私が手当てや看病をしてもらいっぱなしではないか。

次女を出産後に乳腺炎で生死をさ迷い集中治療室に入院して失明して以降、月に一度は40℃近い高熱で寝込んでいた。

それが落ち着いて数年経ってから
月経困難症で月に二日は寝込んでいた。
子宮内膜症とチョコレート嚢胞が見つかり
治療を初めてから9カ月は痛みがない日が無かった。
同時期に甲状腺の病気になり、激ヤセしたりもした。

右足の骨折もしたし、ギックリ腰も4回程やっているし、小さなケガは絶えない日々。

その度に長女と次女がケガの手当てやトゲが刺さればピンセットで抜いてくれた。
動けない時の看病や家事の手伝いなどをしてくれた。

2~3年前にやったギックリ腰の時は
ペットボトルにストロー付きで飲み物を持って来てくれたし、寝たまま食べられそうなお菓子を枕元に供物のように積んでくれていた。

最も古い記憶では長女が2歳、次女は1歳の幼い頃から私の看病をしてくれていた。
熱で横になっていると、いそいそとタオルケットを頭までかけてくれたし、体温計を持ってきてくれた。

もうこれは立派なヤングケアラーかもしれない。

次女は中学三年生の進路に悩むお年頃。
看護師の仕事に興味はないかと聴いてみたら
絶対イヤと食い気味に断られた。

私の面倒だけで手いっぱいなのだろう。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

その他、頭痛や貧血諸々あるけれど、
優しさに支えられてなんとか日々を過ごせています。
生きるって大変ですね。


深く感謝m(*_ _)m


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